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硝子のジョニー・野獣のように見えて (1962/)

監督蔵原惟繕
脚本山田信夫
撮影間宮義雄
美術木村威夫
音楽黛敏郎
出演宍戸錠 / アイ・ジョージ / 芦川いづみ / 平田大三郎 / 南田洋子 / 松本典子
あらすじ家が貧しいために人買いの秋本(アイ・ジョージ)に売られた少女・みふね(芦川いづみ)。しかし逃げ出した彼女は、列車の中で競輪の予想屋・ジョー(宍戸錠)に助けられる。それ以来、みふねはジョーに付いて歩くようになった。弟分の競輪選手を一流に育てることに夢中でみふねを邪魔に思うジョー、みふねを執拗に追う秋本、そして取りすがる相手を求めるみふね…。彼ら3人の旅路は、やがて彼ら自身も予期しなかった結末へと進んでいく。[107分/モノクロ/シネマスコープ] (Yasu)[投票]
Comments
全10 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5当時、日活は愚にも付かないカスみたいなアクション映画を濫造する一方で、その間隙を縫うように、こういう傑作を確かに産み落としていた。その福音は東宝・松竹・大映を遥かに越え、最盛期のイタリア映画に肉薄している。川島と今村、中平とこの蔵原の幾つかの作品に見られる軽さと重量感に、いつまでも俺は翻弄されていたい。 [review] (町田)[投票(3)]
★5芦川いづみの圧倒的な存在感。アイ・ジョージが過去について語るシーンや芦川の目前に列車が迫ってくるシーンなど、蔵原演出のテンションの高さも驚愕的。それぞれが誰かに裏切られ傷付いた登場人物たちの姿に胸を打たれる傑作。 (太陽と戦慄)[投票(2)]
★5芦川いづみのジェルソミーナ。国宝級。なぜ国宝にしないのか。体感では鑑賞時間は15分。終わってくれるなと祈りながら観た。 [review] (寒山拾得)[投票]
★5ああ芦川いづみ様相手ならオレがジョニーになりたい。[川崎市市民ミュージアム] (Yasu)[投票]
★4この映画の芦川いづみさんには、もはや後光が差してる。役が役だけに、最初は力が入りすぎに見えた演技にもいつしか取り込まれ、ただただ圧倒されるばかり。彼女が白痴なら世の中の女は全部白痴です。 (リーダー)[投票(2)]
★4棄てられた者たちの挽歌。荒々しいながらに情と欲とで結び付く人々の薄汚れた絆。この前近代的ながら驚異的なリアリズム描写が著しく強調される。カメラの迫力もさることながら情深き人買いアイ・ジョージが深い印象を残す。 (水那岐)[投票]
★3海。左へパンして浜辺。女たちがワカメを浜にあげている。中にワカメで遊ぶ芦川いづみがいる。そこへ、アイ・ジョージがやって来て、パンツ一丁になって海へ入る。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3フェリーニの『』を真似したとしか思えない映画です。アイ・ジョージ が好演。 [review] (熱田海之)[投票]
★2日活の隠れた名作と名高いが、どう見てもフェリーニの『』のパクり。『』もピンと来なかったから、必然的に本作もピンと来ない。芦川いづみは、今まで見た中では初めて印象に残る演技。最初はクサいが、後半は素晴らしい。南田洋子も上手いなぁ。宍戸錠がわざとらしい。['08.9.21ラピュタ阿佐ヶ谷] (直人)[投票]
★2白痴ヒロインに襲いかかる不幸の数々。 ザンパノ複数制により遣り切れなさも煩わしさも倍加。 (たかやまひろふみ)[投票]
Ratings
5点4人****
4点2人**
3点5人*****
2点2人**
1点0人
13人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
ベスト・オブ「日本の映画音楽」(巻の一) (町田)[投票(9)]わたしの愛した丸顔女優たち (寒山拾得)[投票(6)]
ロケ地 函館:道南を舞台にした映画 (G31)[投票(4)]
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