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クワドラASさんのコメント: 更新順

★4映画「立候補」(2013/日)最大の山場、マック赤坂陣営とその周囲の異様なテンション。自らお膳立てした孤立無援状態の中、ある意味やけっぱちな親子愛の強固な発露(怒声を張る息子の後ろでワッハッハと笑顔のマック!)。その他もろもろの泡沫候補に見るそれぞれの立ち位置、その孤独。安倍に喝采を送る民衆を見るにつけ、集団より個に愛着を感じるわやっぱ。「売国奴」ってワードの安易な使用も、何もいいことは無いだろうに、、、スマイル‼[投票]
★4クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 〜拉麺大乱〜(2018/日)劇場版の中で一番社会的メッセージが濃厚に出てる。弱肉強食右肩上がりの経済成長などもはや幻想でありそれは夢見〜ワールドだと言わんばかりな展開を立体的視点で描きつつ、クレしん独特のシュールな笑いも違和感なく落とし込んでる。ツッコミどころはあるが歴代作品中ホップ・ステップ・ジャンプしてベスト5に入った。[投票]
★2へレディタリー 継承(2018/米)亡くなったお婆ちゃんの得体の知れない神秘性をベースに、娘一家の無軌道性が不穏な空気をもたらす中盤まではまずまず。だが、、、 [review][投票(3)]
★3ボヘミアン・ラプソディ(2018/英=米)個人的に80'sから入ったオレとしてはRadio ga gaが一番好き。ライブエイドの迫真性に高揚感を受けながらも、それまでのドラマにはさほどグッとこなかった。We are the championsの和訳にちと違和感。→敗者に気にかけている暇はない。→敗者になってる暇はないという訳もある。オレはそっちを正規の訳としたいな。 [投票(1)]
★3メアリと魔女の花(2017/日)完全なる魔法を獲得して世界をどう変えてどう繁栄させようというのかイマイチ意味が分からないしどーでもいい感MAXなのだが、勃起するホウキは初めて見た。何度も己をいきり立たせ、少女を大人へと導く。最後は中折れED気味だったが、ご苦労様と言ってやりたい。中高年の男には希望を持たせる作品だろう。[投票]
★3ハウルの動く城(2004/日)とりあえずキスすれば解決するような、特に終盤のお花畑な展開にはロリータ趣味な香りがしないでもない。まあそれは置いとくにしても、ハウルの行動の不可解さ・主人公の突如老いてしまったが故の落胆だとかが描かれず消化不良。まあ、かなり歪んだ変身願望なんだと言われたらそれはそれで否定はしないが。あと、案山子の顛末には唖然とさせられたが、ピョンピョン躍動感はジブリの面目躍如だなと。[投票(1)]
★3バケモノの子(2015/日)たぶん子供は面白いかもしれないが、大人にはかなり微妙な作品ではないか。根気や鍛練の尊さを謳ってる側面があるが、結局は師匠の自惚れかよみたいな結末には慎重に線引きしないとヤバいだろう。あと、あれ?人間ぽいな、とは思ったがな(笑)[投票]
★3ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015/米)やっぱこのシリーズは3が一番かな。年齢的にもあの頃が心技体でMAXだろう。いかにも動けなさそうなヴィング・レームズに機敏なあの女スパイをマークしとけってそりゃ逃げられるだろうに。なんだろう、ミッションインポッシブルを主人公1人で背負わせる比率が上がる程、このシリーズはつまらなくなると思うんだが。表層的なチームプレーに興奮はしない。[投票(2)]
★4伝説巨神イデオン 発動篇(1982/日)10代の少年少女が「朴念仁」だの「売国奴」だのと発する時点でもうイデの無限力(数十億の知の集合体)全開だ。超久しぶりにじっくりTV版から劇場版を観賞してみたが、これほど幸せな絶滅映画はない、と。発動と消滅。でも輪廻転生。監督の死生観を垣間見た。[投票]
★322年目の告白 私が殺人犯です(2017/日)観賞後振り返れば、、、伊藤英明&藤原竜也グッジョブな作品だが、、、 [review][投票(1)]
★2皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015/伊)鋼鉄ジーグに感化されて映画を創るのは大いに結構だし70年代アニメを浴びてきたオレ的には嬉しいが、ジーグのどこに惹かれたのかが全く分からず、主人公に「オレの名は司馬宙」と言われても全く盛り上がらない。とりあえず個人的に本作はナックルボンバーで粉砕しておこう。[投票(1)]
★2羅生門(1950/日)残念ながら正直どうでもいい退屈なファクトチェック映画だった。自我の生成もままならない赤子におんぶにだっこな結末には微かな希望さえ嘘くさい。盗人の大袈裟な笑い方・やたらなすっ転びぶりに呆れた。[投票]
★4紙の月(2014/日)終盤に来て高利回り獲得。お局先輩さんとのトークバトル以降の高揚が、中盤過ぎまでのモヤモヤを吹っ飛ばした。 [review][投票(3)]
★4パッセンジャー(2016/米)宇宙船内、そして作品全体の色彩感覚が心地良い。更にはそこで内面も外面も美しい女性との絶望感をも超越する絶頂感(大恋愛)。「KY野郎!(笑)」と思ったバーテンダーの終わってみればな高ホスピタリティ。男の身勝手だって?、、、いや、人間万事塞翁が馬だよ。[投票(3)]
★4日本で一番悪い奴ら(2016/日)エースだエースだと昇り調子ん時はちやほや纏わりつきやがり、そうじゃなくなりゃそっぽ向く。主人公の至らなかった部分は多々あれど、半ば組織に担がれやがて自壊してしまう様に同情&同調。ラストではっきり提示される「一番悪い奴ら」にも納得&憤り。 [review][投票(1)]
★3サイコ・ファイル(1973/伊)相変わらず黒の皮手袋がらしさを強調 [review][投票]
★3祭りの準備(1975/日)閉塞的地域社会の中で悶々と燻り続ける青年よりも、老いてなお盛んなお爺ちゃんに目を奪われる。 [review][投票(3)]
★4人魚伝説(1984/日)復讐によって返り血を浴びる度に海へと飛び込み或いは放り投げられる。海中こそが彼女の戻るべき本来の場所であり、地上での安息は無かった。 [review][投票(3)]
★4海よりもまだ深く(2016/日)じんわり小粒感な好編。郊外の団地だったりテレサ・テンだったりプチ台風クラブだったり、またしてもの昭和ノスタルジーは明らかだけど、息子(吉澤太陽)の喜怒哀楽の均質感は今どき。でも今回の主役は間違いなくお母さん(樹木希林) 。引き出しの多さは流石だった。[投票(2)]
★3KAMIKAZE TAXI(1995/日)監督の想う戦後50年、これを日系ペルー人のタクシー運転手に日本という国を俯瞰させる構図は面白い。でも薬物摂取の特攻(カミカゼ)を否定するこの男は、まさにそれを体現しようとしたチンピラ(友人と認めていた)を最終的に引き留めなかった。そこがどうしても腑に落ちない。何故だ。[投票]