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水那岐さんのあらすじ: 更新順

★4ビッグ・フィッシュ(2003/米)自分の結婚式を、父エドワード(アルバート・フィニー)がいつもの「巨大魚が婚約指輪で釣れた」なるホラ話で滅茶苦茶にしたと怒った息子ウィル(ビリー・クラダップ)は、それ以来父と疎遠になってしまった。だが、母サンドラ(ジェシカ・ラング)からその父に死期が迫っていると聞かされたウィルは、気まずい思いで帰郷する。しかし、病床にあってもエドワードの大ボラ吹きぶりはちっとも変わってはいなかった。病院などで死ぬ筈はない、俺は小さい頃魔女に自分の死に方を教えてもらったのだから、と放言する父。また始まったか、と思いつつも、幼い頃に聞いた若きエドワード(ユアン・マクレガー)の冒険譚に、いつしかウィルは引き込まれてゆく。〔125分/カラー〕[投票]
★3朝を呼ぶ口笛(1959/日)新聞配達員の稔少年(加藤弘)は今朝も元気に町々を走る。父親(織田政雄)が自動車事故の怪我で勤めに出られなくなったため、内職に精を出す母親(井川邦子)とともに生計を支えているのだ。彼を暖かく見守る先輩の須藤(田村高廣)は、就職試験に受かったなら、バスガールの静子(瞳麗子)と結婚しようと誓い合い、会社からの通知を待つ。そんな折、稔の母親が過労で倒れた。不遇な運命を背負う稔は、ある決心をする。〔松竹/62分/モノクロ/シネスコ〕[投票]
★2リップスティック(1976/米)トップモデルのクリス(マーゴ・ヘミングウェイ)は両親を事故で失って以来、妹キャシー(マリエル・ヘミングウェイ)を女手ひとつで育てていた。ある日キャシーは、自分の音楽教師スチュアート(クリス・サランドン)を家に招き、その作曲した音楽をクリスに聴かせようとするが、その悪趣味な曲調から逃げるクリスに怒ったスチュアートは彼女を陵辱した。クリスは訴えようとするが、強姦事件で被害者が勝訴するのは2%と検事(アン・バンクロフト)に聞かされ、事実、判決は惨憺たるものであった。クリスは降りかかる幾多の惨事に、ついに自ら立ち向かう決意を固める!〔89分/カラー〕[投票]
★4あの空に太陽が(1975/米)高校生スキーヤーの有望株、ジル(マリリン・ハセット)は冬季オリンピック出場を目指して特訓の日々をおくっていた。だが、その毎日のうちに多芸を持つ仲間、ディック(ボー・ブリッジス)に心を奪われるも、ディックは他の女性と婚約。そして傷心のジルは同じく仲間のバディ(ビル・ビント)にプロポーズされ、予選会ののちの結婚を誓い合う。しかし、予選会でジルは重傷を負い、二度と立ち上がれない体となってしまった…悲惨な運命をたどりながら、ふたたび生き甲斐を教育に見出すに到ったジル・キンモントの実話の映画化。〔106分/カラー〕[投票]
★5みなさん、さようなら(2003/カナダ=仏)ガチガチの社会主義者、かつ類を見ないスケベ親父の大学教授レミ(レミ・ジラール)が最期のときを迎えようとしている。父からは「資本主義の申し子」と呼ばれ、いさかいの絶えなかった証券マンの長男セバスチャン(ステファン・ルソー)だったが、その報せに病院に駆けつけた。享楽主義の父とはウマの合わない仕事人間の彼も、母(ドロテ・ベリマン)のたっての頼みで、父の死を陰気臭くない華やかなものにしようと奔走する。やがて世界各地に散っていた父の旧友や愛人たちが飛び切りの笑顔とともに駆けつけてくる。陽気な彼らの襲来(?)に、レミは思わず頬を緩めるのだった。〔99分/カラー/シネスコ〕[投票]
★4サンダーパンツ!(2002/英)パトリック(ブルース・クック)は持って生まれた災難で、究極の屁こき体質を身につけていた。その威力に家庭は崩壊、級友には寄り付かれず、教師には怒られっぱなしであった。だが、嗅覚の鈍い天才少年アラン(ルパート・グリント)だけが彼の唯一の友となり、その証しとして屁を処理する「サンダーパンツ」を彼に贈った。その一号機は失敗に終わるが、短時間屁力飛行機である二号機はマスコミの度肝を抜いた。そしてパトリックは度重なるトラブルを乗り越え、友とおのれの力で夢に見た宇宙へと挑む。完成した屁力ロケット「サンダーパンツ3号」で…。〔87分/カラー/ヴィスタ〕[投票(1)]
★3パッション(2004/米)紀元三十余年。エルサレム、ゲッセマネの野において弟子たちとの晩餐を終えたイエス(ジェームズ・カヴィーゼル)は、使徒ユダ(ルカ・リオネッロ)の裏切りにより手引きされたユダヤ兵たちに捕縛され、大司祭カヤパ(マッティア・スブラージア)のもとに引き据えられる。裁きの場で、おのれを救世主と名乗ったか、との問いに肯いたイエスは満場の怒りを買い、この地を治めるローマ帝国総督ピラト(フリスト・ショポフ)の権限での死刑命令を求められる。ピラトは鞭打ち刑のみで解放しようとしたが、ユダヤ人民が求めた罰は遥かに苛烈であった。かくして、残虐なるイエスの受難劇が幕を開ける。〔127分/カラー〕[投票(1)]
★3CASSHERN(2004/日)「たった一つの命を捨てて、生まれ変わった不死身の体。鉄の悪魔を叩いて砕く、キャシャーンがやらねば、誰がやる!」全世界に壊滅的な打撃を与えた五十年戦争ののち、ヨーロッパ連合を踏みしだいた大亜細亜連邦。しかし、空も海も地も毒素に冒され、人々は呪詛の叫びをあげて天を仰ぐのみであった。そんな折、妻ミドリ(樋口可南子)を病魔に冒された生物学の権威・東教授(寺尾聰)は、驚異的な復元能力を誇る「新造細胞」を生み出し、軍部に認められるに至っていた。だがその使用目的は、本来の目的から外れた悪魔的なものだった。その中で、戦死した教授の一子・鉄也(伊勢谷友介)。ここに「新造人間」は誕生する…。〔141分/カラー〕[投票]
★4青空娘(1957/日)高校卒業とともに、故郷の伊豆から東京の父母の家に引き取られる有子(若尾文子)は、祖母から東京に待つのは継母だと聞く。その言葉どおり、父・小野(信欣三)の家を訪れた有子は、継母(沢村貞子)や義兄弟たちから女中扱いされ、狭い物置部屋で暮らすことを強いられる。だが、故郷の教師・二見(菅原謙二)から「心に青空を持て」と教えられていた彼女は、少しもめげることなく毎日を暮らすのであった。しかし義姉の男友達・広岡(川崎敬三)に求婚され、父からも可愛がられることで有子は継母の逆鱗に触れ、家を出ざるを得なくなる。そんな彼女の耳に、実母は東京にいるとの話が入ってくる…。〔大映/89分/カラー/スタンダード〕[投票]
★3ピーター・パン(2003/米)しがないサラリーマンの娘で、ふたりの弟に冒険譚を語ってやるのが大好きな少女、ウエンディ(レイチェル・ハード・ウッド)は、何者かが窓辺で彼女の話に聞き耳をたてているのに気づく。ある日、窓からその正体を現わした牧神のような少年は、空を飛ぶことのできるピーター・パン(ジェレミー・サンプター)であった。ピーターは友人の妖精ティンカー・ベル(リュディヴィーヌ・サニエ)の鱗粉をウエンディと弟たちに振りかけ、ともに子供がいつまでも子供でいられる国・ネバーランドへといざなう。そこはウエンディたちの空想に登場する大海賊・フック(ジェイソン・アイザックス)も住む冒険とスリルに満ちた世界であった。〔113分/カラー/スコープ・サイズ〕[投票]
★4未来惑星ザルドス(1974/米)地上より文明が喪われて300年。原始的生活を営む人類は、エクスターミネイターと呼ばれる男たちと、飛行する巨大な仮面ザルドスによって管理・搾取され、そして狩られていた。だが、そんな生活に疑問を持ったエクスターミネイター・ゼッド(ショーン・コネリー)はザルドスを操る文明的理想郷、ボルテックスへと向かう。一度は捕縛された彼だったが反体制的文明人に救出され、ボルテックスを裏切った者の末路を見る。一方、それを監視していた指導者コンスエラ(シャーロット・ランプリング)は、ゼッドに遥かな過去に失われた性的欲望を感じるのだった。〔106分/カラー/シネスコ〕[投票(1)]
★3水の女(2002/日)雨を呼び寄せる「雨女」の涼(UA)は風呂屋の娘であったが、事故で父と婚約者を失い、店を閉めて旅立つ。初めて観る富士山の麓で出会った女、ユキノ(HIKARU)の車に乗った涼は、彼女から「親しくなりたい者に素性を聞くな」との教訓を聴き、家へと帰ってくる。店を訪れる者といったら、涼を娘と信じるおんぼろ女(小川真由美)だけの毎日が続いたが、ある日見知らぬ男(浅野忠信)が勝手に入り込んで食事をしているのを涼は発見する。彼は風呂の釜焚き役を快く引き受け、銭湯は新装開店し、活気を取り戻す。だが、店の壁に警官が貼っていったポスターに、涼は意外な顔を見出すのだった。〔日活/115分/カラー/ヴィスタ〕[投票(1)]
★3女王フアナ(2001/スペイン=伊=ポルトガル)大航海時代。スペイン女王イザベラの娘フアナ(ピラール・ロペス・デ・アジャラ)は、政略結婚として不安なままにハプスブルグ家のフェリペ(ダニエレ・リオッティ)に嫁ぐ。だが、その美しさに初対面でフアナを熱く抱擁するフェリペに、彼女の心はすっかり奪われてしまった。そのフアナの熱愛とは裏腹に、結婚は結婚と割り切ってムーア人女に情を移すフェリペに、彼女は怒りを燃やす。イザベラの死とともにスペイン女王となったフアナは、父やフェリペを王位につけるべく彼女を「狂女」に貶める家臣たちを顧みることなく、ますますフェリペへの情炎のみを深めてゆくのだった。〔117分/カラー/シネスコ〕[投票]
★1運転手の恋(2000/台湾)ぼくはタクシー運転手のアチュアン(チゥ・チョンハン)。運転手稼業ひとすじの父と、死体を平気で扱える検死官の母とのあいだに生まれ、発明狂の妹とともに育った。ヤクザの車に追いかけられたり、出産寸前の妊婦を病院に運んだりでこの仕事で鍛えぬかれたぼくは、完全にフィーリングの合う女性にめぐりあうまでは、絶対結婚しないと決めた。あの婦人警官・ジンウェン(宮沢りえ)に逢うまでは…!以後、ぼくの彼女への求愛をこめた不法走行作戦が始まったのだ。〔94分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4恋愛適齢期(2003/米)私はエリカ(ダイアン・キートン)、50代バツイチの脚本家。ある週末、原稿でも仕上げに寄ってみようと海岸の別荘にやって来てみたら、とんでもないオジサンを発見!実は娘のBFで60代起業家のハリー(ジャック・ニコルソン)だと判ってひと安心なんだけど、この御仁、30代未満の女としか付き合わないことをポリシーにしてるくせに、ちょっとした事で心臓発作起こしちゃうちょっとアブナイひと。でも何だかお互いの関心は非常に高まってきたりなんかして…。その上、カレの入院先の若き先生ジュリアン(キアヌ・リーブス)が私のファンにして崇拝者だったりして、私の第二の春はとんでもない雲行きになっていくのでした…。〔128分/カラー〕[投票(2)]
★2建国史 尊王攘夷(1927/日)時は幕末。開国を求める米国艦隊は再三に渡り渡来、天下は麻の如く乱れていた。大老井伊直弼(大河内伝次郎)は病床に伏した将軍に代わって開国を主張、断固たる鎖国を求める水戸公(山本嘉一)に隠居を求めた。だが、水戸藩に属する侍たちは黙ってはいなかった。自ら藩を離れ浪士となり、井伊に天誅を下すべく行動を開始したのだった。〔日活・102分・モノクロ・サイレント〕[投票]
★3東京ロマンスウエイ(1959/日)和子(中村万寿子)は東京タワーの喫茶店のウェイトレス。可愛い風貌から男たちから引く手あまただが、あくまですげなく振るばかり。そういう彼女が運転手・次郎(二谷英明)と出会い、淡い感情を抱くようになる。しかし、次郎から彼女にイミテーションだといって贈られた指輪を見て、友人は宝石泥棒ではないかと噂する。仕方なく次郎は会社の副社長だと正体を明かすが、「嘘をつかれた」と怒る和子。まわりの皆はふたりの仲を取り持ってやろうと一計を案じる。〔日活・モノクロ・50分〕[投票]
★2赤いランプの終列車(1958/日)芸能マネージャーだが今は落ちぶれた中村(岡田真澄)は、ひょんな事から歌手志望の汽車車掌、春日八郎と出会う。中村は春日に訪ねてこいと大口を叩くが、すでに尻に火がついていた事に気づいて行方をくらました。春日がレコード会社に拾われてスター街道を驀進する中、マネージャー仲間の百合(白木マリ)は中村を立ち直らせようと声をかける。人気歌手や野球選手の顔出しも賑やかなスター映画。〔日活・50分・モノクロ〕[投票]
★3鉄砲犬(1965/日)九州に遊んでいた鴨井大介(田宮二郎)は、小玉(山下洵一郎)という男がヤクザに絡まれているのを助ける。大阪に帰り、彼から託された手紙を母親と妹(姿美千子)に届けたのはいいが、鴨井は愛銃の入ったバッグをネコババされてしまった。それを巡っての大立ち回りで「一六組」に目をつけられた鴨井は、彼らに捕まって拷問され、小玉の居場所を聞かれる。実は小玉は一六組に身をおき、競輪工作をしていたのだった。そして小玉は密かに大阪に帰ってくる。犬シリーズ第5作。〔大映/85分/カラー/ワイド〕[投票]
★2北国の街(1965/日)大学進学を夢見る海彦(舟木一夫)は新聞配達ののちに汽車で高校へ向かう。同級の藤田(山内賢)は番長だ。彼らが見初めた雪子(和泉雅子)はふとしたことから海彦と接近する。不器用に会話を交わすふたり。それは恋へと発展してゆくが、見かねた他クラスの和田(根岸一正)に海彦は暴行を受ける。それでも、死病にとりつかれた雪子は懸命に彼を愛するのだった。藤田はそんなふたりを応援するのだが…。〔日活/92分/カラー/ワイド〕[投票]