おーい粗茶さんのコメント: 投票数順
ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008/日) | たぶん原作(BLOGも含め)にはあるのだろう、ぼくたちと駐在さんの間の独特の共犯関係というか、暗黙のルールが成立している実際の関係のようなものを映画はつかみ損ねているんだろうな、と思う。 [review] | [投票(1)] | |
キング・コング(2005/ニュージーランド=米) | 本作のアンとコングの描き方の一部始終に、監督の思い描く「男というもの」が他愛なく表現されていると思う。「見せたい絵」をもっと切り捨てれば(出し惜しみすれば)きっと生まれたであろう「贅沢な一時」が惜しまれる。なにせ過剰。 [review] | [投票(1)] | |
犯人に告ぐ(2007/日) | ふつうに面白かったけど、情動にうったえかけてくるようなものがなく物足りない。ドラマの濃密さがないのは、登場人物たちのキャラが案外ストレスを感じさせない人が多いからか? [review] | [投票(1)] | |
悪夢探偵(2006/日) | 監督は今回コミックのような作りを目指したのではないだろうか。 [review] | [投票(1)] | |
トンマッコルへようこそ(2005/韓国) | 朝鮮半島のフラワーチルドレン。 [review] | [投票(1)] | |
デッドコースター(2003/米) | 登場人物たちのドラマより、作ってる方が辻褄あわせと見せ場作りに必死な感じだ。 | [投票(1)] | |
ユナイテッド93(2006/仏=英=米) | ドキュメンタリタッチから見えてくるもの。 [review] | [投票(1)] | |
ピアノの森(2007/日) | 分別があって純真で、なんていい子たちばかりなんだろう、と。世の中に倦む大人たちの心に染み入るのはピアノの音以上にそれだったりして。 [review] | [投票(1)] | |
日曜日には鼠を殺せ(1964/米) | 老境に差し掛かったかつてのスペイン内戦の闘士の心境というのが、ドキュメンタリタッチで突き放したように描かれていて、ちょっと感情移入しづらい。 [review] | [投票(1)] | |
大日本人(2007/日) | 秒間24コマとか、色彩の深みとか、映されるディテールの量とか、映画の質量のようなものを監督はどこまで計算してたんでしよう? [review] | [投票(1)] | |
ストーカー(1979/露) | SFの魅力のひとつは、その舞台となる風景そのものにあろう。「ゾーン」という異界を感じさせてくれる、廃墟と生い茂る草むらを包む霧、建物の壁をうがち、床や階段を浸す水に萌えだ。 [review] | [投票(1)] | |
大巨獣ガッパ(1967/日) | 怪獣目線で足元を蜘蛛の子を散らすように逃げる原住民の画や、ヘリに吊るされた子ガッパを走っている車目線で追う画、波に呑まれる熱海の街や羽田空港のセットなど、何とか独自の表現は出せないだろうかというような工夫が見えるところがいい。 | [投票(1)] | |
宇宙大怪獣ギララ(1967/日) | 特撮の貧しさは単にノウハウや予算の問題だとしても、脚色のいい加減さが悲しい。「怪獣モノやっとけ」くらいのテンションの低さバレバレ。地球と火星の間の月基地の割り込ませ方と、入れ換わるクルーの設定だけは意味不明だけど面白かった。 [review] | [投票(1)] | |
毒薬と老嬢(1944/米) | マダムたちが退屈しのぎに午後のお茶を飲みながら興じる「ちょっと殺人などいかが?」的な、まあそういうサロンでの座興話だということで。 [review] | [投票(1)] | |
ゾディアック(2007/米) | ゴールまでの一本道を、曲がりくねらせ枝やパーテーションを増やしていって迷路は作られる。ディテールの集積が、ゴールへの近道どころか壮大な幾何的パズルになっていく皮肉。 [review] | [投票(1)] | |
ベロニカは死ぬことにした(2005/日) | 戯曲や詩によくあるような観念的で抽象的な台詞回しを受け付ける素養がない私には、演劇風で洒落ているという以外伝わってくるものがなかった。真木ちゃん目当てで見たのでそれなりに楽しみましたが、採点は2点にすることにした。 | [投票(1)] | |
深呼吸の必要(2004/日) | 深呼吸の必要とは、目標に向かわないことの必要、かも。 [review] | [投票(1)] | |
隠された記憶(2005/仏=オーストリア=独=伊) | 犯人がわかりにくいのは、できるだけ犯人そのものの存在を否定したかったからだろう。 [review] | [投票(1)] | |
バイオハザードII アポカリプス(2004/独=仏=英) | カラっとしたアクションになってて、自分の好みの雰囲気と違うんだけど、ミラの頑張ってる感には凄く好意を感じた。(私のタイプは圧勝でジルのほうですが)「これは私の作品よ」とでも言っているようでそれがとても可愛い。 | [投票(1)] | |
セプテンバー・テープ(2004/米) | いかさまドキュメンタリーという手法がもたらす迫真感というのは確かに認めるけど、結局は逆効果って気もする。 [review] | [投票(1)] |