★4 | タキさん(黒木華)が時子さん(松たか子)の足を揉むシーン(ふくらはぎと膝小僧とほんの少しの太もも)と、アブラゼミしか鳴かない現代とは違いミンミンゼミが鳴いている夏の描写が印象的でした。嵐の夜の描写もいい。当時の空気感が伝わってくる。佳作。二度観たいとは思わないけれど。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★3 | どんな時代でも楽している人間はいるし、切羽詰まっている人間はいる。あの大戦時でも、両者は居たという事だ。山田は単にノスタルディーとして描きたかったのではないか?戦争はいけないこと、不倫もしかり。だからこの物語はこれで、すべて良かったと思う。 (KEI) | [投票] |
★4 | 倍賞千恵子は本作を遺作に選んだのだろうか。まるで子供のような慟哭に胸刺される。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | なんか変な演出だったように思う。 (kenichi) | [投票] |
★3 | 酒屋のおじさんが「これですっきりしましたよ。アメリカなんて生意気な国はやっつけちまえばいいんですよ」というセリフに、当時の国民感情が透けて見えるし、2015年現在の右っぽくなりつつある日本も重なって見える。松たか子と黒木華が二人揃うシーンは非常に美しく、他の欠点を埋めてくれる気がする。 (サイモン64) | [投票] |
★3 | 松たか子と黒木華が出ている場面はすべて華やかで好ましい。ここが徹底的に好ましく演出されているので、回想という月並みな形式でも感情が喚起され、涙を誘う。 [review] (緑雨) | [投票] |
★2 | あの状況でも、人は豚カツを食い、道ならぬ恋に落ちる。人間らしさであり、強さであり、漢字二文字シリーズに通じるけど、セリフや言葉でしか伝えられないのが作家としての限界。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★3 | ああ、そうか。こうやって日本は戦争に突入していったのだな。山田洋次がいちばん描きたかったのは、たとえばラサール石井演じる社長のセリフだったりするんだろう。 [review] (もがみがわ) | [投票(2)] |
★3 | 黒木華はこういう役をやらせると栄えるなあ。ストーリー云々は置いといて、芝居・演出なんかは面白かったと思う。 [review] (deenity) | [投票] |
★3 | 松たか子が上手いわ、とにかく。難しい役どころなのに。あと役者の着物を着る所作が本当に慣れている。 (USIU) | [投票] |
★2 | 想像力を働かせる必要のない作品。主人公の心情から見逃しちゃいけないポイントまで、みんな台詞で説明してくれる。 (G31) | [投票] |
★3 | 女優ふたりが好きだと思った。 (あちこ) | [投票] |
★2 | 何十年も秘めた想いを紐解く作りになっていない。戦時下の火遊びが露見せずに済みましたっていう程度の話ではないだろう。3角関係の2辺しか描けない山田には尺に合わない企画。『東京家族』からの余りにものキャスト流用も安易で嘗めてる感を受けた。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 小さな話が、最後まで小さな話以上にならずに終わっている。松たか子はよかった。 (ツベルクリン) | [投票(2)] |
★4 | なかなか面白かった。さすが、こういう家庭内部の動的な部分のあまりない日常劇にミステリーを味付けしたその達者な演出ぶりは山田の円熟さを伺わせるに十分だ。
[review] (セント) | [投票] |
★3 | 祖母の過去をめぐる冒険。 [review] (モロッコ) | [投票(1)] |
★3 | 小さな一家の平穏と、自らの淡い心情。タキ(黒木華)が守ろうとした二つのものは、あっけなく戦火にのまれてしまう。60余年前の、あの時にタキが失くしたものは「幸福」になるための糸口だったのかもしれない。湿っぽさのない松たか子の陽が魅力的。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 良くも悪くも年寄り目線の映画。山田洋次がハッキリと口に出して言った内容には共感する。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(7)] |