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AONIさんの人気コメント: 投票数順(17/30)

人気コメント投票者
★4拳銃魔(1949/米)銀行強盗の決行から逃走するまでの過程をずっと車中から撮影した長廻しが凄い。 幾つかある“別離の機会”を無碍にして、手を取り合って破滅に突き進む2人。そうした“運命の分かれ道”というべき伏線の存在こそが、フィルムノワールの醍醐味なのかも。寒山拾得[投票(1)]
★3復讐の谷(1951/米)出来のいい養子の長男と、実子である愚弟。跡取り問題のドラマとしては良くある構図。 性格俳優ロバート・ウォーカーには、こういう卑屈な役柄が良く似合う。りかちゅ[投票(1)]
★3非情の標的(1973/伊=仏=独)法の番人と囚人。対照的な2人の間に芽生える友情、そんな彼等をいとも簡単に捻り潰す巨大な組織権力。いかにもイタリア映画らしい非情な展開が・・・なんて内容をとやかく言うよりも、エンニオ・モリコーネが手掛けた極上の美しい旋律に酔うべし!この映画のサントラが欲しくなること請け合い。DSCH[投票(1)]
★3札つき女(1937/米)悪行であれ善行であれ、男性に利用される女性。 映画のラスト、裁判所から立ち去る5人の女性の姿が物悲しい。KEI[投票(1)]
★4俺は善人だ(1935/米)とにもかくにも、ロビンソン様の凶悪面に尽きる!この顔が前を歩いてきたら、誰だって通報したくなりますもの! [review]寒山拾得[投票(1)]
★3コマンド戦略(1968/米)前半は訓練、後半は実戦という、集団アクション劇としては典型的な構成。優秀なカナダ軍部隊と競わせることで、落ちこぼれ米軍兵士どもを発奮させて鍛えなおす前半の訓練が面白い。西部劇を得意としたA・V・マクラグレンの演出は、お互いに反目し合う米軍とカナダ軍との間に友情が生まれてゆく過程などを、過不足なく上手いこと描いている。ぽんしゅう[投票(1)]
★3君が若者なら(1970/日)悲惨な幼年体験。母親、ひいては女性に対する複雑な感情。深作が東映を飛び出して撮った青春ドラマではあるが、主人公の置かれてきた境遇などは濃度100%深作キャラ。 底抜けのダメ男である河原崎長一郎が、観ていて殺意を感じるほどの絶品演技。寒山拾得[投票(1)]
★3影なき声(1958/日)シュールレアリスムな清純ワールド×松本清張の本格派サスペンス。どう考えてもミスマッチだと思ったが・・・思った通りの結果でした。後半の展開&映像世界があまりにもシュールすぎて、事件の核心部分がわかりにくい。 [review]shiono[投票(1)]
★2野獣暁に死す(1968/伊)無敵の助っ人バッド・スペンサー。わざわざ4人も雇わなくたって、この不死身男だけで充分じゃねえか。 相変わらず目をギョロつかせて大芝居をうつ仲代達矢。彼の暑苦しい演技は、大袈裟で胡散臭さ充満のマカロニウエスタンに違和感なく融けこんでいる。KEI[投票(1)]
★3八つ墓村(1977/日)犯人役のあのヒトとは、絶対にお化け屋敷に行きたくない! 洞窟内でショーケンがあのヒトに追いかけられている時に、洞窟の外で悠長に事件の謎解きを披露している渥美清。そのギャップが凄いっす。けにろん[投票(1)]
★3暗黒街大通り(1964/日)金子信雄はこの頃から既に“仁義なき”親分でした。 倍速による三兄弟の乱闘シーンは笑える。寒山拾得[投票(1)]
★3大根と人参(1965/日)世のお父さん方がふと抱く「蒸発願望」。本作のテーマは正にそれなのだが、その願望を抱くキッカケに対して妙に納得してしまった。 「小津記念映画」と銘打ちながら、主役の笠智衆には小津作品とは180度違う“お茶目なダメ親父”を演じさせちゃう渋谷監督にアッパレ!直人[投票(1)]
★4無宿者(1964/日)こ、この展開は・・・『スター・ウォーズ』!? 主人公が親の形見として持ち歩く赤色の刀鞘が、小道具として効果的に使われている。サイモン64[投票(1)]
★5十七人の忍者(1963/日)今回のターゲットは“人”ではなく“連判状”! 一瞬の油断が命取り。相手の裏の裏を読み合う頭脳戦の行方。そこで描かれる奉公人の虚しさ。そして、「17人」という数字に仕掛けられた罠! [review]IN4MATION[投票(1)]
★3ハワイ・マレー沖海戦(1942/日)開戦を今か今かと待ち望む日々を、「子供時代の(正月を待ち望む)大晦日みたいな気分だ」と言い放つ兵士。 その後の悲惨な行く末を知りもせずに・・・。荒馬大介[投票(1)]
★3ねずみ小僧怪盗伝(1984/日)夢遊病のねずみ小僧、ヨボヨボのむっつり右門、ホスト系の遠山の金さん等々、お江戸の有名人が多数登場するお祭り映画。ハイライトの乱闘劇では何故だか小川真由美が七変化するサービス付き。当時の女性人気デュオ、シュガーのコーラスがなんともいえぬ味わい。 [review]直人[投票(1)]
★3日本一の裏切り男(1968/日)時代時代の世相ネタを適当に繋ぎ合わせたような、あまりにいい加減でテキトーな展開が心地よい。 オリンピックの聖火を奪って走る植木等や二宮金次郎像の使い方等、英国コメディに合い通じるPOPでブラックな世界観が素敵。ジェリー[投票(1)]
★4砦の29人(1966/米)ニューシネマ到来直前に作られた本格的なインディアンとの死闘。時代錯誤のようだが、容赦のない描き方が両者の意地や誇りを際立たせて好感。おーい粗茶[投票(1)]
★2ベッドタイムアイズ(1987/日)和製『ラストタンゴ・イン・パリ』。 樋口可南子は不良外国人に弄ばれたイケイケ姉ちゃんとしか思えなかった。直人[投票(1)]
★2徳川女系図(1968/日)肉体よりも心をおくれ! 躍動感溢れるカットバックを始めとする石井輝男の類まれな映像センスと、こんな役柄でも品位を失わない吉田輝雄の魅力が、この下らない「上様ご乱心」映画を支える。 [review]寒山拾得[投票(1)]