★4 | シラノ・ド・ベルジュラック(1950/米) | 純然たる愛の映画。「絹のガウンのように自分の人生を横切ってくれた」と云う。この世に男と女がいる限り、男はいや女も一生に一度は経験するこんな恋。だから永遠に、この作品は・・・と書いて来て、本当に遠い昔を思い出したよ―私の場合は分かれ道、でした。 | [投票] |
★4 | マスカレード・ホテル(2018/日) | 何のことはない、一番カッコ良かったのは小日向さんでした!長澤は、役柄に戸惑っている風にも見えた。菜々緒は使えるね。渡部はやはり上手い。梶原さんはエキストラさんか?いつも画面の端に映っていたよ(笑)。犯人当ては以下。 [review] | [投票] |
★4 | メリー(1931/独) | 伏線、ミスディレクション(誤誘導)も有り十分楽しめるが、推理に限界があり、本格ものとは呼べない。がラストは驚きも有り、納得も出来る。オルガは文豪チェーホフの親戚でヒトラーのお気に入りだったらしいが、さすがに美しい。 | [投票] |
★3 | ハーヴェイ・ミルク(1984/米) | ミルクが壁にぶつかったとか、悩んだとかは無かったのだろうか? 確かに偉大だったとは思うが、偉大でしたと通り一遍になっており、食い足りない。 | [投票] |
★3 | バトルフロント(2013/米) | ルイジアナの自然風景は美しく撮れたが、人物はスッキリしていない。凄いシーンはなくひたすらステイサムに頼り切っているのが、ファンとしてはいいが、作品としてはさみしい。よくある物語だが語り口が丁寧で、段階を踏んで面白くなって来るのは良かった。 | [投票] |
★3 | 踊る不夜城(1937/米) | 女王ソフィと天才子役ジュディの2人に圧倒された主役2人は悲しく埋没。タップをもつエレノアはまだしも、踊れないロバートは後半殆んど登場しないというお粗末さ。ソフィが、原題通りのBroadway melodyを歌い、これが一番心に残った。 | [投票] |
★4 | 美しき小さな浜辺(1949/仏) | 思わせぶりなシーンが多数有って、謎の殆んどは早くに溶解するが、本作を特徴付けるのは、謎だけではない。全編が雨の中で、暗鬱としているのだ。それはジェラールの登場シーンでふともらす哀しげな微笑から始まり、‘浜辺’で終わる最後迄続く。佳作だ。 | [投票] |
★4 | 王様と私(1956/米) | 何と言っても‘Shall we dance?’。曲も良いが「壁の花・・・」から始まる「・・・そんな気がします」という詞が素晴らしい。他に劇中劇の美術が圧巻。リタ・モレノは美しいし、哀しい。主演2人は熱演であり他に良いシーンが・・・・エトセトラ、エトセトラ。 | [投票] |
★4 | エンド・オブ・キングダム(2016/米) | 99分!この内容で99分は断然お得。さすがに後半はペースダウンするが、興奮は持続。長官と凄腕エージェントの2人の美女の活躍があれば、更に追加10分はOKでした。 | [投票] |
★4 | 宮廷画家ゴヤは見た(2006/米=スペイン) | ゴヤは見た。否、見えなかった。肖像画を描こうとした審問官は峻厳さの裏に、卑猥、好色が見え隠れした。顔が描けない。どの顔が本性なのか? [review] | [投票] |
★3 | エイセス 大空の誓い(1992/英=米) | 物語もそれなりに作り込んでいるが、余りハラハラドキドキはしない、これは普通作。女ランボーはともかく、演出、撮影も悪くはないのだが、これも普通作。登場人物では、チバちゃんが一番カッコよかった。ひいき目ではなくて。 | [投票] |
★3 | 天才スピヴェット(2013/仏=カナダ) | 夢の中の物語のようだ。細かい所は飛んでいるし、辻褄が合わず奇妙な所も出て来る。そして何より、思いが前面に出る。誰の夢?私の夢なら、モンタナの丘はいつも美しい風が吹いていて、その家族は個性豊かで1人1人が自由で、いつもとても暖かい家族だ。 | [投票] |
★3 | バルトの楽園〈がくえん〉(2006/日) | 徳島にも居たが、知らなかった。製作者は小さな事実をよく掘り起こしたと評価する積りだったが、鑑賞後色々調べると知る人ぞ知る大きな事実(笑)で資料も多数あり、逆に資料があってこの程度かに変わった。が、お粗末な私は3点。 | [投票] |
★3 | レッド・ドラゴン(2002/米) | ‘恐怖は無知から生ず’という。犯人の顔が見えない、動機が分からない、いつ現れるか分からないから恐怖は生まれる。観客は、そんな犯人の情報を何も与えられないまま、恐怖に小さくなって見続けるしかない。 [review] | [投票] |
★4 | 花のあと(2010/日) | 全体に弱い。10分縮めれば、小品らしくメリハリが効いたか。しかし、題‘花のあと’又セリフ「惜しい事・・」を考えた時、‘花と人間は同じ様で違う’というテーマはしっかり描けている。ファンである美しい北川、演技力を見せつけた國村、2人の力演を評価。 | [投票] |
★3 | ミラクル・ニール!(2015/英) | カビの生えたアイディア―というより、古くて新しい?オチが・・・まぁ、こんなものか。CG進歩で映像のキレは良い。が中味は‘何とかルーシー’(古い!)と変わらない。日本人には不明な笑いが時々。宇宙船の形がgood。当たり前すぎて、今迄なかったように思う。 | [投票] |
★4 | 雨ぞ降る(1939/米) | 邦題がいい。でもこんな雨とは思わなかった。ディザスターシーンが凄い。地震はホントにコワい。エドウィナの心をもっと描いて欲しかった。マハラジャ王妃が強く印象に残る。甘い4点。 | [投票] |
★3 | シャラコ(1968/英) | あの時代の欧州からの狩猟隊は別の映画で見たが、本作が最初か?ただ本作はアクションがもう一つで、盛り上がりにも欠ける―原作の方が面白そう。2大スターの顔合わせは、ちょっと見応えあり。 | [投票] |
★3 | 借王〈シャッキング〉 THE MOVIE 2000(2000/日) | 土山はその漫画のタッチが好きだった。本作の物語の面白さは原作の良さだろうが。テキパキと進む脚本もいい。和泉と言えばTV「相棒」だろうが、片桐竜次(弁護士役)が活躍?するのも楽しい。梅津はいつも笑える―アレだけだが。今回はセリフは有った?
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★4 | 神弓 KAMIYUMI(2011/韓国) | 一番は撮影だ。夜の焚火がくっきりと見えた。主人公より敵大将が圧倒的に力演。日本人大谷(敵大将側近)も抑え気味 (いつもそんな印象)だが、好演。丙子の乱とは、背景が大きすぎるが、エンターテイメントとして十二分に楽しめた。 | [投票] |