★5 | 竜とそばかすの姫(2021/日) | 物語部分はともかく音楽が最高だったし、過去ヒット作からの借り物競争も素晴らしい。と思ってネットを見ると世間の評価がボロカスでびっくりしたのだが、評価が一定の方向に流れやすいというのもこの映画の中で描かれている通りなのかもしれない。 | [投票(1)] |
★5 | Mr.ノーバディ(2021/米) | 安心してみていられる系のバイオレンスムービー。
銃や武器の好きな人間にはなおいっそう楽しい一作。
ところでマフィアのボスのしゃべり方や表情が麻生太郎にそっくりで、ああなるほどあの人はこう言う人なんだななと思った。 | [投票(1)] |
★5 | 花束みたいな恋をした(2020/日) | どうして大事な人をもっと大事にしなかったのか。若き日の自分に突きつけられた問いかけが心を痛めつける。見終わってから日増しにその痛みは強くなる厳しい映画だったが、見て良かったと思う。 | [投票(1)] |
★5 | アップグレード(2018/米) | シャキーンという起き上がり方、アクション時のカメラの回転、非常に撮り方が面白い! | [投票(1)] |
★5 | レディ・イン・ザ・ウォーター(2006/米) | シャマランの映画の中でも不当に評価の低い映画だが、一糸の乱れもなく紡がれた展開・構成、そしてとどめはエンドロール。ただただ押し黙ってこの物語に入り込み、恐れ、おののき、喜び、そんな想いを感じるほかはない。 | [投票(1)] |
★5 | ボヘミアン・ラプソディ(2018/英=米) | ライブエイドの完全再現は圧巻。そこに至るまでの物語がさらに印象を強くする。何よりあの歌を歌えるのはこれからもきっとフレディその人しかいないのだと思わせてくれたすばらしい追体験だった。ただ、思っていたより本格的に男好きだったのが驚きだったのと、マイク・マイヤーズのキャスティングにはちょっと疑問がある。 | [投票(1)] |
★5 | 万引き家族(2018/日) | ひととひとのつながり、親と子・他人と他人という関係を分かつのはなにか、実はそんな問い自体意味のないことじゃないのか。そういう謎を突きつけられ、抜け出すことができない。時の為政者が強調すればするほど「美しくない国」になっていく日本。私たちが成すべき事はなんだろうか。 [review] | [投票(1)] |
★5 | センセイ君主(2018/日) | 変顔と変声で賢明に挑むヒロイン役の浜辺美波が熱演。友達役の川栄李奈もお笑いパートを上手く引っ張っているし、アオちゃん役の矢本悠馬って大河ドラマに朝ドラと全く違う顔を見せて器用な人だなあという印象。
主要人物の中で竹内涼真が楽している感じが若干残念だ。エンディングの "I want you back" は結構幼きマイケルに寄せたカバーになっていてこれまた一聴の価値あり。 | [投票(1)] |
★5 | グリード(1925/米) | 圧倒される映像の迫力。暗鬱な雨の風景、一転して照りつける砂漠。どこまでも金に執着することの無意味さと、そこから逃れられない我々の業を突きつけられるような苦しい映画。 [review] | [投票(1)] |
★5 | セッション(2014/米) | 育てる気なのかつぶす気なのかわからない「指導」に凍り付き、目をそらすことができない。これほどリアルな緊迫感に満ちた作品もなく、倫理観的に拒絶してしまう人もいると思うが、是非体験したい映画。 | [投票(1)] |
★5 | 帝一の國(2017/日) | 文句なく面白い。ただ、菅田将暉が主役にもかかわらず竹内涼真の映画になってしまっているのが悩ましい。 | [投票(1)] |
★5 | ダンケルク(2017/英=米=仏) | 端正に作られた映像と兵器の轟音が織りなす緊張感がたまらない。ネットで良く見るのは「プライベート・ライアン」との比較で「ダンケルク」を低評価にする意見だが、前者はゴアシーンを楽しむ戦争娯楽映画なので比較すること自体的外れだと思う。 [review] | [投票(1)] |
★5 | 美女と野獣(2017/米) | 意外に評判が悪くてびっくりだ。「バリーリンドン」を彷彿させるコスチュームが舞い踊る序盤の5分だけでもアニメ版のクオリティは軽く凌駕したと思っていたのだが...
黄色いドレスが見事なまでに映えるエマワトソンが予想を遙かに超えて美しかった。 [review] | [投票(1)] |
★5 | シング(2016/米) | オーディションから本番に至るまでの選曲はジャズからビートルズ、スティービーワンダーにテイラースイフトと幅広く、ドラマ部分もバランス良く各人物の魅力をいかんなく表している。日本語吹き替えの面々もよく似た声の人が当たっていてとても良かったと思う。ただ、主人公であるコアラのバスタームーンは、そのポジティブさ故に他人を不幸にすることもあるのではないかと危惧される。 | [投票(1)] |
★5 | ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米) | エピ4好きにはたまらない映画。噂では大幅なストーリー改変と撮り直しがあったとかで、前半のダレた演出はその結果だろうか。後半の展開はスリリングで、皆が知っているエピ4冒頭へとつながる希望のリレーに心が躍る。 [review] | [投票(1)] |
★5 | 君の名は。(2016/日) | くどさのかけらもない極めてあっさりとした演出になぜ涙が流れるのか自分でも説明がつかない。感動という軸とは全く違う、心を揺さぶる絵と画のみずみずしさが新しい映画の潮流を作り出していくのだろうか。末筆ながら、シネスケ復活を心よりうれしく思います。2017.1.22。 | [投票(1)] |
★5 | グリース(1978/米) | 改めてみるトラヴォルタは、やっぱりかっこいいね。アイドル映画でストーリーもたいしたことないのに、「丁寧」というレベルを超えたものすごい長尺で、選曲が非常に良いだけに残念。 | [投票(1)] |
★5 | 百円の恋(2014/日) | 「安藤サクラがほんとにやってる!」ってことが評価の大きな部分を占めてしまうのは映画としてどうかなと思うけど、自分はそこだけではなくいろいろと感じ入るものがあってよかった。ちょっとピントが違うかもだけど「だんだん美しくなくなっていく日本」が描写されているのは哀しい。 | [投票(1)] |
★5 | ステキな金縛り(2010/日) | 三谷映画はあまり好きじゃないので期待していなかったが、非常に面白かった。なにより深津絵里が徹底的に可愛く撮れていて魅力的たったのが驚き。傾向は全然違うが、小泉今日子の「怪盗ルビィ」を想い出した。心温まるお話で、とてもよかった。 [review] | [投票(1)] |
★5 | ゾンビランド(2009/米) | 蔓延するゾンビがもたらす社会の崩壊や逃走を描くのではなく、逃走している人物たちのキャラの面白さに焦点を当てる手法が新しい。ただ、女性二人にあまり特徴がなく、特に妹の方が不快な人物像なのが若干の難点。 | [投票(1)] |