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[コメント] 赤い砂漠(1964/仏=伊)
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★3明確な起因があって病んだらしい主人公は自己完結しており世界を閉ざす。故に変化は永遠に訪れない。石化コンビナートの幾何世界に彩色された淡彩と曇天狙い。ディ・パルマのそういう完璧なコントロール下で尚ピンずれによる心象表現が必要だったか疑問。 (けにろん)[投票]
★3リチャード・ハリス!。作風が違うし、アイルランド人なのでこんな伊映画に出ているとは意外。前年カンヌ男優賞を取っており、目を付けられた?しかし巨匠の前で硬くなったのか、ぎこちなさが目立ち、彼らしさはなかった。作品全体としては気鬱な映画だ。 (KEI)[投票]
★3モニカ・ヴィッティが官能的でした。 (赤い戦車)[投票]
★3なんだよこれもうわけわかんね、どういう設定? ってみているときは思っていたのに、みおわってみると不思議と印象に残っているのが不思議だ。 [review] (なつめ)[投票(1)]
★5[ネタバレ?(Y1:N5)] カタチなどはもはや何の意味も持たないのだろうか。ジュリアナの目の前ではあらゆる無機質な輪郭は溶け出し、解放された肌寒い色彩が、ただ曖昧に空を漂う。 [review] (くたー)[投票(2)]
★5ジュリアナの神経症が暗示するもの。 [review] (shiono)[投票(1)]
★4現代社会は不気味で不協和音に満ちている。色彩の極度の過剰さと極度の貧困さに満ちた世界は、精神病者のそれと変わるところがない。よって、彼女は自分が病んでいるのか世界が病んでいるのか区別がつかない。 (hk)[投票]
★3公開の10年は先を突っ走る映像&音楽センス。ミケランジェロ・アントニオーニなくしてピンク・フロイドあらず!(『狂気』『炎〜あなたにここにいて欲しい』『アニマルズ』は”赤い砂漠三部作”といってもいいくらいだ) (町田)[投票]
★4人生のオアシスをたずねてひたすら砂漠を彷徨う映画。そこに委ねられないと退屈かも。ショット1つ1つがユトリロの絵画みたいで「アントニオーニ美術展」にたいな感じ。 (きいす)[投票]
★4ジュリアナが子供に話す物語として映像化されているシーン。爽爽とした海と空の青さ。小麦色に日焼けした少女の健康さ。太陽の光と透き通った水。全てが生きているのだ。不健康な残りのシーンとは違って。そしてどちらが孤独な人間なのかも明白だ。 (24)[投票]
★5モニカの表情につられ、ため息が止まらなかった。夥しい湿った空気が無気力を与え、苛立ちのストレスが募るばかり。なのに、ラストまで見入ってしまうのは、他役者に与えられた使命に感銘したから。誰一人として無駄なキャラがいない為、絡みに興味が湧いた。 (かっきー)[投票]
★4このモニカ・ビッティを見て「上原多香子に似てるなぁ」と思ったのは僕だけでしょうか。 (washout)[投票]
★2この監督の作品は忍耐が試される。本作もモニカ・ビッティ以外の俳優は背景の色彩よりも影が薄い。 (AONI)[投票]
★4子供時代の記憶だが映像だけは頭に残ってて時々思い出す。工場も、小屋も、煙突からもすべて冷たさ、淋しさが感じられる映像が忘れられない。ただ、ストーリがちゃんと掴めていなかったので絶対観直したい映画。 (kekota)[投票]
★5 映像には濃霧注意報、あの女性の心には乾燥注意報、あの世界には光化学スモッグ警報が出ている。 (にくじゃが)[投票]
★5異常と人間性 [review] (ルミちゃん)[投票]
★4この映画も始めて見た時(20代前半)は「つまらん・・」の一言でした。でももうすこし大人(30代半ば)になってみると・・・、けっこう好いんだ。何が好いかっていうと・・・ [review] (ニシザワ)[投票]
★4目に映るもの全てがわたしを虫食み分裂させる。嗚呼、それにしたってモニカ・ビッティ。(ひたすら見よ。) [review] ()[投票(5)]
★5道ばたでパンを食べるところからして好きです。 (tomcot)[投票]
★3よーわからん。こういう作品もアリ、ということで映画という芸術形式の幅の広さを感じる。 (黒魔羅)[投票]