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天河屋さんのお気に入りコメント(2/9)

サニー 永遠の仲間たち(2011/韓国)★4 カラフルな私服で、オーバーアクト気味に威勢よく炸裂する女の子たちの輝きが素晴しく、楽しい。韓国の80年代の時代の胎動と、青春の無敵感を重ねてディフォルメすると、こんな風に弾けるのだろう。一方、彼女たちの「今」はお決まりのように現実的なのだが・・・ [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
ツリー・オブ・ライフ(2011/米)★5 頑固親爺に反撥した程度の問題を兄弟の死は脇に置いて大宇宙の俯瞰からDNAの極微細への往還と太古から現在への時間の流転でベルイマンもどきに神実存を問いフェリーニ的祝祭へ至る。マリックはとんでもないハッタリ爺さんだ。おもろすぎる。 (けにろん)[投票(4)]
刺青(1966/日)★4 江戸娘の文子ちゃんもイケル!カメラ&美術が素晴らしい!! [review] (ボイス母)[投票(3)]
マイ・バック・ページ(2011/日)★4 今、日本映画界にあって「横柄さ」を演じて右に出る者のいない三浦友和。彼が体現した社会部部長が依拠する権威と権力こそが、当時の若者が漠然と嫌悪し本能的に抗ったものの正体である。何故なら、旧弊に守られその座を占めた男は決して泣かないものだから。 [review] (ぽんしゅう)[投票(7)]
赤線地帯(1956/日)★4 セックスという仕事。たとえ奴隷として生きても、しぶとく生き残るのはいつも女性。 [review] (ボイス母)[投票(10)]
バレエ・カンパニー(2003/米=独)★3 「The Company」という映画ではあっても「バレエ・カンパニー」という映画ではない。それでいてバレエに全く感心や知識のない人には「?」といった部分は多く、バレエ好きならバレエそのものを観に行った方がいい、といった映画……なのだけれど。 [review] (かける)[投票(2)]
SOMEWHERE(2010/米)★2 ガーリー作家の描く「男」の喘ぎの何たる形骸。空っぽバカ男の涙の1人よがりを如何にもと描くソフィアの男を見る眼に人事ながら心配を覚える。シークェンスごとに詠嘆的間合いがあるが空転し詩的でもない。エルも未だ子供で流石に食指がわかない。 (けにろん)[投票(3)]
グリーンホーネット(2011/米)★3 半端なボケツッコミ構造がイラつく。いっそのこと助手キャラを更に立たせて主客逆転にまで物語構造を破壊して欲しく思えた。ゴンドリーのロマン主義な片鱗は窺えるが半端だし展開も冗長。ヴァルツも初出は流石の腹芸だが以降は見せ場無し。 (けにろん)[投票(2)]
さんかく(2010/日)★3 「ウザイ」と「ケータイ」。(レビューは30男が15歳の少女に振り回されるのと40のオッサンが20歳の娘に振り回されるのとどっちが問題か問題について言及?) [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
ローラーガールズ・ダイアリー(2009/米)★4 クリント・イーストウッド。ロバート・レッドフォード。シルヴェスター・スタローン。メル・ギブソン。ジュリー・デルピー。優秀な俳優は自動的に優秀な演出家になってしまうものなのだから、ドリュー・バリモアの初監督作に対する不安などはじめからない。アメリカ映画のド真ん中を行くふてぶてしい傑作。 [review] (3819695)[投票(6)]
ローラーガールズ・ダイアリー(2009/米)★4 ドリュー・バリモアは大したもの。頭の良さ、懐の深さを感じさせられる。「クスリでハイになってんのか」って! [review] (緑雨)[投票(8)]
ローラーガールズ・ダイアリー(2009/米)★5 流されてるようでいても正念場では主体的に「決める」ことを繰り返し描き、何かを得る為には何かを棄てないといけないことを正確に描いている。何度も描かれた物語だが、競技に打ち込む小柄なペイジの躍動感がドキュメンタルに物語と同期し感動的。 (けにろん)[投票(6)]
地下鉄のザジ(1960/仏)★5 少女の都会での1昼夜の冒険譚をスラプスティックな技法を駆使してお茶目に描くと見せかけつつ大人世界の陰影と狂気を散りばめる2重底のような視線を現出させアナーキーな破壊の饗宴の果てにヌケヌケと物語を収める。天才技とも言える歪な毒メルヘン。 (けにろん)[投票(3)]
アウトレイジ(2010/日)★2 筋は脆弱、輪をかけてセリフが貧弱。この脚本軽視ぶりは、娯楽映画に対する認識の甘さか、それともおごりか。エンターテインメントを志向するのであれば、自分が面白いと思う事象ではなく、客がそう感じる話しを撮るべきだという当然のことが無視されている。 [review] (ぽんしゅう)[投票(10)]
エターナル・サンシャイン(2004/米)★3 逆走の疾走感はカウフマンというよりも、エレン・クラスの湿気をたたえた画づらとゴンドリーの精密なフィルム刻みが創り出す間(ま)の妙味であり、脚本の深みはむしろ恋人たらんとする恋人たちと、恋人であることが許されぬ元恋人たちの対峙のさせかたに感じる。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
シャッターアイランド(2010/米)★4 水と火が印象的だ。島をひと所に押し込めるかのように断崖に寄せくる波、人工や自然を問わずあらゆる造形物を破壊せんばかりの豪雨、すべての過去にふたをするかのように微動だにせず重たく澱んだ湖面。そして、圧倒的な水量のまえで、あやうく揺れるマッチの炎。 [review] (ぽんしゅう)[投票(11)]
イングロリアス・バスターズ(2009/米=独)★4 一触即発のみを追求した沸点臨界の5幕物の、わけても永久保存的第4章でピークアウトする脚本の練り甘。終章では果たされる報復と充たされぬ愛欲と真摯な使命とお追従とシラケと大殺戮のカオスが必要だった。ダサさ承知で劇場と主役2人のカットバックも。 (けにろん)[投票(2)]
シャッターアイランド(2010/米)★5 目新しくも無さそうな展開だが、手慣れてケレンが無いようでいて小技を効かせまくるスコセッシ演出の重厚と演者たちの含蓄の豊穣に魅せられる。そして、予想を裏切る展開から浮かび上がる真っ当な人々の想い。生きることの地獄。そのことへ共鳴と慈しみ。 (けにろん)[投票(6)]
ある映画監督の生涯―溝口健二の記録(1975/日)★4 溝口への尊敬からなのか、女優としてのプライドなのか、新藤の追及に懸命に抗弁する田中絹代の頑なな表情が追い詰められた子供のようで印象的。溝口を誉めそやすばかりの登場人物の中にあって、その弱点を大らかに語る増村保造の指摘にも納得する。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
NINE(2009/米)★2 『8 1/2』の0.5増なのに『8人の女たち』ほどウヒャウヒャ感がない。『黒い十人の女』の1/10ほどしか翻弄感もない。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]