いくけんさんのコメント: 投票数順
空気人形(2009/日) | 映画の要所要所で脇役である余貴美子、富司純子、高橋昌也が屹立している。秀作の証(あか)し。 見ること、触れること、発音すること、動くこと、存在すること、記憶すること、伝えること、観ること。様々な醍醐味に溢れた、『空気人形』。 [review] | [投票(7)] | |
墨東綺譚(1992/日) | ざらつきがなく素直な画調、聞き取りやすい声質の台詞回し、が、なかなかいい塩梅。最上級のテレビ東京のドラマみたい。(あそこは、なかなかドラマに本腰いれないけど!)←誉め言葉です!何度も観ても、好印象。ただ、ある個人的思い入れにより、若干、過大評価気味かも? [review] | [投票(7)] | |
チャイナタウン(1974/米) | 豪華壮麗な悲愴美が機能している。劇中の懐中時計は車に轢かれてることによって、初めて時間を指し示す。悲しい事件があって、ポランスキー監督の内面世界は際限なく凍りついているようだ。記憶装置としての映画の恐ろしさを見よ! | [投票(7)] | |
スローターハウス5(1972/米) | 星に願いを・・・ [review] | [投票(7)] | |
ツィゴイネルワイゼン(1980/日) | 微妙に個性のずれた主演四人の違和感が全編を引きずり、それに間断のない効果音がかぶり、恐怖が継続していく。『CURE キュア』はこの映画の申し子と断定したい。レコードまで共通している。そして、どちらの映画も絶品です。 [review] | [投票(7)] | |
赤ひげ(1965/日) | 荘厳な人間ドラマの連続。特に、佐八(山崎努)と、おなか(桑野みゆき)の悲恋が、圧倒的に美しかった。映画内映画の趣で、溝口健二にも通じる情感がある。 [review] | [投票(7)] | |
HANA-BI(1997/日) | 北野武そして、私のさまざまな思い。 [review] | [投票(7)] | |
誓いの休暇(1959/露) | 戦争のある時代に生まれていれば、俺、兵隊さんになって、確実に戦死していたと思うんだ。そんな俺のたった1週間の安らぎを、見せてくれた気がする。心象風景にさえなっている。 | [投票(7)] | |
BROTHER(2000/日=英) | もっと、芸域を広げた方がいいヨ! 北野監督 [review] | [投票(7)] | |
セーラー服と機関銃(1981/日) | 何これ、どこが面白くて「カ・イ・カ・ン!」なのか、俺たち小僧には判らなかった、ただ、薬師丸ひろ子の赤い口紅とハイヒールが眩しかった、81年の冬。 [review] | [投票(6)] | |
イノセンス(2004/日) | 巨匠でなく、永遠の鬼才たろうとする押井守の戦略。あるいは、前作を明白に浮かびあがらせるための背景たる闇。しかし、同時に押井守の親切で暖かいゴースト(魂の叫び)が此処にはある!←(長文ごめんなさい。) [review] | [投票(6)] | |
Dolls(2002/日) | 北野武の映画のキャンバスに、鮮やかな赤が加わる。「キタノ・レッド」誕生の喜び。 [review] | [投票(6)] | |
アメリ(2001/仏) | アメリ。黒い瞳のうなじの綺麗な女の子。何か東洋的な香りもするイチビリ女。ちょっといい事があると、黒い髪を照からしながら、伊東四朗みたいな一人笑い。「ニン!」って言ってない?うーん、好感度、∞(無限大。) [review] | [投票(6)] | |
GO(2001/日) | 国境さえ超えて行く、可能性の翼 × 地上に、舞い降りた、天使。。。 [review] | [投票(6)] | |
眠る男(1995/日) | 眠る男、或いは、眠れぬ男からの、伝言。 [review] | [投票(6)] | |
ディーバ(1981/仏) | 太陽系で一番、オシャレな、映画。。。 [review] | [投票(6)] | |
シャンドライの恋(1998/伊) | 瑞々(みずみず)しく、華麗に。 [review] | [投票(6)] | |
フレンチ・コネクション(1971/米) | ニューヨーク高架線下の追跡シーンの迫力は映画の殿堂入りでしょう。登場しただけでおフランスの優雅さを漂わすフェルナンド・レイも見事。あとは個人的ネタバレですがよろしく。 [review] | [投票(6)] | |
ハリーとトント(1974/米) | アメリカ版『東京物語』。確かに厳しい内容。でもこの映画はカラーなので暖かい砂浜の色彩が、主人公の老人の人生を賛美しているみたいで救いがある。カラー映画って夾雑物があるけど斬り捨てないよね。慈愛に満ちたアート・カーニーの表情が印象的。忘れてはならない珠玉の一本。 | [投票(6)] | |
(ハル)(1996/日) | 良質なサイレント映画を観ているよう。チャップリンの街の灯並みに字幕の上手い、森田のセンスに驚嘆した。 | [投票(6)] |