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いくけんさんのコメント: 投票数順

★5空気人形(2009/日)映画の要所要所で脇役である余貴美子富司純子高橋昌也が屹立している。秀作の証(あか)し。 見ること、触れること、発音すること、動くこと、存在すること、記憶すること、伝えること、観ること。様々な醍醐味に溢れた、『空気人形』。 [review][投票(7)]
★4墨東綺譚(1992/日)ざらつきがなく素直な画調、聞き取りやすい声質の台詞回し、が、なかなかいい塩梅。最上級のテレビ東京のドラマみたい。(あそこは、なかなかドラマに本腰いれないけど!)←誉め言葉です!何度も観ても、好印象。ただ、ある個人的思い入れにより、若干、過大評価気味かも? [review][投票(7)]
★5チャイナタウン(1974/米)豪華壮麗な悲愴美が機能している。劇中の懐中時計は車に轢かれてることによって、初めて時間を指し示す。悲しい事件があって、ポランスキー監督の内面世界は際限なく凍りついているようだ。記憶装置としての映画の恐ろしさを見よ![投票(7)]
★5スローターハウス5(1972/米)星に願いを・・・ [review][投票(7)]
★5ツィゴイネルワイゼン(1980/日)微妙に個性のずれた主演四人の違和感が全編を引きずり、それに間断のない効果音がかぶり、恐怖が継続していく。『CURE キュア』はこの映画の申し子と断定したい。レコードまで共通している。そして、どちらの映画も絶品です。 [review][投票(7)]
★5赤ひげ(1965/日)荘厳な人間ドラマの連続。特に、佐八(山崎努)と、おなか(桑野みゆき)の悲恋が、圧倒的に美しかった。映画内映画の趣で、溝口健二にも通じる情感がある。 [review][投票(7)]
★5HANA-BI(1997/日)北野武そして、私のさまざまな思い。 [review][投票(7)]
★4誓いの休暇(1959/露)戦争のある時代に生まれていれば、俺、兵隊さんになって、確実に戦死していたと思うんだ。そんな俺のたった1週間の安らぎを、見せてくれた気がする。心象風景にさえなっている。[投票(7)]
★3BROTHER(2000/日=英)もっと、芸域を広げた方がいいヨ! 北野監督 [review][投票(7)]
★4セーラー服と機関銃(1981/日)何これ、どこが面白くて「カ・イ・カ・ン!」なのか、俺たち小僧には判らなかった、ただ、薬師丸ひろ子の赤い口紅とハイヒールが眩しかった、81年の冬。  [review][投票(6)]
★3イノセンス(2004/日)巨匠でなく、永遠の鬼才たろうとする押井守の戦略。あるいは、前作を明白に浮かびあがらせるための背景たる闇。しかし、同時に押井守の親切で暖かいゴースト(魂の叫び)が此処にはある!←(長文ごめんなさい。) [review][投票(6)]
★4Dolls(2002/日)北野武の映画のキャンバスに、鮮やかな赤が加わる。「キタノ・レッド」誕生の喜び。 [review][投票(6)]
★5アメリ(2001/仏)アメリ。黒い瞳のうなじの綺麗な女の子。何か東洋的な香りもするイチビリ女。ちょっといい事があると、黒い髪を照からしながら、伊東四朗みたいな一人笑い。「ニン!」って言ってない?うーん、好感度、∞(無限大。) [review][投票(6)]
★5GO(2001/日)国境さえ超えて行く、可能性の翼 × 地上に、舞い降りた、天使。。。 [review][投票(6)]
★4眠る男(1995/日)眠る男、或いは、眠れぬ男からの、伝言。 [review][投票(6)]
★5ディーバ(1981/仏)太陽系で一番、オシャレな、映画。。。 [review][投票(6)]
★5シャンドライの恋(1998/伊)瑞々(みずみず)しく、華麗に。 [review][投票(6)]
★5フレンチ・コネクション(1971/米)ニューヨーク高架線下の追跡シーンの迫力は映画の殿堂入りでしょう。登場しただけでおフランスの優雅さを漂わすフェルナンド・レイも見事。あとは個人的ネタバレですがよろしく。 [review][投票(6)]
★4ハリーとトント(1974/米)アメリカ版『東京物語』。確かに厳しい内容。でもこの映画はカラーなので暖かい砂浜の色彩が、主人公の老人の人生を賛美しているみたいで救いがある。カラー映画って夾雑物があるけど斬り捨てないよね。慈愛に満ちたアート・カーニーの表情が印象的。忘れてはならない珠玉の一本。[投票(6)]
★4(ハル)(1996/日)良質なサイレント映画を観ているよう。チャップリンの街の灯並みに字幕の上手い、森田のセンスに驚嘆した。[投票(6)]