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動物園のクマさんの人気コメント: 投票数順(9/14)

人気コメント投票者
★4ローラ殺人事件(1944/米)後半になりジーン・ティアニーのおでこと半眼ぽい目とぷっくりした唇に、ストーリー以上に振り回される。取調室、ジュディス・アンダーソンとのドレッサー前、やりすぎ気味の造形的な光と影など、あざといと分かっていても、やられてしまう。それもまた良し!ゑぎ[投票(1)]
★5忘れじの面影(1948/米)カメラは行き交うカップルを揺れるように渡り歩き、そして階段を登りながら、彼の噂話と階下の彼の姿を捉える。すべての偶然は計算されていると言う彼女の言葉、そしてこの映画そのものの。何と素晴らしいウィーンオペラ座の場面。ブラボー!ゑぎ[投票(1)]
★5天国は待ってくれる(1943/米)ジーン・ティアニードン・アメチーがゆっくりと踊り、ゆっくりとカメラが引いていく素晴らしく幸福な場面。登場人物全員が皆幸せなそれぞれの人生を歩んでいたに違いない。こういう映画に弱いんだ。ゑぎ[投票(1)]
★4私は告白する(1953/米)光と陰、斜めに見上げるアングル、顔のアップと群衆の引き、、、、演出と編集の冴えで息がつけない。ユーモアはないし、彼好みの役者ではないけれど、やっぱりまぎれもないヒットコック作品。初見の時はモンティは違う、と思ったけど、 [review]ゑぎ[投票(1)]
★4去年の夏 突然に(1959/米)主演女優二人の登場場面はさすがのインパクト、リズにあそこまで寄るカメラ、不思議な行進、リズの叫び、患者たちの群像描写、回想シーンの画面設計、、、、、基本的に室内劇ですが、演出家として、映画作家としての才が溢れている作品。ゑぎ[投票(1)]
★4ジャージー・ボーイズ(2014/米)この人の映画でこんなにも気分平静に観られたことはあっただろうか。楽曲の幸せ気分の効果かもしれないけれど、丁寧でお楽しみいっぱいで作りました感のせいだろう。エンディングロールがその象徴。楽しかった。ぽんしゅう[投票(1)]
★4恐怖のメロディ(1971/米)自分で撮りたかったんだなあ、と監督欲が素直に伝わって来る演出。イラつくくらい色々やってるカメラの使い方/編集。撮ってる間、楽しかったんだろうなあ。ゑぎ[投票(1)]
★4バンド・ワゴン(1953/米)よく考えれば、アステアにとっては残酷極まりない話なのに、それを平気で映画にし傑作にして、それに出演し圧倒的な存在感を残す、ハリウッドの失礼極まりない凄さ。それこそ、ザッツエンターテイメントな仕事だ。disjunctive[投票(1)]
★2聖の青春(2016/日)演技陣の奮闘は伝わった。でも、素材は素晴らしいのに、平板な映画に終わったのは演出と脚本と撮影の弱体ぶり以外に理由は見当たらない。事実は小説より奇なり、だろうけど、それでも映画は事実より奇なり、を期待したいのは映画好きの心なのに。悲しい。IN4MATION[投票(1)]
★2真昼の決闘(1952/米)上映時間と物語の時間が重なる不思議な映画だけど、ゲーリー・クーパーグレース・ケリーは花嫁の父と花嫁に見えるし、何しろ拳銃が重たそうでなんか痛々しい。西部劇には、やっぱり夢のようなヒーローが似合う。ゑぎ[投票(1)]
★2小さいおうち(2014/日)あの状況でも、人は豚カツを食い、道ならぬ恋に落ちる。人間らしさであり、強さであり、漢字二文字シリーズに通じるけど、セリフや言葉でしか伝えられないのが作家としての限界。けにろん[投票(1)]
★1映画女優(1987/日)あんな綺麗な夜鷹だったらあの傑作は生まれなかったに違いない。感情が揺さぶられないのはこの監督の作品らしくていいし、ラストのサックリも後の濃密な物語を予感させて希望を抱かせはする。でも、誰がモデルかを無視してみると、全く何も残らない。けにろん[投票(1)]
★4バルタザール どこへ行く(1964/仏=スウェーデン)墜ちるためだけに生きる静謐な緊張感。けにろん[投票(1)]
★4残菊物語(1939/日)森赫子の声が耳から離れない。美術が素晴らしいし、故にワンシーンワンショットが不思議なシュール感を醸す。しかし、溝口の女虐めは凄まじい。ゑぎ[投票(1)]
★4山の焚火(1985/スイス)起こる出来事すべてが異常な事には思えないほど、あの地で生きる事の異常さにあっけにとられました。でも、あの地で生きる事の方が正常で、起きる出来事を異常に思えない自分の方が異常かもしれません。やられました。Myrath[投票(1)]
★3八日目の蝉(2011/日)ネガからではないと、浮かび上がらない幸福、がテーマだとしたら、少しだけ哀しさが足らないなあ。緑雨[投票(1)]
★4ベニスに死す(1971/伊)品がない、の一言で済ますことができますが、主人公を介してこの監督が自分の才能の限界を吐露しているようで、その正直さ=品のなさ、はとても買えますね。この監督はいつもそう。ぽんしゅう[投票(1)]
★3鍵(1959/日)谷崎の原作として楽しむのではなく、監督ご夫婦×主演3人のあざとさを味わう、天才カメラマンの品を楽しむ、と心して臨めば、十分に楽しめる。けどね。けにろん[投票(1)]
★3どついたるねん(1989/日)彼の持ち味であるたるいテンポ、デザインセンスのない演出が、うまい方にころがった例だろう。相楽晴子で救われている。りかちゅ[投票(1)]
★5ラルジャン(1983/スイス=仏)我々が日常目にする出来事はこの程度で、耳にする言葉はこの程度、と言わんばかりの省略。恐ろしいほどの緊張感。手とドアのせい。『スリ』や『白夜』の楽観がない。週一本[投票(1)]