[コメント] 生きものの記録(1955/日)
恐ろしく申し上げにくいのだが・・・
『夢』の中のワン・エピソードもそうだが、黒澤の反核には、どうしてもパラノイアな感じを受けてしまう。はっきり言ってこの映画は素っ頓狂に感じられたし、何やら愉快な気分にまでなってしまった。そんな私みたいな人間を不感症であると、この映画は批判しているわけだが、黒澤のまじめさに敬意を表することと、この作品の説得力を冷静に考えることとは別なのではないか。
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