★4 | 今更ですがラッキード社には大笑い。3時間飽きさせないテクはやっぱり立派なもの。悪役天国を批判する秋吉久美子はセーラー服で前掛けして台所でネギ刻み、関西弁なのでさらに呂律がおかしくてとても素敵だった。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | いかに勝つかしか学んでこなかった男が活路を見い出した先は、規律ならぬ欲望への忠誠度が尺度の戦場。制服を脱ごうが着続けようが、戦後の日本に彼らの正当な居場所はもうないのだ。飛び交う砲弾の下を生き抜きながら、札束乱舞する利権抗争に散る男たちの哀れ。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 監督が挿入した「時代の声」ともいうべき幾つかのシーンは、今となっては却って「時代」というものの脆弱性を炙り出しているように思う。☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★3 | 二度と繰り返すまいと思っていた―闘争へのパラノイア的没入・組織の論理の冷血・熱狂の後の恐ろしい空虚。ああ、なのに結局戦いの中に…。戦中派による痛切なる「告解」。 (淑) | [投票] |
★4 | もしかして瀬島龍三がモデル?あんな善人じゃないと思うけど。 (ヒエロ) | [投票(1)] |
★4 | 山崎豊子さん、事件に関わってたんですかね? (カレルレン) | [投票] |
★3 | 『華麗なる一族』の面白さにつられて借りてみたが、二回トライして二回寝てもうた。仲代の一本調子な陰気さが見ようという気をなくさせる。
(TOMIMORI) | [投票] |
★4 | ラッキード社だから「決まりました!ラッキー!」って訳じゃないが、やはり飛行性能よりもサイドワインダーの威力が物を言うんだね。真摯に国防を見据える防衛庁将官が官房長のたぬきジジイを投げ飛ばす場面にガッツポーズだが、話はそうそううまく収まらないのが本作の魅力。重度の社会派ながら娯楽群像劇としても見事に成立している。 (クワドラAS) | [投票] |
★3 | 山本薩夫が「赤いセシル・B・デミル」なら、丹波哲郎は「日本のチャールトン・ヘストン」だ! (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | 戦時、エリート集団の中でも際立った真のエリート足る大本営参報は、誰しもが責任を取らされる事はなかった。 [review] (sawa:38) | [投票(3)] |
★4 | シビアな迫力は、見応えもあるし、大勢の出演者の個性をよく生かした演出は、ピタリとはまっていて、この点では山本薩夫監督の役者の「使い方」の上手さを感じさせる。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] |
★3 | 事実が虚構を追いかけた。間違ってはいけないこの作品のモデルはロッキード・FX商戦でありロッキード・丸紅事件ではない。 [review] (斎藤勘解由) | [投票(1)] |
★3 | なかなか原作のようにはいかないが、仲代達矢の靴下のかかとに穴があいているシーンは印象的。その後の人生が反転してゆく。 (chokobo) | [投票] |