○昔から思ってたことで１つ言いたいことがある。それは映画の中の日本人。アメリカの白人にウケが良さそうな人（俗にアジアな顔）が選ばれるのがどうにも我慢できないこと。背が高くてつり目で、そうなあルーシー・リュー系といえばわかるだろうか。で、世界に発信するならそういう系じゃなくぜひ田中麗奈、優香とかで！と思うのだ。そう考えると今回の広末涼子は「外人にこびてない顔」なのでグットだ。

○広末の部屋のシーン、「音楽かけていい？」であの曲はダメだ。あそこは「とっても、とっても、とっても、とっても、とっても、とっても、とっても、」で、ジャン・レノがなんじゃこれ、って止める方が笑える。

○日本のシーンがゲーセンやゴルフ練習場じゃ寂しい。やくざとの対決シーンは東京都庁の展望台でやる位の気合いが欲しい。ジャン・レノに殴り飛ばされた黒服がガラスを破って落ちていき隣のビルに激突する（２塔のビルの間には落ちていく男のバックに富士山を）。窓の外を男が落ちていくのを石原都知事が「なんだ？新種のバンジージャンプか？」とか言ってゲスト出演して欲しい。あとは、去年のサッカー日本対フランスの横浜国際も使えたな。追われる二人と黒服の死闘を熱狂する会場を舞台に。途中、トルシエがフランス語で「こら、戸田！ボケっとすんじゃねぇ！ジダンを殺せ！」とか怒鳴るんだがダバディーが「はいはい、前向きにクリーンにね〜」とか言うのも欲しい。

う〜ん、他にもアイディアあるけどまあ、いいや。そうそう、劇場内、前３列目だったので今回終わってから客の入りを確認したのだがほぼ満席。客層がエヴァンゲリオンと似ていた気がする。