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inaさんのコメント: 投票数順

★4ワイルド・アット・ハート(1990/米)初めて映画の「リアル」に気づいた作品。「リアル」は日常と狂気の狭間に潜んでいる。 [review][投票(18)]
★3バトル・ロワイアル(2000/日)「暴力」の美しさ。この映画にはテーマなんかないと思います。内容なんて関係なく、いかに映画的に「殺し合い」を描くかだけです。 [review][投票(18)]
★5打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか?(1993/日)岩井俊二の上手さは「共感」だと思います。それも最大公約数的な共感。どんな人でもその人それぞれ学生時代の思い出があります。映像テクニック、編集、音楽、音、本当に上手いが人気のヒミツは「共感」を完璧に理解しているからだと思います。 [review][投票(18)]
★5青いパパイヤの香り(1993/仏=ベトナム)「夜」が本当の「闇」として描かれ、「映画音楽」ではなく「独立した音楽」として存在し、「時間」が「現実の刻」として流れる。 リアルでもなくスタイリッシュでもなく「映画的」な作品。[投票(17)]
★4マルコヴィッチの穴(1999/米)とても普通の映画だと思います。わざと普通じゃなく見せているが、アイディアだけで監督の魂はあまり感じられませんでした。しかし、ファーストシーンの操り人形だけは冷や汗かくぐらいドキッとしました。そこだけは「映画」を感じました.[投票(17)]
★5フレンチ・コネクション(1971/米)ラストの昼間なのに暗闇のような廃墟。映画なのに現実の様な気がした錯覚。小学生の頃、両親が留守のときこっそり観た昼のテレビの罪悪感と興奮。まるで白昼夢のように今でもそのときの感覚は覚えている。 [review][投票(16)]
★4風の谷のナウシカ(1984/日)映画のラストのクレジットが出ている所で「その後」を描いているシーンがもっとも好きです。頭の中で何回も何回も次回作を考えました。宮崎さん、観てみたいけれど絶対に「風の谷のナウシカ2」は作らないでください。[投票(16)]
★3ギフト(2000/米)この映画は主演のケイト・ブランシェットの魅力で成り立っています。彼女の顔は幸薄そうで影がありしかし理解があって絶対的なやさしさがある。そんな彼女の顔がこの映画をリアルにしていると思います。[投票(16)]
★4アメリカン・ビューティー(1999/米)この映画の中のビデオカメラは監督の「思い」が入っていると思います。映画の映像は淡々と状況を写しているが、ビデオカメラはズームして本当に撮りたいものを映像に収めようとしています。このもうひとつの「視線」がとても面白い。 [review][投票(16)]
★4ピアノ・レッスン(1993/豪=ニュージーランド=仏)いい音楽の付いた映画はずるいと思います。戦メリ、パリ・テキサス、バグダットカフェ、男と女。ずるいけどその映画の世界にはまれて音楽を聞くだけで、全てのシーンが思い出されます。 [review][投票(16)]
★5戦場のメリークリスマス(1983/英=日)これぞ「映画」。特に白い蝶がデビット・ボーイの頭の上に止まっていて、蝶がふわっと飛び立った瞬間、彼の死を表現したシーンはまさに映画ならではと思います。映画は映像だけです。セリフ、役者の演技は二の次です。[投票(16)]
★4イルマーレ(2000/韓国)チョン・ジヒョンに酔う。 [review][投票(15)]
★3アルゴ探険隊の大冒険(1963/英)なんか匂いがする。 [review][投票(15)]
★2あの頃ペニー・レインと(2000/米)ひとの青春は他人にとってツマラナイもの。この映画はいちよう「物語」にはなっているが「共感」がないため単なる「監督の青春の物語」になっている。観客の青春と共鳴する作品を「青春映画」という。[投票(15)]
★3修羅雪姫(2001/日)今の時代、もう「アイドル映画」はいらない。この作品が「アイドル映画」 を斬る! [review][投票(14)]
★3マタンゴ(1963/日)「エロティックな関係」 [review][投票(14)]
★4エマニュエル(1984/仏)中学生がテレビを買う動機 [review][投票(13)]
★3ターミネーター3(2003/米)「一直線に伸びる道」 [review][投票(13)]
★4スワロウテイル(1996/日)嘘っぽい世界、テレビで見慣れた俳優、今時なJAPAN音楽、無国籍という今ではあたりまえの設定、なのに心に残るCHARAの「マイ・ウェイ」。その「マイ・ウェイ」を歌うシーンには確かに「物語」があったと思います。[投票(13)]
★4セーラー服と機関銃(1981/日)今まで、長まわし、1カット1シーンなど相米監督の演出の凄さに私は感銘していました。あるとき監督と一緒に仕事をした人に「あの監督は何も演技指導もせずただ永遠と何カットも撮るのよ」と聞いたとき、この監督は自分で人の小手先で映画を造ったのではなく映画の神様が降りてくるのをただ待っていたんじゃないかと思いました。[投票(13)]