★4 | ドリーム(2016/米) | 素直な作品で楽しめた。差別は声高に叫ばないで、むしろコミカルにして作ったのは作者の企み。企みに乗せられて、満足。現実から55年後の映画化。余りに凄すぎて出来なかった?ほじくり返せば、米の栄光は黒人がすべてやっていたなんてなりかねないからかも(笑)?。 | [投票] |
★3 | 21グラム(2003/米) | 5人もの演技達者を配していながら、安手のTVドラマの予告編みたいなカットでつなぐ必要は全くなかったと思う。ゲンズブールの扱いはちょっともったいない。良かったのはデル・トロとメリッサの家庭の描き方。 [review] | [投票] |
★5 | 靴ひも(2018/イスラエル) | 単純で素直な作品。だが父さん役は緻密な演技で説得力が有った。最初に息子を見た時の嫌な顔が絶品で、それ迄の2人の関係をすべて物語っていた。そして何と言っても脚本。物語は実話らしいが、3回目の靴ひも結びは創作だろう。上記の単純は誉め言葉です。
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★3 | 沈黙の陰謀(1998/米) | 一度カウボーイと医師の役をやってみたかっただけだろう、と言うと「科学偏重主義への警告だ」と返されそう。緊迫感あふれる物語の割には、展開がノンビリしている。 [review] | [投票] |
★4 | イコライザー2(2018/米) | 前作から主人公が気に入っている。メリッサの上官役もいい。彼らの良さがたっぷり味わえる。過去の経緯とかもう少し早い展開とか音楽が単調とかの不満はあるが、トルコの少女、私のサミー、壁画とこれはこれで良くまとまっている。 | [投票] |
★4 | バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017/英=米) | 最初30分程は女を強調しているのか、女の世界を見せるダラダラしたシーンが続く。妻のヴァレリー監督が撮ったのかも? その後は段々とビリーの人となりが分かって来る。 [review] | [投票] |
★4 | 劇場版 鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星(2011/日) | 前作に比べ重くない。弱者の嘆きが有るとはいえ、希望があり、明るい。どんでん返しはもう少しすっきりやって欲しい。‘未来はお前の立っているその場所から始まる’という主張が、しっかり今作も確認出来て良かった。 | [投票] |
★3 | 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者(2005/日) | ガンガン連載中に少し読んだだけでTVシリーズも観ていない私には、物語は分かるが、レギュラーの‘笑い’にはついていけない。それを辛抱すれば、戦争観、世界観の主張もあり、中々の力作は力作だが。L’Arcのテーマ曲も悪くない(TVと同じらしい)。 [review] | [投票] |
★4 | 南部の反逆者(1957/米) | 何故、小説を映画化したかったのかがよく分かる作品だ。南北戦争を、物言う黒人側から描き、黒人問題と表明しても南軍も北軍も結局中味はあまり変わらなかったというのが面白い。そんなものだろうと思う。 [review] | [投票] |
★3 | エベレスト 3D(2015/英=米=アイスランド) | 好きなロビンは存在感を見せた。ジョン・ホークスが好演。キャンプの位置とかを地図で示し分かり易くして欲しかった。結末が予測できないのは実話だからか。明らかになった1つの教訓―下りる勇気は結局誰も持っていないという事。3.5点 | [投票] |
★5 | ジャン・コクトー、知られざる男の自画像(1983/仏) | これは面白い。「あなたはコクトーを知っていますか。大した男じゃないが・・」とでもいうように始まるのだ。音楽が控え目(そんな曲中心の選曲)で素晴しい。話も裏話が豊富で楽しい。芸術作品ではないが、面白さでは彼の作品群では一番じゃないか(笑)。 | [投票] |
★3 | 恐るべき子供たち(1949/仏) | 二人だけで生きて来た世界で育まれる愛(愛欲ではない)はよく分かる。弟はパートナー。しかし彼は、やはり姉としてもみていた。私の周りを見ても姉弟というのは、そんなところが有る。他かき立てる音楽が作品に合っているとは思えない。撮影は、階段等の切れ味良し。 | [投票] |
★3 | 底抜け大学教授(1963/米) | まだ続くのかと辛抱し、どうなることかと心配(?)したが、この着地はgoodだった。ステラの唇の可愛いこと、ナイスガイのカッコいいこと、まさに60年代。ピアノの弾き語りも聞かせた。 | [投票] |
★4 | つみきのいえ(2008/日) | まだまだ元気な頑固じじい。 [review] | [投票] |
★4 | フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白(2003/米) | 一度見たら忘れられない顔。頑迷そうだが、話すと実に明快だ。‘奇妙’どころか(笑)、恐ろしく聡明だ。映画は教訓形式で(彼の発案?)、分かり安い。教訓全てが興味深いが、あえて一番は‘Rationality will not save us(理性は我々を助けはしない=KEI訳)’だ。 | [投票] |
★5 | 動物農場(1954/英) | 傑作だ。原作もアニメも(音楽も出色)。権力の構造がよく分かる。権力なんて所詮こんな所に落ち着くのだろう。いつもバカをみるのは、真面目に働く者たちだ。馬のボクサーは名シーンだ。私だけでなく、わが身に照らし彼に親しみを覚える観客も少なくないだろう。 | [投票] |
★3 | ワン チャンス(2013/英=米) | 実力の有る者が、成功するという当たり前の話。でも実力者でも成功するとは限らないから、多分にこの男はツイていたのだ。チャンスを探し出すこと、それに掛ける事、失敗したら次のチャンスに進む事、それも実力だろう。その先は、・・・やはりツキだろう。 | [投票] |
★5 | スチームボーイ(2004/日) | 観た感たっぷりのラスト40分。スチームパンク世界に浸り、酒は‘ウィンチェスター(ウィスキー)’愛飲の私は勿論5点。科学者、政治家に多くの警句が有る。今日のNEWSはーウクライナ戦争勃発か、米ソ新兵器投入(2022.2.22)。現実は難しい。やはり傲慢と打算なのか。 | [投票] |
★4 | バッタ君町に行く(1941/米) | いいお話。中途から先が読めなくなり、ラストは怒涛。‘世界初’の称号が無くても、4点献上。草地でブロックを持ち上げると、虫たちが逃げ惑う。ああいう事は今後は止めようと思う。 | [投票] |
★5 | 砂の城(1977/カナダ) | コードマンは技術は凄いが、物語が平坦で面白みに欠ける、と思う。ただ本作は単純な話ながらも、起承転結がはっきりしていて、分かり易い。動物も音楽も可愛く、愛すべき小品だ。 | [投票] |