| ★3 | 226(1989/日) | 昭和11年、陸軍内部の皇道派と統制派の主導権争いが激しさを増す中、皇道派の青年将校等を中心とする一団が「昭和維新」を旗印に首都中枢を占拠すべく決起した。時は2月26日午前5時、雪が降りしきる首相官邸・朝日新聞社などが占拠され、大蔵大臣をはじめ閣僚の私邸も襲撃され、クーデターは成功したかにみえた。しかし、裕仁天皇が叛乱軍に激怒したことから事態は急変し、連合艦隊は東京市街に砲身を向け、鎮圧軍も包囲した叛乱軍に向けて呼びかけを行った。「兵に告ぐ・・」日本近代史上初のクーデターとなる「2・2・6事件」の映画化。 | [投票] |
| ★3 | 月光の夏(1993/日) | 昭和20年初夏、佐賀の鳥栖国民学校に二人の若い陸軍航空兵がやってきた。彼等は学校のグランドピアノを弾かせて欲しいと懇願する。翌日は特攻隊として沖縄沖へ突入しなければならない二人は、音楽の夢を断ち切るために、ベートーベンのピアノ・ソナタ『月光』を見事に演奏するも、帰営時間が迫り、教員・児童に見送られ手を振り死出の旅に旅立つ。そして現代、廃棄処分が決まったピアノについての当時のエピソードが掘り起こされるに及びピアノの保存運動が盛り上がり、同時に二人の若者の特定作業も進められたのだが、意外な事実が判明する・・・実話を元に映画化された。 | [投票] |
| ★4 | WINDS OF GOD(1995/日) | 今井雅之原作・脚本による大ヒット舞台劇の映画化で、舞台はH3年の芸術祭賞、H5年の国連主催芸術祭賞をも受賞し、NYアクターズ・スタジオ゙での公演などで海外で高い評価を得ている。ストーリーは現代のいい加減な二人の若者が事故にあったショックで魂だけ、昭和20年の世界にタイムスリップしてしまう。彼等は前世の特攻隊員として目覚めるが、特攻する自分等の運命に納得が出来ないまま、知り合った仲間達の死を見送る日々を過ごす。そして遂に彼等の出撃の日がきた。 | [投票] |
| ★5 | 私をスキーに連れてって(1987/日) | ベストセラー『見栄講座』のホイチョイプロの映画製作第1作。流行の最先端をなぞるのでなく、流行を生み出す程のパワー溢れる作品で当時のナンパ学生のバイブル的作品になっている。スキー狂いの矢野(三上博史)はクリスマスのゲレンデで知り合った優(原田知世)に恋をするが、彼女は同じ会社の常務秘書だった。年越しスキーツアーを経て互いに惹かれ合う二人、そして向えたバレンタインの志賀でトラブル発生!。志賀から万座の難関ツアーコースを夜間走破しなければならなくなった・・タイムリミットは2時間半!全編にユーミンのウィンターソングが効果的に使われている。 | [投票(2)] |
| ★3 | ランボー3 怒りのアフガン(1988/米) | 1978年、ソ連がアフガニスタンへ侵攻するに及び、イスラム世界は聖戦=ジハードを唱え、各国から集まった義勇兵たちによってゲリラ戦による徹底抗戦が繰り広げられていた。彼等はムジャヒディン=イスラム聖戦士と呼ばれ、アメリカも顧問団を派遣し武器とゲリラ戦訓練の供与を行っていたが、グリーンベレーのトラウトマン大佐(R・クレンナ)がソ連の捕虜になるという事件が発生する。大佐を唯一の理解者として慕い、ベトナムでの部下でもあるランボー(S・スタローン)は大佐を救出すべく単身アフガンに向った。米ソ冷戦終結直前の国際認識に基づくストーリーで、現在とは敵味方が全て逆転している。第9回G・ラズベリー主演男優賞獲得作品。 | [投票(5)] |
| ★4 | 追憶(1973/米) | 第2次大戦の足音が近づくニューヨーク、スポーツマンで文才にも秀でたハベル(R・レッドフォード)は共産主義活動家のケイティー(B・ストライサンド)と知り合う。数年後、海軍士官となったハベルは美しく変わったケイティーと再会する。信念を持って活動を続ける彼女に敬意と違和感を覚えながらも二人は恋におちていく。やがて戦争も終わり、彼女は彼の文才を引き出し脚本家としてハリウッドの住人となるが、二人には「アカ狩り」の嵐が待っていた。映画史上あまりにも有名なテーマ曲は20世紀のスタンダードになっており、歌っているのは歌手としても成功したB・ストライサンド自身。 | [投票(1)] |
| ★4 | 戦略大作戦(1970/米) | 激戦の続く欧州戦線、元中尉だが今は降格されたケリー二等兵(C・イーストウッド)はドイツ軍の情報将校を捕虜にしたところ、敵陣後方の銀行に大量の金塊が保管されている事を知る。ベテランだが「戦争なんてまっぴらごめん!」という曲者たちが仲間に加わり、3日間の休暇を利用した金塊強奪作戦が始まった。当初の脚本では反戦のメッセージが色濃かったが、T・サヴァラスの鬼軍曹、D・サザーランドの戦車隊長等の怪演がマカロニ・ウェスタン風の本作をより軽快な娯楽大作に仕上げている。また改造ではあるがタイガー戦車が登場する等、一部兵器マニアでは評価が高い。 | [投票(4)] |
| ★5 | 007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997/米) | シリーズ18作目でピアース・ブロスナン主演の2作目にあたる。英国のメディア王のカーヴァー(J・プライス)は全世界の報道を一手に掌握・独占するべく、南シナ海において英国海軍を中国空軍機が攻撃したような偽装工作を行い、独占報道を行う。英中の危機が高まる中、不審を抱いたMはボンドをハンブルグのカーヴァーの元へ潜入させる。時を同じく中国公安当局から派遣された女工作員リン(ミシェール・ヨー)もまたカーヴァーを追っていた。共同歩調をとる二人に対し、カーヴァーの次なる計画は北京へ向けたミサイル発射であった。 | [投票] |
| ★4 | 八甲田山(1977/日) | 明治35年1月23日、日露戦争を目前に控えた陸軍は寒冷地のデータ収集の為、冬の八甲田山の踏破訓練を行うべく、弘前第31連隊と青森第5連隊をそれぞれ反対側より出発させた。少数精鋭の31連隊は軍の面子よりも確実性を採り、地元の案内人を先頭に立てるが、対する第5連隊は大隊本部がオブザーバーとして随行するなどし、210名もの大部隊に膨れ上がってしまっていた。翌24日、記録的大寒波が八甲田を襲い、吹雪で道に迷った第5連隊は指揮権も混乱し「雪の地獄」をさ迷い軍史上最悪の被害を出した。原作は新田次郎の『八甲田山死の彷徨』 | [投票] |
| ★3 | 許されざる者(1992/米) | かつて非道のアウトローとして名を馳せたマーニー(クリント・イーストウッド)も今は年老いて男手一つで子供と貧しい暮らしをしていた。ある日若く血気盛んなガンマンがマーニーの伝説を聞きつけ、賞金稼ぎのヤマを持ちかけてきた。逡巡するマーニーだったが再び銃を握る決心をする。親友のネッド(モーガン・フリーマン)を加え町に向った一行の前に保安官ダゲット(ジーン・ハックマン)が立ち塞がる。彼もまた過去を引きずった男だった。互いに年老いた男達が最後になるであろう闘いに挑む時、再びかつての地獄に舞い戻ることになった。西部劇の終焉を重厚に描き、92年のアカデミー作品・監督・助演男優・編集賞を受賞。 | [投票] |
| ★2 | 瀬戸内少年野球団(1984/日) | 昭和20年8月、敗戦直後の淡路島の国民学校で教鞭を執る駒子(夏目雅子)は教科書に墨を塗る作業を子供達に命じていた。進駐軍のジープが島を走り、チョコレートに群がる子供達。海軍将官の娘、武女(佐倉しおり)が転校生として、また駒子の夫、正夫(郷ひろみ)も傷痍軍人として復員してきた。正夫の叶わぬ野球の夢を子供達に託すべく駒子は少年野球チームを作り、進駐軍チームと対戦することになるが、マドンナ武女は父が戦犯処刑されるに及び島を去る。原作者の阿久悠が少年時代に見た敗戦の混乱とアメリカ文化の到来をユーモラスに描き夏目雅子の遺作でもある。 | [投票] |
| ★3 | 仁義なき戦い 代理戦争(1973/日) | シリーズ3作目、昭和35年、村岡組の跡目争いをめぐり第一の候補と目された打本会の打本(加藤武)は、広能昌三(菅原文太)等新興の世代と盃を交わし、さらに西日本最大の神戸の明石組とも接近することで完全に跡目の座を得たに見えたが、明石組に反感を持つ村岡は意外にも山守組組長、山守(金子信雄)に跡目を譲ってしまった。打本組と山守組の抗争の中、山守組の若頭、武田(小林旭)は明石組のライバル神和会に応援を頼み、ここに広島を戦場とする明石組対神和会の壮絶な代理戦争が始まった。 | [投票] |
| ★4 | 仁義なき戦い 広島死闘編(1973/日) | 昭和27年、旋盤工山中正治(北大路欣也)は傷害事件で刑務所入りし、先の土居組組長射殺事件で収監中の広能昌三(菅原文太)と面識を持った。出所後、愚連隊の大友勝利(千葉真一)からリンチを受けていたところを村岡組組長の姪、靖子(梶芽衣子)に助けられ、その縁で村岡組に世話になる。やがて対立が激化する村岡組と大友組の渦中にあって、一人前のヒットマンになった山中はターゲットを追い、呉で一家を構えた広能の前に現れる。山中に好意を持つ広能、靖子との関係を快く思わない村岡、衝撃のラストへの惨劇の幕が開いた。本作はシリーズ2作目、主役の文太が唯一脇へ退いており、純な青年の成長と恋を軸に据えた番外編的な異色作となっている。なお有名な「犬の肉事件」と伝説の「キレた千葉ちゃん」が見れるのが本作。 | [投票(3)] |
| ★4 | 卒業旅行 ニホンから来ました(1993/日) | 三流大学をやっとのことで卒業できた冴えない学生の三木(織田裕二)は卒業旅行で東南アジアのチトワン王国へとやって来たが、そこは日本ブームの真っ最中だった。現地の妖しいブローカー桃山(鹿賀丈史)は三木に一月半だけでいいから「外タレ」にならないかと誘う。数日後、三木は「一発太郎」の芸名で「ペッパー警部」を歌わせられた。押し寄せる群衆、「イッパツ!イッパツ!」のイッパツコールの中で失神者まで現れた、チトワンNo1アイドル「一発太郎」誕生の瞬間だった。 | [投票(2)] |
| ★4 | 彼女が水着にきがえたら(1989/日) | ホイチョイ3部作の第2弾。バブル絶頂期の作品で、都会の最新アーバンマリンリゾートを舞台にマリンスポーツをお洒落に展開し、ダイビングブームの一因にまでなった。湘南沖に沈んだ朝鮮戦争時代の米軍機の50億の宝を追うアマチュアダイバーのOL(原田知世)とサラリーマン(織田裕二)の恋と冒険のラブストーリー。湘南から浦安・芝浦と軽快なボートチェイスやアクションも満載、この映画のために書き下ろした「さよならベイビー」をはじめ、全編をサザンオールスターズの名曲が彩る。 | [投票] |
| ★5 | ワンダフルライフ(1998/日) | 月曜日、霧の中を人々が古い建物に続々と入って行く。そしてそこの職員に告げられる。「あなたは昨日お亡くなりになりました。ここに居る7日間の間に、人生の中で最も大切な想い出をひとつ選んで下さい。」ここは天国への入り口で、職員達が死者の想い出を最終日に映像化して見せてくれるのだという。人々は人生を振り返り、微笑み、苦悩する。たったひとつの想い出だけを胸に天国へ旅立つとしたら、あなたなら何を選びますか?多くの一般の方がプロの役者と共に出演し、フィクションとドキュメンタリーとの境界が融和した画期的な作品。 | [投票(2)] |
| ★5 | SFソードキル(1986/米) | 時は戦国時代、真壁一族の武将多賀義光(藤岡弘)は、敵将との一騎討ちの末に凍った川に転落し消息を絶つ。そして400年後の現代、冷凍された仮死状態で発見された義光はニューヨークの研究所へ移送され、蘇生実験の結果息を吹き返した。研究所を脱走したヨシミツは街で老人を助ける為にチンピラ達を切り捨て、警察から追われる身となるが、ブシドーに心を動かされた人々に匿われ・・・・藤岡弘の熱演と執念のアドバイスによって、破天荒なストーリーにも関わらず劇中に変な日本人や日本感が一切出てこないという珍しく親日的な作品。 | [投票] |
| ★5 | ダンボ(1941/米) | サーカス小屋生まれの小象ダンボは耳が異様に大きく、皆の笑い者にされサーカスでもピエロの役回りをさせられていた。芸をさせても失敗ばかりのダンボは遂には母親とも引き離されてしまう。そんな中、陽気なネズミのティモシーは彼を励まし続けるが、ある日ひょんな事から大きな耳が翼の代わりとなってダンボが空を飛んでしまった事から大騒ぎ。一躍ダンボは人気者になっていく。1941年の製作で64分という中篇アニメ、公開は10月23日(真珠湾攻撃の45日前)。主人公は一切台詞がないという画期的な特徴を持つ。 | [投票(3)] |
| ★4 | 復活の日(1980/日) | 米ソ冷戦下の米陸軍研究所で密かに開発された細菌兵器MM−88を積んだ輸送機がアルプスの山中に墜落した。雪解けの春を迎え、増殖を始めた菌は「新型インフルエンザ」として世界中を汚染し始める。当初はただの風邪と軽んじていたが死者が続出し、学者等が原因に気付いた頃には既に人類は滅亡寸前に追いこまれていた・・・南極大陸にわずかな人々を残して・・・。角川映画が日本映画史上前代未聞の24億もの巨費をかけたハリウッドスケールの大作。 | [投票] |
| ★5 | 禁じられた遊び(1952/仏) | 第二次大戦下の南フランス、避難民で溢れる田舎道をドイツ軍機が容赦なく襲う。この機銃掃射で両親を失った少女ポーレット(ブリジット・フォセー)は沿道の農家に身を寄せる。村人達のいがみ合う大人の醜さの中で、農家の少年ミシェル(J・プージュリー)と仲良くなった彼女は奇妙な「遊び」に夢中になる。虫や小動物の墓を造るという哀しい「遊び」。戦争を大人の狂った戦争ごっこと解釈したルネ・クレマン監督に音楽史上あまりに有名なナルシソ・イエペスのギターが名作を盛り上げていく。 | [投票(1)] |