味噌漬の味さんのお気に入りコメント(1/3)
ある過去の行方(2013/仏=伊=イラン) | review] (プロキオン14) | 「あれは事故だった」 [[投票(5)] |
アクト・オブ・キリング(2012/デンマーク=インドネシア=ノルウェー=英) | review] (寒山拾得) | ドミノ理論の存続する国のグロテスクが炙り出されており、テレビインタヴューの件は相当に気持ちが悪い。しかしどうにも隔靴掻痒の感が残る。 [[投票(4)] |
ローン・サバイバー(2013/米) | ブラックホーク・ダウン』を思い出す。 [review] (プロキオン14) | タイトルからして「ネタばれ」なのは仕方ないけど。それにしても『[投票(2)] |
ネイチャー(2014/英) | review] (ペペロンチーノ) | 過剰演出。3Dが逆に作り物っぽく見える不思議。 [[投票(1)] |
白ゆき姫殺人事件(2014/日) | review] (ペペロンチーノ) | いろんなことが分かっている中村義洋が絶妙な職人技で描く“無責任”の物語。その最たる例が生瀬勝久の使い方。 [[投票(7)] |
オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜(2013/米) | ロバート・レッドフォード一人しか出演せず、台詞もホンの数行で「字幕」の文字が空しく感じられる異色作だった。 [review] (シーチキン) | ちょっとした冒険というか、サバイバルが体験できるような映画。[投票(1)] |
アクト・オブ・キリング(2012/デンマーク=インドネシア=ノルウェー=英) | review] (mermo72) | インドネシアでの軍事クーデターをきっかけに起きた虐殺は「アカ狩り」であり、アメリカは(当然)その軍事政権を支援する立場だった。この映画の監督はアメリカ人であり、かつて人々を殺したギャング達は嬉々として若かりし頃の己の"武勇伝"をカメラの前で話す。はじめは元気いっぱい殺人の過程を再現していたおじいちゃんだったが、次第に様子が変わってきて…という実録フィルム。 [[投票(3)] |
新しき世界(2013/韓国) | review] (セント) | 最近活気がない韓国映画。あの一連の熱源はどこに行った!頭に血が上りさっと醒めるあのドキドキ感。それらが久々に戻ってきたような本作。文句なしの秀作である。 [[投票(4)] |
ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013/米) | けにろん) | 金儲けの手段は皆知ってるがやらないのであって、やる奴らを描いて剛速球をド真ん中に投げ込んだ。リテールから引き受けに至る錬金メカニズムを十全の胡散臭さで描き切りドラッグとSEXで虚実の境界を混濁させる。高所からではなく中に浸って描いてみせた。 ([投票(4)] |
風立ちぬ(2013/日) | レニ・リーフェンシュタールは「私は政治には全く興味はなかった。興味があったのは美だけ」と言ったそうだが、この映画にもそういう精神性を感じる。 (太陽と戦慄) | 間違いなく戦争と殺戮が背景にある物語であるのに、画面いっぱいに満ち溢れる幸福感。ナチスの宣伝映画を撮った[投票(3)] |
別離(2011/イラン) | review] (ぽんしゅう) | 日常はほ守らなければならないもので溢れているということ。つまり「真実を隠す」ことについての物語だ。家族のなかに介護、教育、宗教、経済格差といった価値要素を重層的に配置した脚本と、そこで起きる齟齬をたたみかけるように織り込んでゆく演出がみごと。 [[投票(6)] |
少女は自転車にのって(2012/サウジアラビア=独) | ぽんしゅう) | 闘う少女の小さな「ひとり革命」。欲望と希望が同意の怖いもの知らずの少女は、コーラン暗唱という道徳の強請をも、あっさりと「違う明日」を具現化する手段にすり変えてしまう。さり気なくも印象深く告発されるサウジの女卑事情の理不尽を知る貴重な映画体験。 ([投票(2)] |
遭難者(2009/仏) | カウリスマキ的キャラとズレた会話の間合いも申し分なくオモロイのだが、どうもそれだけではなさそうだ。諧謔や皮肉や詠嘆や諦念に留まらない何か世界が反転するような予兆を秘めている。そういう意味ではブニュエル的なのかもしれず通り一遍でない。 (けにろん) | [投票(3)] |
リアル〜完全なる首長竜の日〜(2013/日) | review] (ペペロンチーノ) | 「完全なる娯楽映画やるぜ!」って黒沢清の意気込みは買う。がんばれ黒沢清!俺はこの映画を推すよ。★3だけど。 [[投票(4)] |
家族ゲーム(1983/日) | ゴダール的ポップへの回帰が図られた上でボソボソ声の優作が止めを押す。十三・さおりの硬軟助演の妙もハマり全てが理想的な上、ブニュエルな晩餐から終末示唆の午睡。神業的な出来だ。 (けにろん) | 盛り込むではなく削ぎ落とすアプローチで60年代[投票(3)] |
東京家族(2012/日) | 崖の上のポニョ』。爺さんたち、どんだけ若者を追い込めば気が済むんだ? [review] (ペペロンチーノ) | 山田洋次の『[投票(8)] |
東京家族(2012/日) | 東京物語』に比べ、登場人物がマイルドに。もともと儲け役だった夏川結衣がとても良く、妻夫木聡の泣き芝居は完成の域に。 [review] (3WA.C) | 『[投票(2)] |
東京家族(2012/日) | review] (セント) | 今年の話題作であると同時に個人的にも小津を標榜する私としては気になると共に待ちに待った作品でもある。でもどうしてもオリジナルとの比較をしてしまう自分が存在する。でもそれは仕方のないことなのである。世界的名品のリメイクなのだから。 [[投票(4)] |
光る女(1987/日) | 太陽と戦慄) | 設定からしてヘンだが、恋愛映画としてはちゃんと成立している。無表情だが何か強い意志を内に秘めたような女の存在感。「俺の嫁になってくれ」と叫ぶ男の朴訥さ。プールのシーンのエロティックさ。二人のことがいとおしく思えてしまう瞬間が、確かにあった。 ([投票(4)] |
光る女(1987/日) | 相米のことだからクドいまでのダメ出しをした筈にもかかわらずのド素人カップル武藤と秋吉のヘタレで木訥な演技がモチーフの「純愛」にフィットし涙を誘う出来。クラブジョコンダの意匠は借り物臭いがシャープな撮影とフィルターワークが特筆。 (けにろん) | [投票(3)] |