死ぬまでシネマさんのコメント: 投票数順
足ながおじさん(1955/米) | 素直にみればいつものようにアステアに魅了されていれば良い映画。しかし一旦キャロンの拙い演技で興醒めするや、根本的な設定(足ながおじさん)自体がとんでもなく非倫理的なものである事が隠せなくなり、すっかりゲンナリしてしまった。 | [投票(1)] | |
感染列島(2008/日) | 崩壊してゆく生活の中で (或いは絶望の描き方について) ☆3.9点 [review] | [投票(1)] | |
サーカス(1928/米) | 物語は寅さんの原型か。そしてその時々のアクションには全力を投じる姿勢はジャッキーの原点を思わせる。アクションだけでなく各場面でアイデアをこれでもかとぶつけて来る。彼の喜劇創作法を開陳してみせるようなオーディションのシーンも興味深い。☆3.8点。 | [投票(1)] | |
巴里の女性(1923/米) | 時代の制約とも言えるけど、女の愚かさ・男の愚かさをもっと鋭く描いた作品があったと思う。少々チャップリンの理想像の観念が入り過ぎて、それが定型的な人物になってしまったのではないか。しかし1923年作か…、う〜ん見事かも。 | [投票(1)] | |
のらくら(1921/米) | チャップリンの演じる人物は、なんとも不思議な感情の持ち主だね。無表情でもあるけど、決してクールじゃなく、過剰なマイムも見せるけど、決しておバカには見えない。他に見当たらないなぁ。 | [投票(1)] | |
青い鳥(2008/日) | 恐らく殆どの観客が最も重要な場面と認めるであろう場面での、主人公=少年の問いかけと先生の応答、見事だった。恐らくここは原作の力であり、これが映画化の原動力なのだろう。☆4.5点。 [review] | [投票(1)] | |
次郎長三国志(2008/日) | 成る程。役者の捌きっぷりは確かに巧い。マキノ雅彦も頑張ってる事は認めるけど、映画自体は☆3点、それだけ。出演者の平均年齢が10歳若くて同じ内容ならば、俺ももっと認めたと思う。 | [投票(1)] | |
地球が静止する日(2008/米) | 宣伝ではキアヌー=リーヴスの顔が大きく出ていたが、実際にはジェニファー=コネリーの顔ばかり大きく出ずっぱりの映画だった。☆3.5点。 [review] | [投票(1)] | |
大統領暗殺(2006/英) | オバマに大勢が決した時点で視るという間抜けな観賞タイミングではあったが面白かった。☆3.6点。 [review] | [投票(1)] | |
ブラインドネス(2008/カナダ=ブラジル=日) | ハードSF人間群像として見事。日本人キャスト2人の大健闘に拍手喝采。☆3.9点。 [review] | [投票(1)] | |
ブロークン(2008/仏=英) | 『ザ・セル』('00年)と同じ印象。即ち、スタイリッシュ、ゾクゾク感佳し、雰囲気佳し、中身ナシ、ガックシ。『ミラーズ』('08/K.サザーランド主演)への予習映画と見た。☆2.9点 | [投票(1)] | |
ブーリン家の姉妹(2008/英=米) | 姉妹の確執と英国史の泥臭さが面白い。が、そのそれぞれに欠点が。即ち姉妹役の2人の演技は見事にも見え、同時に陳腐にも見え。英国史の裏側は意外性はあるも、妙に陳腐でガッカリもした。☆3.4点。 [review] | [投票(1)] | |
プレステージ(2006/米=英) | このオチは酷いと思う。この世には時々「それは反則だよ!」という事があり、俺にとってはこの作品もそれ。オチ以外は面白かっただけに残念な、☆3.0点。 [review] | [投票(1)] | |
スカイ・クロラ(2008/日) | 話は読めているので余り期待しないで観た方がいい。しかしその予想された枠の中で、「心に何かを落す」事は出来ていたように思う。☆3.4点。 | [投票(1)] | |
ダークナイト(2008/米) | 現実からの疎外に悩めるヒーローというのは故石ノ森章太郎の大命題だったが、ここまでくると最早「現実世界で生きようと足掻くお伽噺の英雄」だな。 | [投票(1)] | |
たみおのしあわせ(2007/日) | オダギリは小ッこい役も意外に似合うんだなと思っていたら、その内本当に小ッこく見えてきてただの詰まんない映画になった。★2.8点。 [review] | [投票(1)] | |
Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007/米) | 2人の道中は最高。これは予想外の掘出しものだ。☆3.9点。 [review] | [投票(1)] | |
88ミニッツ(2007/米) | パチーノ教授、若い女学生に囲まれてウハウハ状態の巻。★2.8点。 [review] | [投票(1)] | |
続・男はつらいよ(1969/日) | 次々に狼藉を働く寅。そばにいたら最低な兄…という意見も解るが、寅がやった事だけを見ないで欲しい。寅だから憎めないのだ。それを受け入れるとらやの人々の優しさこそ、日本人が失ったものだ。 [review] | [投票(1)] | |
インクレディブル・ハルク(2008/米) | 聖林映画の夢の供給過剰は米帝国の崩壊の徴候か…? [review] | [投票(1)] |