★4 | 幕末太陽傳(1957/日) | これだけの人数が入り乱れる話を一気に語ってしまうのが見事。この猥雑さはクセになりそう。 | [投票] |
★4 | 雁の寺(1962/日) | 90度近い仰角視点が出てきて驚く。また、遮蔽物の大胆な利用も目立つ。こういう見せ方は往々にして素人臭くなるものだがそこは川島雄三、圧倒的にセンスが良い。なんとも人を食ったパートカラー! | [投票] |
★4 | しとやかな獣(1962/日) | こういうスタンスで成功している邦画は珍しいと思う。奇を衒うのではなく、ちゃんと意味のある演出がなされている。 | [投票] |
★4 | 女は二度生まれる(1961/日) | 若尾文子のアイドル映画という位置づけでいいと思うが、しっかり映画の画面になっている。カッティングのリズム感が素晴らしい。縦横無尽なカメラアングルと共に映画のダイナミズムを表現する。 | [投票] |
★4 | 夜の流れ(1960/日) | OPやダンスシーンなどの軽快な編集は川島によるものだろう。大人数が画面内で入り乱れるシーンも恐らく川島。それに比べて成瀬は編集テンポが違い過ぎてえらくちぐはぐな印象を受けるが、そこを無理やり一本の映画にまとめ上げている辺りが観ていて結構新鮮で面白い。あと司葉子を筆頭に女優陣が超艶やかに撮られていて眼福。 | [投票] |
★4 | 洲崎パラダイス 赤信号(1956/日) | 繊細な猥雑さ。何かが起こりそうで結局起こらない、そんな感覚が妙にスリリングだ。 | [投票] |