★4 | 生来の善性が刻まれた「顔」たちによる「保護-被保護」の映画。とりわけサンドラ・ブロック、長女リリー・コリンズ、コーチのレイ・マッキノンの顔がすばらしい。キリスト教精神でも南部気質でもなく、彼らの顔こそがその善行ぶりを正当化する。食卓で手を取り合う場面ほか涙なしに見られない箇所がたくさん。 (3819695) | [投票(1)] |
★4 | ぶれない主人公が善意を身に纏うとほとんど狂気の域に接近してしまう不思議。それはともかく、時折ハッとするようなショットや演出が見られる映画であって、さすがにイーストウッド作品の脚本を書いていただけのことはある出来だと思いました。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★3 | 陰の部分、闇の部分を「さらり」とスルーした構成が評価の分かれ目か。ドラマとしての切り込み不足をサンドラ・ブロックのキャラで強行突破、という感もある。 [review] (ぐるぐる) | [投票(1)] |
★3 | こんな邦題にしたヤツらにタックルを食らわしてほしいもんである。67/100 (たろ) | [投票(2)] |
★4 | 何か酷いことが起こりそうな不穏なフラグか至るところに立っているのだが、そういった要素に安易に頼って過度にドラマティックにしていないところが素晴らしい。かと言って甘々のウェルメイドというわけでも全然なく、誠実なドラマづくりが感動を誘う。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★5 | ヘタすれば鼻持ちならなくなる際どい題材ではあるが、一切脇目を振らない主人公が物語を担保する。そして、その担保を保障するのがブロックのカリスマであり、目力とタイトな衣裳が映画を駆け抜け支配する。オールドハリウッドの残滓の仄甘き香り。 (けにろん) | [投票(4)] |
★3 | リー・アン一家のマイケルのための誠意が、ちょっと金持ちの権力を駆使した展開が際立ち、彼女がマイケルの境遇を心配しているのは伝わるが、彼女のマイケルのための行動振りに見る人が素直に感情移入できるかはちょっと微妙な気がした。 [review] (わっこ) | [投票(1)] |