★5 | 座頭市鉄火旅(1967/日) | ‘アイディアの笠原’らしさを堪能。無理やり入れたッぽいチータの処理も上手い。好きな東野は出しゃばらず、好演。テーマはこういうシリーズでは欠かせない1作だろう。安田演出は勢い、迫力には欠けたがその分滋味は深くなった。鉄火は鍛冶の火。市の刀、旅になぞらえた。 | [投票(1)] |
★3 | 天国への階段(1946/英) | ‘エレヴェーター’は欧米映画でこういう使われ方でよく登場するが、近代文明の代表選手みたいで、私は好きではない。英国人と米国人対決、という展開も面白いと言えば面白いが、そうでないと言えばそうでない。まったり感一杯で、話は進む。 | [投票] |
★4 | 群衆(1928/米) | 忘れられないシーン、画は、どの映画にもあるものだ。特にヴィダーの場合、ここぞという‘決めのシーン’では、しっかりとその演出を決めて来る。私は彼の事を‘決めのヴィダー’と呼んでいる。
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★4 | 続・復讐のガンマン 走れ、男、走れ!(1968/伊=仏) | 主人公が軽い分、メイン脇役にはもっと重さ、渋さが欲しかった。物語も決して悪くはないのだが、これも展開が軽い。5組が入り乱れる割には、あっさりし過ぎだろう。ロケーションは良いし、ラストが大好きなので大甘だが4点。 | [投票] |
★3 | かごの中の瞳(2016/米) | 監督の1つの試みで、デヴィット・リンチを真似た訳でもなかろうが、最初から最後まで、映像も内容も、はたまたその目的・意図も、よく見えない作品。。 | [投票] |
★3 | パーフェクト・プラン(2013/米=英=デンマーク=スウェーデン) | オープニングが一番良かった:画も音楽も。その後の、裏切られたジャックの行動が時間が経っているのかいないのか、よく分からず:少し興醒め。主人公2人よりも、脇役がしっかりしているのも、どうよ。収穫は‘スシナイト’だけか。 | [投票] |
★4 | リオ・グランデの砦(1950/米) | 歌曲が一杯歌われるが、一番はテーマ曲でヤングの代表曲の1本だろう。オハラは美人とは思わないが、何と表情のある人か。単純な物語を、フォード演出が、しっとりとした家族愛の佳作にした。 | [投票(2)] |
★5 | イル・ポスティーノ(1995/仏=伊) | テーマ曲は‘ハンバート ハンバート’みたいで懐かしくて、暖かい。自分の周りが見えて来た人間の・・・、 [review] | [投票] |
★3 | モアナと伝説の海(2016/米) | 海、波、しぶきが相変わらず美しい。悪魔の造形と出現シーンの迫力は比類ない。タトゥーの予言は過去に有ったが、漫画のように動くのは初めてだ。ただ、計算されたような物語と笑いが引っかかる。又大きな物語のはずが、小さくまとまってしまった感がある。3.5点。 | [投票] |
★4 | トレイン・ミッション(2018/米) | ‘プリン’の正体も、裏の犯人も見事にハズれた。ヴェラが出ていたので観たが、謎の女らしさが出ていたか?まぁ、65点の出来。ハウメ×リーアムは見れる。リーアムはこういう巻き込まれ役が最高―ニコラス・ケイジよりいいかも。あの困った顔が最高だ。 | [投票] |
★4 | 遠い太鼓(1951/米) | 水中撮影のある西部劇なんて初めて見た。変わった設定だが、物語、人物等瑕疵なくサスペンスもある良作。しかし、アメリカは広いなぁ。フロリダの青い空がまぶしいぜ。 | [投票] |
★5 | 夕陽のギャングたち(1971/伊) | 悪趣味、コミカル、真剣さがない交ぜになったこの長尺をあきなく観させるのは、演出のツボを押さえたレオーネの実力だろう。それを主役二人も存分に楽しんでいる様だ。他にDr.ヴィレガが関わる雨の中のシーン、ラストのシーンも心に残る。 | [投票] |
★3 | ダーティー・セブン(1972/伊=スペイン=仏=独) | 原題は良すぎるし、邦題は悪すぎる。これだけの仕掛けと俳優、音楽の巨匠を揃えたら、もっともっと面白くなるはずだが(-_-;)。脚本が如何に大切かという一作。コバーンが意外とカッコいい。バッド・スペンサーが好演。 | [投票] |
★3 | カンフー・ヨガ(2017/中国=インド) | ジャッキーも年を取ったなぁとか、きれいどころを集めた、でもこんなキレイな考古学者はおらんやろ(すみません!差別表現でした)とか言っている内に、話の展開の早いこと、早いこと。ザルの脚本です。しかしジャッキーの旺盛なサービス精神は変わっていないぞ。
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★3 | 西部決闘史(1972/伊=仏) | 裏の事情を中盤以降に明らかにする脚本は意欲的といえるが、分かりづらい。いつもの小技は健在だが、単に小技に成り下がっていないか?リーは魅力一杯だが、時に喋り過ぎる。やはり彼には寡黙が似合う。 | [投票] |
★3 | 砂の惑星(1984/米) | ワームの大きさと、航宙士の姿にびっくり。女性陣が良いなぁ。初っ端の王女の美しいこと。母親ジェシカも中々だし、チェイニーも可愛かった。作品としてはやはり上滑りで、未読だが原作はさぞや面白かろう。 | [投票] |
★4 | ベイビー・ドライバー(2017/米) | サプペンスだけの映画だが、キャラが各々際立っていて、それを生かした物語になっている。いい脚本だ。目つきの悪い主人公はコワかった。J・フォックスの悪さ加減はNo1。そう、恋もあった。「恋はいいね」でした。 | [投票] |
★4 | 500ページの夢の束(2017/米) | 彼女が脚本を書いた本当の理由、というのがサラッと語られるが、泣かせる。心が暖まる。甘いが4点。当然スタトレファンには押さえておきたい1本。バルカン語での会話、クイズもあるぞ―「Dr.マッコイの娘の名は?」 [review] | [投票] |
★3 | ローズの秘密の頁(ぺージ)(2016/アイルランド) | ジム・シェリダンはアイルランド人なのに、自国民をこんなに悪者扱いしていいのか?話としては甘い作品だが、純愛物語として良かった―愛を込めて見たものは真実、あとは妄想。レッドグレイヴは勿論、看護婦スーザン・リンチが好演。3.5点。 | [投票] |
★4 | トランス・シューター(2015/コロンビア) | 原題のトラウマの意味がよく分からない[bluntは鈍いの意、sharpの反対]が、主人公が自分の居場所を見つけ、それにのめり込み、こだわり、それがすべてという生き方しか出来ないというのであれば、その生き様を描いていて秀作だと思う。 [review] | [投票] |