★4 | ルーティンワークのプログラムピクチャーとは言え『死んでもいい』から『GONIN』までの石井隆絶頂期の渦中に作られた勢いと艶がある。名美・村木シリーズの流れを汲んでるが濡れ場よりむしろ暴力描写が冴え渡り、寺田農はじめ役者が皆乗ってる。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 90年代の根津甚八は甚八であることがさぞかし気持ちよかったであろう。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★4 | 再評価されるべき傑作。この監督は元来照明に凝るのだが本作は笠松則通との相乗効果で画面の質が非常に高くなっている。また、暴力や行為(弁当を食べる・食べない)の戯画的な反復、夜間場面の蒼は北野武からの影響だろう。 [review] (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 前半の妙な緊張感。後半は在り来たりなヤクザ映画です。 [review] (夢ギドラ) | [投票] |
★2 | 痛々しいシーンをネチっこく見せられて苦痛
(TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 廃墟・倉庫・ネオン、例によって光と影の演出が重低音のように連なり、そして堕ちた女・名美の白い裸体が妖しく絡まってくる。石井隆の描く「夜」に酔わされる。そしてこの「夜の空気」を発散する根津甚八が巧い。 (sawa:38) | [投票(1)] |
★4 | 名美(夏川結衣)が墜ちていく様が痛々しい。遺骨を喰う女。旦那の遺影の前で喪服姿のまま犯される女。踏みつけられる遺骨。復讐を試みて組長に近づくも、ヤられるだけヤられた後にチンピラに輪姦されてシャブ漬けにされて売られる女。売春婦となり何十、何百本もの相手をしている女。亡き旦那の心境で観ると哀し過ぎる映画。 (IN4MATION) | [投票] |
★4 | 石井隆初体験。「初めてなの、優しくしてね♪」と言いつつ観賞、後、完全にノックアウトされる。夏川結衣の大根ブリに驚くが、それを補ってあまりある暴力描写の切ないまでのメランコリックな美しさと寺田農の極道ブリの見事なこと! [review] (ボイス母) | [投票(3)] |
★4 | 反則スレスレで若干間延びしたラストがちょっと不満だが、それでも夜・闇・光に彩られた石井ワールドを充分満喫できる。特に、売り飛ばされた名美を連れ戻しに売春スナックへやって来る村木の主観で捉えた映像は場末の妖しいムードも相まって出色。根津甚八は根っからのワルよりもちょっとワルさのあるいい奴の方が断然似合う。 (クワドラAS) | [投票(1)] |
★3 | この徹底した引きのカメラを評価できるかどうかが要。突き放した空気が終始漂い、どうしても好きになれない。彼らに情が沸かないこともあって、名美の壮絶な生き方にも気持ちが寄らないのだ。つまりは最後まで傍観者にしかなれなかった自分。もうこの時点で作品の出来以外のところで不満が出てしまうわけで。 (tkcrows) | [投票] |
★4 | 夏川結衣は劇場公開するなら脱ぐ(つまりVシネマじゃいやだ)と言ったそうだけど、役者としてのその決意が鮮やかに役と重なっていて美しかった。しかも、それなのになかなか彼女をアップで見せないいつもの石井監督も、意地悪でいい。石井作品の中では、このエンディングが一番好き。 (エピキュリアン) | [投票] |
★2 | びっくりするぐらい電車道のストーリー、意外と興奮できないエロシーン。夏川結衣は熟成された今の方がいいかも。 (hiroshi1) | [投票] |
★2 | 名美シリーズも遂にやくざ映画の出来損ないに堕してしまったという感じ。それまでの作品にあったほのかな哀感が伝わって来ない。しつこい音楽も耳障り。 (熱田海之) | [投票(1)] |
★3 | 薄っぺらな台本で、人を撮らずにカタチを撮っているので映画にならない。これじゃ、やっぱり劇画です。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 夏川結衣好きとしては複雑な心境だ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★1 | 映画を見てこんな嫌な気持ちになったのは初めてです。1ヶ月以上立ち直れませんでした。夏川結衣が可哀相なので1点です。 (ばんばん) | [投票] |
★4 | いろんな意味で場末感溢れる作品。俺は好き。 (眠) | [投票(1)] |
★2 | 夏川結衣の「シャブくれよぉ〜!」はとんでもなく似合わない。バンバン脱いでてエライ!でも、どうしちゃったの?という感じ。 (worianne) | [投票(1)] |
★3 | 夏川結衣がちっとも活きてなかった。悲哀というより悲惨、あるいは無惨。 (tredair) | [投票] |
★2 | たんなるエロドラマ。映画と認めたくない。が、一点にできない私。 (ハム) | [投票] |
★3 | 痛々しさがちょっと辛い (FRAGILE) | [投票] |
★2 | 潜入捜査で殺された刑事の妻の復讐。石井監督の作品は、「エロ劇画」の安さが気になる。同じ頃に夏川の別作品(『私たちが好きだったこと』)を見て、演出が下手なのかとも思った。 (しど) | [投票] |