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水那岐さんのあらすじ: 点数順

★3DRAGONBALL EVOLUTION(2009/米)遙かな昔、宇宙の魔王ピッコロ(ジェイムズ・マースターズ)によって危機に晒された地球を、魔封波なる能力を持った戦士達が救った。「オッス!オラ悟空(ジャスティン・チャットウィン)!その時偉い戦士たちが作ったのが、7つ集めると願いが叶うドラゴンボールなんだよな、ブルマ(エミー・ロッサム)!」「それはそれとして、あんた顔と口調が偉くアンバランスよ…あたしは探知レーダーでDBを探して有名になれりゃいいんだけどさ」「ふん、DBはこのヤムチャ(パク・ジュンヒョン)様のものよ!」「まあまあ、仲間割れせんことじゃ。復活したピッコロに立ち向かうにはこの老師(チョウ・ユンファ)のもとで特訓じゃ、悟空!」〔86分/カラー/スコープ〕[投票]
★3のんちゃんのり弁(2009/日)ずっと専業主婦の座に甘んじていた小巻(小西真奈美)は、ダメ亭主・範朋(岡田義徳)に愛想を尽かし、娘ののんちゃん(佐々木りお)とともに母フミヨ(倍賞美津子)の住む実家に帰ってきた。間もなく、小巻の就職活動は始まるが、あまりの世間知らずさにいずれも面接で落とされてしまう。そんな時彼女の前に現われたのが初恋の相手、靖男(村上淳)だった。彼は小料理屋「ととや」に小巻を案内するが、そこの主人・戸谷(岸部一徳)の手になる「サバの味噌煮」をつまんだ小巻は旨さに感動する。そして、娘の通う幼稚園で評判の自作弁当を立派な商売にするために、彼女は戸谷に弟子入りを乞う。〔107分/カラー/ヴィスタ〕 [投票]
★3伊藤の話(2008/日)八戸の大学に、新しい教授・伊藤(温水洋一)がやって来た。評判をとった著書を持つ彼を、助手となる寺島(田丸麻紀)は期待を持って迎えた。二人が食事を共にして親交を深めた翌日、紹介者の小田島教授(十日市秀悦)が謎めいた退職をした。だが寺島の言うには、本当の伊藤の紹介者は、「琥珀館」なる博物館の女性館長だというのだ。謎に引かれて、伊藤は琥珀館を訪れる。そこには自分を知るという館長(烏丸せつこ)が待っていた。そして大人びた口調の謎の少年(市川男寅)に案内された伊藤は、「姫」なる人物(加藤夏希)が待つ座敷へと通された。館長にいざなわれて姫に対面した彼は、その正体に驚く。〔74分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3ウルヴァリン X-MEN ZERO(2009/米)19世紀。少年ローガンは誤解から、自らのミュータントとしての能力を使い、父親を殺害してしまった。パニックを起こす弟を、兄であるヴィクターはともに家から連れ去り、走り続けた。兄弟にはおのれの爪を鋭い刃と化す能力が備わっていた…兄ヴィクター(リーヴ・シュレイバー)は弟ローガン(ヒュー・ジャックマン)を誘い幾多の戦場に身を投じ、半世紀以上殺戮と破壊の日々を過ごしてきた。そんな暮らしが心底嫌になったローガンは、軍を後にしカナダの森林に居を構え、愛する女ケイラ(リン・コリンズ)とともに暮らすようになった。だがそこへ、今は殺人鬼として関係者を享楽的に殺すようになったヴィクターが現われる。〔108分/カラー/スコープ〕[投票]
★3ベルサイユの子(2008/仏)失業者の女ニーナ(ジュディット・シュムラ)は、実子エンゾ(マックス・ベセット・ドゥ・マルグレーヴ)をつれて昼は会社を巡り、夜は雨露をしのぐ屋根を探す生活を送っていた。そんな二人はヴェルサイユ公園の森で放浪者ダミアン(ギヨーム・ドパルデュー)らの歓待を受ける。一夜の後彼を信じ、息子をダミアンに預け仕事場に向かうニーナ。帰らぬ母を恋しがるエンゾをダミアンは厄介に思うが、やがて彼の未来を考え教育を受けさせる決意をする。一方、仕事に慣れ始めたニーナはダミアンのバラックに戻ってくるが、そこに二人はおらず焼け落ちた残骸が残るのみであった。〔113分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3シリアの花嫁(2004/仏=独=イスラエル)シリアのイスラエル領飛び地。シリア愛国派の硬派親父、ハメッド(マクラム・J・フーリ)の娘、モナ(クララ・フーリ)が結婚する。花婿はシリアの俳優タレル(ディラール・スリマン)だ。各国から兄たちが祝福のため帰ってくるのだが、つねにモナの側にいて慈しんできた姉アマル(ヒアム・アッバス)は彼女を心配していた。飛び地の人々は無国籍と看做されており、シリア領に立ち入ったが最後シリア国籍を強制され、二度と故郷には足を踏み入れられなくなるのだ。家族たちはそれぞれにモナを祝福し、タレル側の家族たちと喜びを分かち合おうとするが、国境警備員たちは怠惰で頑固であり、意に介することもなく家族の出会いを認めようとしなかった。〔107分/カラー〕[投票]
★3魔法遣いに大切なこと(2008/日)母(永作博美)と二人暮しの「魔法遣い」の少女ソラ(山下リオ)は、立派な「魔法士」を目指して旭川から上京してきた。目的地の「魔法局」への道順を聞こうとしたソラは、やむを得ぬ事故から通行人を救うために、敢えて無許可で魔法を使い、到着に遅れる。が、先のソラの行動を揶揄した少年・緑川(岡田将生)ら三人の候補生たちと席を並べ、これより「公認魔法士」となるべく訓練を重ねてゆくことになった。ソラと緑川は、同じ研究所で公認魔法士の原(田中哲司)と白石(木野花)に教えられつつ生活を共にする。翌日からソラは研修員となり、原について一般家庭を訪れ、魔法を必要とする人々に奉仕する訓練を始めた。〔100分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3夜も昼も(1946/米)エール大学法学部のコール・ポーターケイリー・グラント)は音楽にのめり込み、些か学業がおろそかになっていた。師にして友であるウーリー教授(モンティ・ウーリー)には、自分は弁護士より作曲家が向いていると吐露するほどだった。クリスマスに帰郷したコールは、馴染みの歌手グレイシー(ジェーン・ワイマン)に曲を提供して舞台に立たせるが、戦争の勃発によりショウは失敗した。そんな時幼なじみのリンダ(アレクシス・スミス)の励ましを受けたコールは、戦地に従軍、足を負傷するも彼を追う様にやって来たリンダの看護を受けるのだった。その蜜月の中で、名ナンバー「夜も昼も」は作られる。〔125分/カラー/スタンダード〕[投票]
★3イタリア旅行(1953/伊=仏)ナポリの別荘へ向かうアレックス(ジョージ・サンダース)とカトリーヌ(イングリッド・バーグマン)の夫妻。彼らは別荘を手放すと同時に、退屈な結婚生活に終止符を打とうとしていた。親戚の案内で辿り着いた別荘は、戦争の惨禍を逃れ美しいままに保たれていた。夫の高慢さを内心呪いながら、カトリーヌはナポリの博物館へ向かう。ある公爵の招きでパーティに参加した夜、夫婦はお互いの話し相手に嫉妬していた。カプリに渡り魅力的な女性と逢瀬を楽しむアレックスに、カトリーヌの嫌悪感は頂点に達していた。ポンペイ遺跡を抜け、激情に耐え切れぬカトリーヌは一刻も早い離婚を望む。だが、その夫婦を祭りの行列が引き裂いたとき…。〔83分/白黒/スタンダード〕[投票]
★3ワン・フォはいかにして助けられたか(1987/仏)遙か昔の中国。玲(オリヴィエ・クリュヴェイエ)は師である画聖・王佛とともに馬車に乗せられて都へと向かっていた。王佛の描く絵は、不気味なほどに真に迫っていた。玲が、彼の妻をモデルに描かれた絵に心酔し、妻がその姿に絶望して自ら命を絶ってしまうほどに…。やがて車は皇帝(ジャン・クロード・ドレフュス )の居城につく。平伏する二人に皇帝は口を開く。自分は幼い時より、王佛の絵に囲まれて暮らしてきた。だが、そこに描かれた風景は、自分の治める領地の何処よりも美しかった。これは帝国への侮辱であるがゆえに、王佛を処刑すると。理不尽な言葉に怒る玲であったが…。〔15分/カラー/スタンダード〕[投票]
★3ドレイ工場(1968/日)関東鉄鋼はその成長につれて非情な奴隷工場と化していた。工員谷山(前田吟)は憂さ晴らしに林(松田光弘)らを連れてバーへ繰り出すが、林の姉である光子(日色ともゑ)に非難される。その頃、会社の幹部達は工員が密かに労働組合を組織しつつあるという事実を危惧し、組合の副幹部である塚本(高島史旭)に大金を与え、組合の動きを止めよと命じた。そんなある日、林は慣れない作業で施設の天井から落下し、悲惨な死を遂げた。だが会社が林家に与えた見舞金はあまりに廉価であった。怒った谷山は労働組合へ参加し、ここに全金関東鉄鋼支部はベールを脱いだ。だが、塚本は裏切って会社公認の第二労働組合を組織し、全金は苦境に立たされる。〔144分/白黒/スコープ〕[投票]
★3帝国オーケストラ(2007/独)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、そもそもどの組織の支配下にも置かれない自由な気風で知られた誇り高い音楽家集団であった。しかし大恐慌後、楽団の収入源は格段に矮小化し、ここにおいて首席指揮者ヴィルヘルム・フルトヴェングラーは、旭日の勢いで台頭してきたナチの指導者アドルフ・ヒトラー及び、その元で宣伝相を務めるヨーゼフ・パウル・ゲッベルスの要請を受け入れ、第三帝国に於ける国営オーケストラとしての地位を受け取るに至った。これにより楽団は興隆するものの、楽団内にナチ党員が数を増やし、リーダー的な扱いを受けてきたユダヤ系ソリストが海外に亡命せざるを得ない空気が立ち込める。〔97分/カラー&モノクロ/スタンダード〕 [more][投票]
★3交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい(2009/日)地球を「イマージュ」と呼ばれる異星生命体が蹂躙しはじめてしばらくの頃。ドミニク先生(山崎樹範)に連れられて雪空の下外出したレントン(三瓶由布子)とエウレカ(名塚佳織)、それにペットのニルヴァーシュ(玉川紗己子)は、雪の中にひっそりと咲く花を見つける。夢をかなえるその花の思い出を最後に、ドミニクは帰らぬ人となった…。そして幾年かが過ぎ、レントンは人民解放軍の戦闘母艦・月光号に乗り込むパイロットとなっていた。隊長のホランド(藤原啓治)にも腕は認められていたが、レントンの目的はイマージュに奪われたエウレカの救出以外になかった。独断専行でエウレカを救った彼を待ち受けていたのは、懲罰だった。〔115分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3覆面ダルホ 〜演歌の花道〜(2007/韓国)ダルホ(チャ・テヒョン)らのロックユニットは心ならずもトロット(演歌)歌手のバックに甘んじていた。そのダルホが、「大声企画」なるプロダクションのチョ室長(チョン・ソギョン)にスカウトされ、仲間達をおいてソウルにやってくることになる。ところが、「大声企画」とはトロット専門の芸能プロだったのだ!断って帰郷しようとするダルホだったが、美貌のトロット歌手ソヨン(イ・ソヨン)にその時逢って恋に堕ち、プロに置いてくれと頼み込んだ。ダサいだけの音楽と思ったトロットを、見事表現できる魂を持っているとチャン社長(イム・チェム)に見込まれたダルホはTVに出ることになった。しかし、故郷に顔向けできない彼は覆面を被る。〔114分/カラー〕[投票]
★3ポストマン(2007/日)千葉の海沿いの町。海江田龍兵(長嶋一茂)は自転車一台で町を巡り暮らす一本気な郵便配達員である。町の人々と挨拶を交わし、彼は仕事一筋な態度で町の名物になっていた。今は亡き妻との間にもうけた一女一男を、彼はただ一つの心の安らぎとしていたが、長女のあゆみ(北乃きい)は陸上部の強い私立の全寮制高校を受けたいと願い、龍兵ににべもなく断られていた。ある日郵便事故で書き直さざるを得ない手紙のことで差出人に頭を下げた龍兵は、差出人…臨時教諭の塚原(原沙知絵)からあゆみが考えを変えないことを告げられる。だが、塚原自身、臨時教諭からアメリカへの留学生に乗り換えようと考えており、その事に口を挟めずにいた。〔111分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3あらくれ大名(1960/日)膠着状態に陥った大阪冬の陣。徳川家康(大河内伝次郎)には確たる勝算があったが、その目の上の瘤が紅葵の紋をかざして豊臣方に付いた息子・松平直次郎(市川右太衛門)であった。彼の猛攻に家康は陣を解かざるを得なかったが、直次郎も禄なき身に落とされて伏見に一時滞在を余儀なくされた。そんな頃、豊臣の恩を忘れた家康を悪しざまに言い、一刀の元に斬り捨てられそうだった女・おりん(花柳小菊)を直次郎は救うが、彼女は京都所司代・福島(阿部九洲男)の間者だった。伏見の屋敷に、密かに直次郎を慕う妙(香川京子)や家来たちとともに集まったおりんは、福島の命を受けて直次郎の行動を監視するうちに、その心根に惹かれる。〔92分/カラー/スコープ〕[投票]
★3ラ・ボエーム(2008/独=オーストリア)ボヘミアンとして享楽的に生きる詩人ロドルフォ(ローランド・ビリャソン)は、画家マルチェッロ(ジョージ・フォン・ベルゲン)ら貧乏芸術家連中と共にアパートに陣取っていた。そんなある日、ロドルフォは階下に引っ越してきたお針子のミミ(アンナ・ネトレプコ)と出会う。一目で恋に堕ちる二人。ロドルフォは彼女を仲間のマルチェッロ、哲人コッリーネ(ヴィタリ・コワリョフ)、音楽家ショナール(アドリアン・エレード)らに紹介する。だが幸福な日々は長くは続かず、ミミは重い病に冒されてしまう。冬の日、マルチェッロはミミに「ロドルフォに冷たく接されている」と涙されるが、友の愛情ゆえだとは語れない彼だった。〔114分/カラー/スコープ〕[投票]
★3あばれ大名(1959/日)加賀百万石の大名・前田利家(薄田研二)の甥である前田慶次郎(市川右太衛門)は、叔父からその奔放ぶりを危険視されていた。利家が豊臣家の恩を忘れ、徳川家康(大河内伝次郎)に尻尾を振る見下げた男だと酒場で喚いていた町人の六助(千秋実)は、その奥で酒をくらっていた慶次郎に震え上がるものの、逆にその言を誉められ家来に取り立てられた。そんな慶次郎を諌める浅茅(大川恵子)には口答えできぬものの、叔父を水風呂に入れることできつい灸を据えた慶次郎は大阪に同行し、家康の前に推参するや、出雲阿国(花柳小菊)の協力を得てタヌキの舞を踊って見せた。家康は笑って許すが、慶次郎の命を狙う者たちが暗躍を始める。〔90分/カラー/スコープ〕[投票]
★3リリィ、はちみつ色の秘密(2008/米)公民権法施行後、1964年のアメリカ。白人少女リリィ(ダコタ・ファニング)は彼女の嫌う父(ポール・ベタニー)と別れた母に自分の為した仕打ちに悩み続けていた。そして選挙に向かう黒人メイド・ロザリン(ジェニファー・ハドソン)が白人たちのリンチに遭ったとき、彼女を庇わなかった父に憤り、リリィはロザリンとともに家出する。彼女らを快く迎えたのは養蜂業を営む黒人三姉妹…明るく人懐っこいメイ(ソフィー・オコネドー)、厳格な美女ジューン(アリシア・キーズ)、そして家を仕切る大らかな一家の長女オーガスト(クイーン・ラティファ)だった。だが、リリィは彼女らもまた心の傷を抱えていることを知るのだった。〔110分/カラー/スコープ〕[投票]
★3落語娘(2008/日)かすみ(ミムラ)は瀕死の叔父が是非にと頼んだ、冥土の土産の噺を演じたことを持って落語に目覚めました。人生を落語に捧げようと、三松屋柿紅(益岡徹)の門をくぐったかすみでしたが、女ごときに勤まる芸でないとあっさり断られてしまいます。しかし捨てる神あれば何とやら、柿紅の蔑む同門の噺家・三々亭平左(津川雅彦)がついてくるように申します。ところがこの平左、飲む打つ買うの根っからの遊び人で、ロクにかすみに稽古もつけずTVで日銭を稼ぐ男。呆れるかすみを前に、遂に一念発起したという平左は、TV局の依頼で禁断の話をやると言い出します。「緋扇長屋」というその噺は、演じた噺家をとり殺す呪いの噺だったのです。〔109分/カラー/ヴィスタ〕[投票]