コメンテータ
ランキング
HELP

水那岐さんのあらすじ: 更新順

★3ボン・ヴォヤージュ(2003/仏)戦争の予感に揺れるパリ。女優ヴィヴィアンヌ(イザベル・アジャーニ)は変質者に尾行され、心ならずも家の中で射殺してしまう。古い恋人のオジェ(グレゴリー・デランジェール)は彼女の頼みで死体を車で移動させるが、思わぬ事故に遭い殺人容疑で逮捕される。数ヵ月後、始まった対ドイツ戦のなかオジェは脱獄し、南仏に向かう列車の中で科学者ジラールと助手のカミーユ(ヴィルジニー・ルトワイヤン)と行動を共にする。彼らは南仏から海外へ渡ろうとしているのだ。そしてオジェはボルドーで、ポーフォール大臣(ジェラール・ドパルデュー)に伴われたヴィヴィアンヌに再会する。〔115分/カラー/シネスコ〕[投票]
★3青い車(2004/日)リチオ(ARATA)は古レコード屋に勤めながらクラブでDJをしている。恋人の明美(麻生久美子)は、彼女の妹であるこのみ(宮崎あおい)が聞き出したところでは、リチオにナンパされたのだそうだ。リチオは幼い頃、樹から垂れ下がった首吊り死体を眺めた記憶がトラウマになっており、ある日その幻影に目を眩まされて倒れる。そして彼を見舞ったこのみに、サングラスに隠していた過去の右の眼窩の傷を見られたリチオは、このみに冷たく当たる。だが、彼女に携帯で詫びの言葉を伝えたリチオは、このみを抱くのだった。そんな時、仕事で熱海に向かった明美は…。〔90分/カラー/ヴィスタ〕[投票(1)]
★3ズンドコズンドコ全員集合!!(1970/日)ある漁港。サメ吉(いかりや長介)をリーダーとする5人組は、港の鼻つまみ者。軍資金作りのためイカサマ賭博を開帳した彼らだが、あっけなくバレて今日も下っ端のイワシ(加藤茶)だけがブタ箱行きに。それを見かねた漁業組合長の娘・アユコ(中尾ミエ)はイワシにサメ吉らと手を切るように助言するが、その矢先青雲の志を抱いたサメ吉に東京へ無理矢理同行させられる。東京でもサメ吉にこき使われるイワシは、腹を減らして狸小路のバーに転がり込むが、折りしも刑務所から出てくるやくざ幹部・鬼熊(宍戸錠)の情婦に手を出したマスター(左とん平)の目にとまり、身代わりとして雇われるのだった。全員集合5作目。〔松竹大船/89分/カラー/ワイド〕[投票]
★1となりのボブ・マーリィ(1995/日)村野(菊池健一郎)は平凡な浪人生。彼の周囲には五浪や三浪の連中が集い、彼自身もボブ・マーリーを崇拝するあまり、バイト先のエスニックレストランでマーリーの曲に合わせて踊ったりしてしまう日々を過ごしていた。ラスタマンのバーニー(デビット・ボーエン)に出会ったのはそんな時である。彼に渡された「ハーブ」で村野はトリップし、その人生観の転換を感じた。その幻覚の余波か、翌日予備校に現われた臨時講師(高樹澪)は刺激的な遊戯へと村野を誘い、次の日忽然と姿を消すのだった。彼女を見失った村野は、しばしばバーニーの部屋に入り浸るのだが…。大鶴義丹の監督処女作品。〔100分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4かたつむり(1965/仏)それは野菜畑から始まった。雨もなく、しなびた作物に思わず涙する農夫。涙は作物に予期せぬ生命力を与え、作物は森を成すように繁った。だが、それだけでは終わらなかった。その作物を食ったかたつむりはぐんぐん成長し、街へと攻め込んでいった。そして驚く人々を…?ローラン・トポール&ルネ・ラルーが『ファンタスティック・プラネット』に先駆けてユニットを組んだ怪奇とユーモアの切り絵アニメの世界。〔11分/カラー/スタンダード〕[投票]
★3雨の中に消えて(1963/日)あや子(吉永小百合)は大学生。北国の同じ学校に学び、東京に越してきた友人・たか子(笹森礼子)ときみえ(十朱幸代)とともに暮らしている。あや子の大学でのクラスメイト・村田(高橋英樹)は、彼女を議員候補・樺山(伊藤雄之助)の応援弁士のアルバイトに誘い、ふたりで宣伝車の上に立つこととなった。古風な庶民派だが、セクハラまがいの失言を連発する樺山にむっとしつつも、あや子は村田とともに宣伝に努める。だが、あや子の突然の質問…「あなたは童貞?」に言葉を濁したものの、翌日はっきりと否定した村田にあや子は怒る。彼らの想いは、幼い段階ですれ違っていた。〔100分/カラー/日活スコープ〕[投票]
★3ミリオンダラー・ベイビー(2004/米)31歳、ボクシングの正式なトレーニングを受けぬ身、そして女性…フランキー(クリント・イーストウッド)がトレーナーを務めるボクシングジムに入ってきたマギー(ヒラリー・スワンク)のプロフィールはこんなものだった。多くの有望な選手を育てながら、そのボクサーに対する教育法に愛想を尽かされ、次々に袂を分かたれる孤独なフランキーだったが、女性選手の育成に関心はないと彼女に背を向ける。それでも、フランキーのよき相談役であるスクラップ(モーガン・フリーマン)の信頼を得たマギーは、その後目覚ましい成長を遂げる。そしてフランキーも、ボクシング抜きには語れない彼女の境遇を知り、頑なな態度を解いてゆくのだった。〔133分/カラー〕 [more][投票(1)]
★1逆境ナイン(2005/日)「全力でない者は死すべし!」を座右の銘とする全力学園校長(藤岡弘、)は、ある日野球部主将・不屈闘志(玉山鉄二)を前に野球部廃部を宣言した。理由は簡単、野球部はあまりにも脆弱すぎるからだ。しかしその名の如く不屈の闘志を抱く不屈は、校長を前に甲子園で自分らの姿を見て欲しいと大見得をきった。そして、その一歩として昨年度の甲子園経験校との練習試合が決定。だが、ナインの半分があらゆる事態で出場不能状態に陥った!野球を知らないながら不屈に天の啓示を授ける新コーチ・榊原(田中直樹)、マネージャー月田(堀北真希)らの声援を受け、不屈は次々突き落とされる逆境を切り抜けてゆくのだ!〔115分/カラー/シネスコ〕[投票(2)]
★4バットマン ビギンズ(2005/米)ゴッサム・シティの貴公子と呼ばれた青年ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は、導師デュカード(リーアム・ニーソン)の導きでヒマラヤの奥地へと向かっていた。ブルースは幼き日に、ゴッサム・シティを美しく保とうと尽力していた両親を殺され、復讐する力を求めていたのだ。ヒマラヤに待つ「影の軍団」の当主ラーズ(渡辺謙)は彼に厳しい修行を施すが、彼らとブルースの目的はあまりにもかけ離れており、袂を分かつ。すっかり腐敗したゴッサムに帰還したブルースは、自ら恐怖の存在となって悪を倒すことを決意する。彼が纏う影は漆黒のコウモリ。闇の番人、バットマンの誕生であった…。〔140分/カラー/シネスコ〕[投票(1)]
★3午後の曳航(1976/日=英)イギリスの港町。少年ジョナサン(ジョナサン・カーン)は先輩の少年(アール・ローデス)らとともに大人の愚劣さ、それに支配される世界の薄っぺらさを語り合い、それらへの反逆を夢見ていた。その癖、彼は母親のアン(サラ・マイルズ)のまだ若さの残る裸体を覗き穴から眺めていたのだが。そんな毎日を変えるのが、港に停泊した船の航海士ジム(クリス・クリストファーソン)だった。ジョナサンは彼に憧れ、未亡人であるアンは彼の逞しい肉体に惹かれる。ジムを英雄と呼ぶジョナサンに、先輩の少年はそいつも堕落した大人に過ぎないと嘲うのであった。三島由紀夫の小説を翻案、映画化したイギリス作品。〔105分/カラー/シネスコ〕[投票]
★3にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻(1973/日)東京から行方定めず貨物列車に乗ったチューさん(小林桂樹)、ヤギさん(ミッキー安川)、イッちゃん(岡田裕介)の三人は、どうやら博多に来てしまったようである。彼らはそこで、自称「博多の夜の女王」カラスのお新(市川翠扇)の暖かい歓迎を受ける。彼女が取り仕切るスラム街は、残り物のビールをブレンドし、商品化することで命脈をつないでいたのだ。それを面白く思わないウルフ興業の用心棒・北風の健(田中邦衛)は、チューさんたちを香港渡りのお新の用心棒と勘違いし、取り引きを申し出る。ここに至り、大学で日和見男と呼ばれたヤギさんは時ならぬ義憤に燃え、打倒ウルフに立ち上がるのだった。〔東宝/96分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3にっぽん三銃士 おさらば東京の巻(1972/日)戦無派のエリート社員・イッちゃん(岡田裕介)は、上司にファッションを怒鳴られ、むしゃくしゃしている所を満員電車で若い女に痴漢扱いされる。礼儀として彼女…マリ(藤岡麻里)をホテルに誘い逃げられたイッちゃんは、仕方なくなじみのバーへ向かう。そこにはスポンサーのタクシー会社に軽くあしらわれた戦中派の新聞編集長・チューさん(小林桂樹)と、大学講師で学校では日和見主義者と呼ばれ、家では妻にインポと嘆かれる戦後派のヤギさん(ミッキー安川)がいた。意見をぶつけあいながらも次第に同志意識が芽生えはじめた三人はひとまず別れるが、やがて安保闘争に沸く東京で騒動に巻き込まれてゆく。〔東宝/88分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3電車男(2005/日)彼女いない歴22年のその青年(山田孝之)は、コンピュータ関係の仕事の帰途、アキバでオタクグッズを物色するのが趣味だった。ある日彼がいつものように乗り込んだ電車で、酔漢が女性客に絡んでいるのを目にし、青年は勇気をもって酔漢を押しとどめる。そんな彼に「助けられた」と感じ住所を訊いてきた女性たちの中に「彼女」(中谷美紀)はいた…あきらかに感謝以上の気持ちから、エルメスのティーカップを送ってきた彼女。突然の出来事にうろたえた青年は、「電車男」のハンドルネームで、「エルメス」嬢にどう対処すべきかをインターネット掲示板で皆に尋ね始める。〔100分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★5機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者(2005/日)宇宙世紀0087年、ジオン公国との戦争から立ち直りつつあった地球連邦軍の中では、ジオン軍残党狩りを口実に宇宙移民の粛清を図る勢力、「ティターンズ」が台頭していた。彼らへの反発から最新鋭モビルスーツ・ガンダムMk.IIを奪取し、反ティターンズ組織「エゥーゴ」に身を投じた少年カミーユ(飛田展男)は、そこでエースパイロット、クワトロ大尉(池田秀一)や母性的なレコア少尉(勝生真沙子)からエゥーゴの活動の何たるかを聞く。自らの親を人質にされティターンズへの怨恨を深めたカミーユは、地球降下作戦に加わり連邦軍の中枢ジャブローへと向かう。『機動戦士ガンダム』三部作の正統な続編。〔95分/カラー/ヴィスタ〕以下作画スタッフ [more][投票(1)]
★4イズ・エー [is A.](2004/日)「僕らは痛みを知らない、僕らは哀しみを知らない…」少年勇也(小栗旬)はとある日曜日の白昼、渋谷のファミリーレストランを爆破した。非番でそこに居合わせた刑事・三村(津田寛治)は、その爆発で妻とひとり息子を失う。そして四年ののち、出所した勇也は実直な教師だった父(内藤剛志)に見守られて、作業所で働いていた。四年で自由の身になった勇也をマスコミは英雄のように扱い、父はそれを無視して勇也が更生した、と信じようとする。その一方、三村は事件を忘れられず酒に溺れていたが、ある謎の連続殺人が勇也の行動に重なるとの確信を掴み、彼に詰問を加え暴行に及ぶ。翌日、勇也は職場に来なかった…。〔109分/カラー/ヴィスタ〕[投票(1)]
★3オペレッタ狸御殿(2004/日)遥か昔。「がらさ城」の城主・安土桃山(平幹二朗)さまはご自分がこの世で一番美しいとのぼせておいででした。ところがお付きのびるぜん婆々(由紀さおり)は、安土さまを押しのけて嫡男・雨千代(オダギリジョー)さまが一番になることを知ったのでございます。安土さまは怒り心頭、雨千代さまを殺せと婆々に命じられるのでした。しかしてその雨千代さまはと申しますと、野に遊んでいるうちに狸の里に紛れ込んでしまわれました。雨千代さまがそこで見たきらきらしい娘御は、なんと唐の国から日本に来ていた狸御殿の狸姫(チャン・ツィイー)でございました。狸と人の恋は御法度。この出逢いはいかなる推移を辿るのでございましょう。〔114分/カラー/ワイド〕[投票]
★1フクロウと子猫ちゃん(1970/米)ニューヨークの安アパート。雨のなかを帰宅した作家志望のシャーマン(ジョージ・シーガル)は、またしても出版社から原稿不採用の手紙を受け取り、肩を落としていた。窓外を見れば商売女と客が夜というのに騒ぎまくり、ウルサイったらない。抗議の電話を入れて不貞寝した彼のもとに、電話のせいで部屋を追い出されたポルノスターで娼婦のドリス(バーブラ・ストライザンド)が怒鳴り込んできた。その強引さに、シャーマンはドリスを泊めてやらざるを得なくなる。だが彼女の騒ぎ声は止まず、それにつられて大声で叱り付けるシャーマン。ついにドリスもろとも部屋を追い出されてしまったシャーマンは、友人宅を訪れる。〔96分/カラー〕[投票]
★5大学の山賊たち(1960/日)お頭(山崎努)以下の某大学登山部「山賊団」は、雪の北アルプスに挑んだが、天候の変化をいち早く察知し、一路下山を始めていた。姐御(白川由美)以下・丸久デパートのOLグループは山賊団に下山を勧められて無視するものの、いざ吹雪に襲われて渋々彼らの命令を聞く。そしてこの尾根を一大レジャーランドにしようと乗り込んできた丸久デパート社長(上原謙)も含めて、彼らはちょっと変わった未亡人(越路吹雪)の経営する山荘で天気の回復を待つことにした。だが事態は未亡人の夫の幽霊、そして某国皇太子(中丸忠雄)と侍従長(若松明)と名乗る連中の出現で、二転三転するのだった。〔94分/カラー/東宝スコープ〕[投票]
★3ある日わたしは(1959/日)大学の応援会で、これは後援の某議員の売名行為ではないかと学生・金子(宝田明)は言い放った。それに対し控え目な矢吹(山田真二)はやんわりと反論したが、彼の幼なじみのゆり子(上原美佐)は金子に同意の意見を口にする。金子とゆり子の仲は急速に接近し、矢吹はそれに嫉妬の念を露わにするのだった。そしてゆり子の友人秀子(水野久美)はそれを承知で矢吹を誘惑し、彼のゆり子への未練を振り払わせようとする。それをよそに、金子と恋仲になってゆくゆり子を、母(三宅邦子)は複雑な思いで見つめるのだった。岡本喜八監督曰く、「私の唯一のメロドラマ」。〔104分/カラー/東宝スコープ〕[投票]
★3若い娘たち(1958/日)カナ子(雪村いづみ)の家は、母(三宅邦子)の細腕ひとつで五人姉妹を育て上げた女系家族。そのうち上の三姉妹までは二階に下宿した男子学生と契りを結んでいた。だが、進歩的で古いしきたりが大嫌いなカナ子は、絶対に気心が知れたわけでもない下宿人と結婚などするものか、と反発するのだった。果たしてやって来た下宿人は、ハンサムで優等生の川崎(山田真二)という男。母や妹のタマ子(笹るみ子)はお似合いだと誉めそやすのだが、意地を張り続けるカナ子。そして下宿人騒動は、カナ子の友人・澄子(野口ふみえ)や友子(水野久美)をも巻き込んで時ならぬ嵐を呼んでゆく。〔東宝/78分/モノクロ/シネスコ〕[投票]