★3 | スマート彼女。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | これほどの切実さで衣裳に「胸ポッケ」を必要として已まなかった作品は映画史上空前にして絶後だろう。ホアキン・フェニックスも世界のトップアクターたる実力を泰然と見せつけるが、「アクション」以上に必須である「被写体」が欠けた状態で「映画」は成立しようもない。愛すべき蛮勇に溢れた失敗作だ。 (3819695) | [投票(1)] |
★3 | 無菌化されたホアキンとビジュアルを封殺されたスカヨハの反記号性が剣呑さを孕んで一応は物語を牽引するが展開は予定調和。代理彼女が登場するが流して物語を転がすポイントを失した。特筆すべきはOSの声。食えない女を十全に表現し切って完璧だ。 (けにろん) | [投票(1)] |
★2 | エロゲ、ラブプラス、今期の嫁とともに余裕で生きる現代日本人から見ると原始人の映画だ。サマンサは対人恋愛を考えるための方便にすぎない。現実に軸足置きすぎ。アシモフすら読んでないんだろうな。 (ペンクロフ) | [投票(2)] |
★4 | 肝心の彼女(スカーレット・ヨハンソン)が画面に現われないという映像的寂しさ、欠落感は、肉体を持たない彼女というテーマに直結する。そこは意識的な演出なのだろう。その気になれば、劇中のゲームのように、擬似的な映像は用意できるはずだから。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |