★3 | 女性No.1(1942/米) | ‘ゲシュタボ’なんて言葉が時代を思わせリアル感もあるが、出来る女と普通の男の落差あり結婚話で、所詮面白おかしいコメディ作品だ。ただセリフは洗練されており、脇話だが「賞はもうウンザリ、今度は私が賞になるわ」とプロポーズを受ける女がしゃれていた。 | [投票] |
★3 | ステージ・ドア(1937/米) | ラスト30分。ホントに翻弄された。それまでの流れから、後は分かった、分かったとタカをくくっていたが、予想を見事に裏切られた。そう、私は同じ名前のケイを応援します。3.5点。 | [投票] |
★3 | 沈黙の粛清(2016/米) | しゃれたオチ。こんなオチは今迄になかった。シリーズ初と言える大きなトリックが仕掛けられている。綺麗なヘレナばかり見ていると、騙されるぞ。トリックは力業(わざ)過ぎるが、伏線のセリフは渋い。3.8点。 | [投票] |
★5 | メリー・ポピンズ(1964/米) | 本作を若い頃観た時には、何も思わなかた。そして今―。たぶん、本作を良いと思う人は、もう夢を失った人ではないか。そして、特に何とも思わなかった人は、まだ夢を持っている人ではないだろうか?画が幻想的な寺院階段のハトの餌売り婆さんが、何故か心に残る。 | [投票] |
★3 | エージェント・マロリー(2011/米) | これがソダーバーグか。急にアクションシーンが入るのは意表を付いて面白いが、盛り上がると思わせてあっさりしぼむのは、興醒めだ。成程ね、という真相だけはとても面白いが、謎解きの仕方とかカットバックの方法とか、ホンはその面白さを生かせていない。 | [投票] |
★4 | エントラップメント(1999/米) | 私含めて、結局罠にかかったのは観客だろう。キャサリン・ゼタ・ジョーンズ見たさに観ていて心にスキが出来たのかも?それはともかく、最後のプードゥ駅の鮮やかなシークエンスは、ラストシーンベストの1本だと思う。 | [投票] |
★4 | アイ・ウェイウェイは謝らない(2012/米) | 何年か前に、この国で詳細は忘れたが、高架橋から列車が落下した事故が有った。当局は原因の発表もしないまま、その列車を落ちた地面に埋めてしまった。誰れ彼となくこの事件は大いに受けたが、 [review] | [投票] |
★4 | もういちど(2014/日) | 登場人物全員が抑えた演技。不要なセリフ、無駄なシーンは撮らない(と思わせる)板屋監督演出は、悪くない。おとなし過ぎる、教科書的な感じはあるが、この物語で最後迄一気に見させたのは、彼の実力だろう。 | [投票] |
★4 | 風の音、愛のうた(2011/タイ) | 美しいもの、優しい心を撮りたいという素直な心が伝わってくる良作。‘夫が軍人だからといって妻も完璧とは限らない’というセリフ―タイの国情の一端を垣間見たようで興味深い。 | [投票] |
★5 | 東京暮色(1957/日) | 小津らしからぬ下世話な作品である。しかも、嫌らしいほどに下世話だ。更に音楽の瑕疵も気になる。それでも脚本が良いのだろう。昔捨てた子供と再会した女の複雑な心情―戸惑い、喜び、哀しみ、諦め―が後々まで心に残る傑作だ。 [review] | [投票(4)] |
★4 | ドラフト・デイ(2014/米) | スーパーボウルって何?ドラフトkつて何?QB、RBを知らなくても大丈夫(私自身のことだけど)。描かれているのは人間であり、テーマも人間だから、誰が観ても楽しめます。時間が刻々と過ぎて、ハラハラドキドキ。今迄に有ったようで、なかった作品? | [投票] |
★4 | 暗黒街の顔役(1932/米) | よく出来た脚本で物語自体が面白く、今のマフィア映画の基本のキになっているのは間違いないが、単なる切った張ったの面白さだけの映画ではない。 [review] | [投票] |
★4 | 果てしなき蒼空(1952/米) | 古き良き時代の大らかさ。‘ひき綱’は見させるが、ミズーリ河3千kmの遠さの表現はもう一つ。一方音楽が手堅く、そつがない。歌曲‘Whisky ,let me alone’が最高。さすがのティオムキンに+1点。 | [投票] |
★3 | オクトパス(2000/米) | あまりに低い点数。確かに欠点だらけ。少ない良い所を挙げる。2つの流れを最後に1つにまとめたシノプシス(粗筋)は悪くない。ホンもさんざんだが、主人公男2人の描写は、まぁこんな所かと。女はイロが欲しかっただけ。これも良い所だろう? | [投票] |
★4 | 紅酒(1995/香港) | 70年という長いドラマの割に奥行きがなく、小さくまとまってしまったのが残念。しかし、主人公はアカデミー賞ものともいえる存在感のある演技をみせてくれた。 | [投票] |
★5 | ビリー・ザ・キッド 21才の生涯(1973/米) | C.C.がビリー役って、絶句。リー・バン・クリーフ似のJ.コバーンは出来過ぎ。ディラン節は、悪い様な善い様な。後半は俄然面白くなる。老保安官夫婦の挿話。パット夫婦との対比か?しかし、こんな夫婦があらくれ西部には逆に本当に居たと思う。 | [投票] |
★3 | デビルズ・バックボーン(2001/スペイン=メキシコ) | 撮影は良いが、物語自体が面白いという程ではない。また時期をスペイン内乱期としているが、そうする必要もないのでは。それと、タイトルの‘悪魔の背骨’をもっと物語に絡ませていれば、もっと興味溢れる作品になったと思う。 | [投票] |
★3 | 向かいの窓(2003/伊=英=トルコ=ポルトガル) | ストーリー的には、エピソード各々が当然ながら1本にまとまって来るのだが、その関連付けには少し無理があるだろう。主演2人ジョヴァンナとマッシモはさすがに良かった。特にジョヴァンナは全体を引っ張って行く力量もあり、素晴しい。
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★4 | 裁きは終りぬ(1950/仏) | 100分そこそこの作品の中に、陪審員たちの私生活をぎっしりと描いた脚本の堅牢さを評価したい。また陪審員制度に問題を投げかける作者の主張をはっきりと提示しており、改めて日本の我々にもその制度を考えさせる。 | [投票] |
★3 | 沈黙のアフガン(2016/米) | 筋が通っているのかいないのか、よく分からない物語だが、アイディア自体は悪くない。迫力の無い銃撃戦はともかく、全体にピリッとしないのは、セガールがメインストーリーに絡んでいないからか。いやいや、絡んでいても一緒かな? | [投票] |