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水那岐さんのあらすじ: 更新順

★5深呼吸の必要(2004/日)沖縄の「きび刈り隊」は、収穫期恒例のアルバイトだ。二月下旬、寝食を共にする若者たちが、ひたすらきび刈りに全力を傾ける。今年のアルバイターは、事務の派遣社員香里奈、シラけた態度の大学生成宮寛貴、ブランド品で全身を固めた金子さやか、口をつぐんで素性を話さない長澤まさみ、一番の年長者谷原章介の五人である。彼らを平良家の人々が迎え、先輩の大森南朋は七万本の砂糖きびを三十五日で刈らねばならないと告げる。だが能率は一向に上がらず、平良家の隣人であった久遠さやかが加わるのだが、ここで致命的なアクシデントが起こってしまう。〔松竹/123分/カラー/シネスコ〕[投票(1)]
★1エデンの海(1976/日)海沿いの女子高に、新任教師南条(南條豊)が赴任してきた。だが問題クラスを受け持つことで、教師らに彼はさんざ脅かされる。特に反抗的でエキセントリックな女生徒・清水巴(山口百恵)について…。彼女の同性愛の噂についてそれとなく探りを入れた南条は「軽蔑する」とのセリフを叩きつけられる。だが、体育祭でクラス代表となった巴と南条は、アクシデントで巴が失禁してしまい、その替えの下着を南条が買いにゆくことで急速に親密になる。しかしその事件はすぐ明らかになり、巴は同級生たちから制裁を受け、南条もまた会議で吊るし上げられるのだった。〔東宝/85分/カラー/シネスコ〕 [more][投票]
★2でっかいでっかい野郎(1969/日)北九州・若松にやってきた南田松次郎(渥美清)はヒゲ面の風来坊だ。彼は三池の保護司から、ここ若松で保護司をやっている病院の院長(長門裕之)のもとへ紹介されて来たのだ。早速松は海のゴミ屋の職を得るが、海で捕まえたフグを仲間に振舞い、仲間ともども病院に運び込まれる破目に。事務室のトモちゃん(中川加奈)は松の操縦法を心得ていて、彼のむさ苦しいヒゲと長髪を綺麗にそり落としてしまったが、何とか松もこの街に馴染み始めていた。そしてひょんな事から犯罪者を取り押さえた彼は、院長の奥さん(岩下志麻)を人力車に乗せた「無法松」というふれこみで雑誌のグラビアを飾り、人気者になる。〔松竹大船/91分/カラー/ワイド〕[投票]
★4悪党(1965/日)南北朝の世。高師直(小沢栄太郎)は下衆な田舎侍であり、芸の嗜みにはうといが好色の心は人後に落ちなかった。そんな彼に、没落貴族の寡婦である侍従(乙羽信子)は塩治判官(木村功)の北の方である顔世(岸田今日子)なる美女の話をした。師直はその女に並々ならぬ執心を抱き、侍従に道ならぬ恋の橋渡しを願った。侍従が手を回した結果、顔世の裸身を見せて貰い、のぼせ上がった師直は吉田兼好(宇野重吉)に恋文の代筆を命じ、顔世に届けさせた。だが、その文は何故かそのまま返されてくるのだった。〔近代映画協会/119分/モノクロ/シネスコ〕[投票(1)]
★1喜劇 一発大必勝(1969/日)つるちゃん(倍賞千恵子)はバスの車掌である。焼き場行きのバスにテレビだと偽って、死んだウマさんの体をダンボールに入れて運んできた長屋の連中に、彼女はこれが隣人かと思うと失望に肩を落とすのであった。連中はカンオケ代で酒を呑んだのだ。彼女が数少ない長屋の良識派と認める左門(谷啓)もこれには言葉もなかった。そこへウマさんの友人だというボルネオ帰りの御大(ハナ肇)がやってきた。彼は長屋の連中をウマ殺しと呼ぶと、彼のお骨の入った酒を無理矢理呑ませた。その傍若無人な振舞いには、つるちゃんも左門も度肝を抜かれてしまった。そして一旦姿を消した御大は、町内会の旅行先に出現した…。〔松竹/92分/カラー/ワイド〕[投票]
★3こぼれる月(2002/日)強迫神経症の高(河本賢二)は手を洗い続ける。パニック障害の千鶴(岡元夕紀子)は自分を安心させようと「大丈夫」と自分に言い聞かせる。高は同じ病院で出会ったあかね(目黒真希)と愛を確かめ合う。千鶴は偶然外で出会った年下のゆたか(岡野幸裕)を誘い、自室で情事に耽る。高はあかねを抱くたびに眼前に浮かんでくる忌まわしいイメージを消すために、牛乳を限りなく飲み干し、また飲む。千鶴はゆたかをいきなり拒絶し、「出ていけ」と家から追い出す。愛するために、大事なものを守るために、生きるために…滑稽な遊戯と人からは見えようが、彼らは煩悶し、あがき続ける。〔118分/カラー/デジタルビデオ〕[投票]
★4ジャコ萬と鉄(1964/日)昭和21年・北海道。ニシンの漁期に出稼ぎ漁夫が集まってくる頃。九兵衛(山形勲)は稀に見る大博打のために漁夫を雇わせたが、その中に樺太帰りの男、ジャコ萬(丹波哲郎)がいたことに驚いた。彼は九兵衛に置いてきぼりにされ、死線を彷徨ったのだ。時を同じくして、死んだと思われていた九兵衛の息子、鉄(高倉健)も帰ってきた。酒宴でジャコ萬に喧嘩を売られ、その場は軽くいなした鉄であったが、己の保身に走り他を顧みない父のやり方に疑問を持つ。そして、漁夫たちのあいだに不信の念が広がってゆく…。1949年、谷口千吉作品のリメイク。〔東映/99分/モノクロ/シネスコ〕[投票]
★2超能力だよ 全員集合!!(1974/日)碇(いかりや長介)は売れない易者。彼のところへ青年(加藤茶)が、自分は一体誰なのか教えてもらいに来たことから物語は始まる。彼を儲け話の種と見込んだ碇は、その名を「シラナイ様」と名づけ、早速住家の焼き鳥屋の二階へ連れてくるのだった。その頃、秋田では地主の娘・志乃(長山藍子)が、家出した弟・ヒデオの行方を心配していた。彼女の父は怪しげな宗教に全てをゆだね、所有する山の権利を教祖・雲山(伴淳三郎)に奪われそうになっていたのだ。碇が「シラナイ様」のパフォーマンスで大金を手にしていた頃、志乃は秋田から上京し、偶然にも碇の馴染みのスナックに身を寄せ、弟を探していた。〔松竹大船/91分/カラー/ワイド〕[投票]
★2ULTRAMAN(2004/日)航空自衛隊のパイロット・真木(別所哲也)は、先天的な疾患を持つ息子・継夢(広田亮平)をかまってやれない事を悔やみ、空自から退官しようと考えていた。だが、そんな彼のラスト・フライトにおいてその乗機は謎の赤い飛行物体と衝突、墜落してしまった。奇跡的に生きていた真木は民間航空会社に勤めるようになるが、防衛庁の特務機関付化学担当官・水原(遠山景織子)によって身柄を拘束される。実は真木の前にも青い発光体に取り込まれた男・有働(大澄賢也)がおり、彼は怪物化して逃亡したというのだ。幽閉される真木。そして、彼を追うように怪物となった有働…コードネーム「ザ・ワン」が出現する。〔97分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3うしろの正面だあれ(1991/日)昭和15年、8つになった香葉子(三輪勝恵)は泣き虫な女の子である。おへちゃで器量の悪い彼女を祖母(沼波輝枝)は不憫に思い、三味線を仕込ませようとするがうまくいかない。そんな香葉子はいつも彼女をかばってくれる母(池田昌子)と、喧嘩して泣かされると必ず助けに駆けつけてくれる喜兄ちゃん(野沢雅子)に頼りがちになるのだった。大兄ちゃん(海老名泰孝)がチブスで母が病院に通い詰めなときも、彼女は心細さに涙ぐんでしまう。でも母が新しい弟を生んだことで、自分も少しは姉として立派になろうと努めるのだ。それをよそに日本は戦争一色に染められてゆく…。林家三平夫人、海老名香葉子の少女期を描く。〔90分/カラー/ワイド〕[投票]
★3七変化狸御殿(1954/日)満月の夜には、狸の国では一晩中歌い踊るのが古くからのしきたりだ。狸御殿の王子・鼓太郎(宮城千賀子)が歌合戦を主催する。太郎兵衛(山路義人)の拾い子・お花(美空ひばり)はこんな夜も働かされるのだ。それを哀れんだ森の神様(高田浩吉)はお花とポン吉(堺駿二)を歌合戦に行かせてやると言う。太郎兵衛はそのせいか、胡桃を売り尽くすことを条件に外出を認めてくれた。鼓太郎は飛び入りのお花の歌と踊りの芸に喜び、賞品の駒鳥を与える。そんな頃、放射能雨に苦しんだコウモリ一族の頭領(有島一郎)は、狸の国を守る「照々大明神」のご神体を奪って来い、と娘のお誘(淡路恵子)に命じていた。〔松竹京都/84分/モノクロ〕[投票]
★1聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たち(1989/日)聖域(サンクチュアリ)を守る黄金聖闘士たちはことごとく謎の存在に倒され、アテナ神像が破壊された。それこそは復活を遂げた堕天使ルシファー(津嘉山正種)の命令のもと、最強の力をふるう聖魔天使たちの仕業であった。無敵の力を秘めるというアテナこと沙織(潘恵子)の生き血を求め、彼女を攫うルシファーに星矢(古谷徹)ほかの青銅聖闘士たちは渾身の力をもって立ち向かうが、彼の敵にはなり得なかった。甦ったエリス、アベル、ポセイドンを味方につけた堕天使たちを倒すべく、紫龍(鈴置洋孝)らは自ら犠牲となって、星矢を強敵の待つ万魔殿へと急がせるのだった。〔東映/45分/カラー/ワイド〕[投票]
★2タッチ 背番号のないエース(1986/日)上杉和也(難波圭一)は優等生。明青学園高校野球部の希望の星である。そんな彼の双子の兄である上杉達也(三ツ矢雄二)は、特に目的意識も持たないのんびり屋。結局野球部を横目で眺めながら、友人の原田(銀河万丈)に誘われるままボクシング部に入った。上杉兄弟と一緒に育った明青のアイドル、浅倉南(日高のり子)は、次第に皆から和也と理想のカップルとして見られるようになっていた。「南、ピッチャーが好き!」達也が過去を振り返れば、彼女がそう言っていたことに気がつく。達也の心に風が吹いた…。あだち充の人気青春漫画の劇場版アニメーション第一弾。〔東宝/93分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2縮図(1953/日)靴職人の家から芸者置き場に売られた銀子(乙羽信子)は牡丹という名で呼ばれた。主人の磯貝(菅井一郎)はおかみ(沢村貞子)には頭が上がらなかったが、おかみの死後銀子に露骨に手を出すようになった。だが、彼女が愛する医者・来栖(沼田曜一)に身請けして貰おうにも無理な話だ。磯貝のものにはなりたくなかった銀子は、父に買い戻してもらうものの、家のために再び寿々龍という名で芸者をすることになる。そこで地元の御曹司である倉持(山内明)に見初められた彼女だったが、その母親(英百合子)は息子との結婚を家名が穢れる、と嫌い、息子を富豪令嬢と結婚させてしまう。〔近代映画協会/131分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★4どぶ(1954/日)貧乏長屋に住むトクさん(殿山泰司)は線路わきで女の行き倒れに出くわし、パンを恵んでやった。彼が競輪場に行き、ツキの神と頼りにしていた爆弾の破片を忘れてガックリし、帰って相棒のピンちゃん(宇野重吉)とギャンブルの結果を嘆きあっていると、例の行き倒れ女がボロ家に入ってきた。名前をツル(乙羽信子)というその女は、トクさんに爆弾の破片を届けにきたのだった。オツムが弱そうな彼女が、辛い過去をひとくさり語ってその成果の千円札をトクさんたちに渡すと、目の色を変えたふたりは食事と寝床を提供する。欲を出したふたりは、ツルを芸者置き場に売り飛ばすが、一日目にしてとんだことに…。〔近代映画協会/112分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★2夜霧の慕情(1966/日)堀部(石原裕次郎)は花屋に開店祝いの花輪をもってゆく人情家のやくざ幹部だ。そのボス・中根(芦田伸介)は刑務所に入ることになり、堀部の兄貴分・相良(宍戸錠)がその間組を取り仕切ることになった。だが中根が堀部を見込んで世話を任せたのが、情婦であるバーのママ・亜紀(桑野みゆき)だった。彼女は堀部を積極的に誘惑したが相手にしてもらえず、それでもなお執拗に彼を求める。そんな時、取り引きを旭会に妨害されたチンピラを、堀部は相良よりかばう。しかしその裏では、相良は旭会にひそかに寝返っていた…。〔日活/92分/カラー/ワイド〕[投票]
★3わが道(1974/日)「村の女は眠れない/夫のぬくもりに包まれないと女は眠れない…」出稼ぎが、夫と妻のあいだに割って入り、親と子のあいだを引き裂いてゆく。そのために起こる悲劇は後を絶たない。芳造(殿山泰司)の妻、ミノ(乙羽信子)は青森・十和田で食堂を開いていた。そこは学校すら廃校に追いやられる過疎地帯だ。ミノの食堂も開店休業状態であったが、老いた夫の手は不自由であり、雇ってくれる場所もない。だが、何とか名古屋にツテがあるという知人を頼り、芳造は出稼ぎに出ていった。しかし彼は消息を絶ち、東京駅にボストンバッグを残して行方不明になってしまった。そして9ヵ月後、ミノは意外な報せを受け取る。〔近代映画協会/129分/カラー/スコープ〕[投票]
★4狼(1955/日)山道をやってくる一台の郵便車を日本刀や猟銃で止めた三川(殿山泰司)と原島(浜村純)。彼らは運転手を脅して荷台から現金を出し、現われた三人の仲間と分け合った…。これより半年前。三川、原島と矢野(乙羽信子)、吉川(菅井一郎)、藤林(高杉早苗)は保険会社の勧誘員の職を得た。だがそれぞれに貧乏の底にあり、職にあぶれて勧誘員にまで落ちぶれた彼らに、その職を全うできる筈もなく、同期の仮社員たちは次々に退職して五人だけが残された。ひとりが冗談めかして言った、「こうなったら強盗か自殺しか道は残されていませんなあ…」。だが、それは五人にとって真実の吐露だった。〔近代映画協会/128分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★3薮の中の黒猫(1968/日)乱世。竹やぶ付近の農家に住む母(乙羽信子)と嫁(太地喜和子)は、武者たちに襲われて陵辱され、家に火付けされて息絶えた。ふたりの亡骸に、彼女らの飼う黒猫が近づき、体を舐め続けた。しばらくして、羅城門に嫁の姿をした女が現われ、武士に竹やぶの中にある屋敷まで連れていってくれと乞うては、母に出迎えさせて床を一緒にしては喉仏を食いちぎる事件が続発した。侍大将の源頼光(佐藤慶)は妖怪の仕業などという噂は信じなかったが、このまま抛ってはおけず妖怪退治をある男に命じた。敵の大将首を取って成り上がった藪ノ銀時(中村吉右衛門)である。大役を任された彼は、ふたりの女の家族であった。〔近代映画協会/108分/モノクロ/スコープ〕[投票]
★2ゴジラ FINAL WARS(2004/日)近未来。度重なる戦争と核実験は地球環境に異変を生み、太古よりの眠りについていた怪獣たちの覚醒を促した。ここに「地球防衛軍」は組織され、特殊能力を有するミュータント部隊がその先頭に立つこととなった。その一人・尾崎(松岡昌宏)は、若き女性生物学者・音無(菊川怜)の護衛につき、北海道沖より発見されたサイボーグ怪獣のミイラの調査に向かう。時を同じくして世界各地に怪獣が出現、防衛軍の空中戦艦は苦戦する。だが、それらを一瞬にして消し去った存在があった。国連事務総長・醍醐(宝田明)は彼らを友好的な異星人・X星人と呼ぶ。この時ゴジラは、南極の氷の下に葬り去られていた…。〔東宝/125分/カラー/スコープ〕[投票]