★4 | こんなに虚飾を削ぎ落とし武骨に徹した聖書の物語化はなかっただろう。パゾリーニは聖書を純粋な記録物とみなし、物語的に何も盛らない、飾らないことで、キリストをアジテーターに仕立て上げる。用いる手段は抽象的な聖性などではなく血肉のかよう“人の顔”だ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | 宗教絵画から抜け出してきたような魅力的な顔の連鎖 [review] (寒山拾得) | [投票(4)] |
★5 | パゾリーニが本当にマルキストなのかと疑う、紛れもない真正キリストの聖書物語。カメラワークが揺れ動き斬新。音楽も絶え間なく鳴り続け上品。前半と後半でタッチが変わってくるが、特に出だしのせりふがしばらくないシーンは圧倒的。 (セント) | [投票] |
★3 | ゴルゴダの丘への道のりが楽ちん過ぎる。パッションさに欠けた(笑) [review] (TO−Y) | [投票] |
★3 | 政治X宗教X映画。 真実を凌駕する戯れ言の三位一体。 (町田) | [投票] |
★3 | イエス役というのは日本で云えば天皇役くらいにどうしたもんかだが、この彼はいいね。奇跡のたびに歓喜の歌が爆発するのには参ったもんだが。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | イエスの起こす奇跡の余りのあっけなさに驚くが、その強引さが真実味ある表現足り得ている。キリスト教に興味は無くとも構築された美は十分堪能できる。 (マッツァ) | [投票] |
★5 | パゾリーニの中では、最もわかりやすく「立派な映画」だろう。ズーミングを多用する部分やカッティングの落ち着き無さといったスタイルは、私は好きになれないのだが。ファーストカットの処女受胎前のマリアのアップが映画的な画面。サロメ(ヨハネの首が欲しいと言う、ダンスする女の子)の描写も面白い。
(ゑぎ) | [投票(2)] |
★5 | 真のマルキストは「奇跡」に関する映画ではなく、奇跡の集積としての「映画」を志向する。二つのショットを不連続に接合することへの、飽くなき自己批判もしくは仮借なき異議申立て。 [review] (ゴルゴ十三) | [投票(7)] |
★4 | 非常に格調高く真摯な作品。キリスト教に無知な自分も十分引き込まれた。カメラワークならびに映像全般、音楽も繊細で特に長さは感じない。 (24) | [投票(2)] |
★2 | 信心も審美眼も欠如したボンズには、生真面目な聖書再現録以上のものを見出せなんだ。
(たかやまひろふみ) | [投票] |
★4 | 荒涼とした空気感が神秘的。イタリア語での説教演説が意外と耳に
心地いい。 [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票(1)] |
★4 | マルキストのパゾリーニだからこそ見えた「革命家=キリスト」という視点。ローマ教皇庁もびっくり! 信仰のないおれもびっくり! (若尾好き) | [投票(2)] |
★5 | パゾリーニ以外の監督には撮れない。ひとつひとつのシーンが力強く神秘的。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★4 | いかにも名作という感じの映画。でも疲れるね。 (_) | [投票] |
★5 | キリストと聖母マリアの顔が、いかにもそれらしくて凄い (くろねずみ) | [投票(2)] |
★4 | 聖書が元ネタなので理解しやすい。原始キリスト教の緊張感がよくでていると思う。 (ハム) | [投票] |
★3 | 3.5点。パゾリーニだけどお下劣さゼロ。少々長いが見る価値ありです。 (ころ阿弥) | [投票(1)] |
★3 | パゾリーニのキリスト受難劇。パゾリーニの映画としては見やすいけど疲れる。 (かふ) | [投票] |