★2 | かなりスカした作りで、成りあがりの主人公たちともどもひどく俗っぽい。が、蠱惑的なジャンヌ・モロー、あるいは寂寥感に満ちたビリー・ホリディのプロモ映画としては秀逸。てゆーか、この二大要素がなかったら見てらんない。 (tredair) | [投票(2)] |
★4 | 不二子ちゃん、黄金の七人など、悪女にジャズは良く合う。女に「してやられている」とわかっていながらもハマっていくダメ男の話は数あるが、その中でも最も良くできていると思う。 (ビビビ) | [投票] |
★2 | 魔性の女というにはモローはカルダンの衣装づくしでキザなだけでビルナ・リージの方が余程いいと思えてしまう。役者のカリスマを信頼し過ぎて心理の綾が蔑ろにされている。ロージーお得意の鏡テクも何かの意味を形成するわけでもなく虚ろだ。 (けにろん) | [投票] |
★3 | カメラワークや照明、空間演出の技術的な達成度とは裏腹に、映画的興奮へと繋がらないもどかしさがある。惜しい。 (赤い戦車) | [投票] |
★2 | 現代的なセンスをジャズに乗せて奏でる優雅なカメラワークと、見事なカット群。だが、悪女とも、純然たる原初的な女ともとれるジャンヌ・モローにも、彼女に惹かれるスタンリー・ベイカーにも、優れたカット群に匹敵する存在感は希薄。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |