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kionaさんのコメント: 更新順

★3ベイビー・ドライバー(2017/米)趣味に走るようで実は物語のフォームがスタンダードなところが煮え切らなかったエドガーさんが脱皮かと思われたのは中盤まで。後半のリアリティの萎み具合は、その世界との親和性のなさを露呈。甘いのが受けるのも分かるが、法廷証言のくだりとか俺は見ちゃらんない。[投票]
★4アリス(1988/チェコスロバキア)アマプラに薦められるがまま、それと意識することなく拝見。一目でわかる絵の強度。目が離せない戦争映画、麗しき一人だけの軍隊。エロス(生身であることそれ自体)…タナトス(傀儡が動くことそれ自体)…! 女王は叫ぶ。「首をはねよ!」 ところが、君は笑う。[投票]
★3007 スペクター(2015/米=英)ジュディ・ママの呪縛から解き放たれた前半の躍動は快く映るも… [review][投票(1)]
★3007 スカイフォール(2012/英=米)カジノ・ロワイヤル』が感じさせた無頼の色気がもうほとんど死んでいる。死なせてしまうような話だと思う。 [review][投票(2)]
★5The Guilty/ギルティ(2018/デンマーク)己の欺瞞に向き合うということ。[投票(1)]
★2竜とそばかすの姫(2021/日)癒えるんですか? 残るんですか? [review][投票(1)]
★4ゴジラvsコング(2021/米)映画としてはアレかも知れませんが、しかし『ゴジラVSコング』が人類の財産であることに疑いの余地はないのです。 [review][投票(3)]
★3ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012/日)』まではのれなかったものの、これはちょっと目を瞠る壊れ方をした。壊れながら放つエネルギーに俄然興味がわき、割と本気でシン祭りに参加したい気分になったものの、次作10分のレンチン復興見てまた減退。うーん、どうしよう…とネフリで『ULTRAMAN』を見耽る、びっくりするほどダメオヤジな休日。[投票]
★3ゼロ・ダーク・サーティ(2012/米)ガチンコ・ハードコアかたぎ。こんな人が嫁だと、休みの日に子供放ったらかして怪獣映画とか『殺人魚フライングキラー』とか見耽ってたら、掃除機でぶったたかれそう。[投票]
★2パラサイト 半地下の家族(2019/韓国)私ものれたのは前半だけ。私も酒宴のスメルが異次元に消えたのが気になった。「半地下の体臭」だけ抽出して嗅ぎ取るのは、作劇上かつ『グエムル』的ご都合です。ていうか後半そっくりじゃない? スキルを評価してスメルを我慢する社長(お金持ち)に何の罪があるのよ…[投票(1)]
★3タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010/カナダ=米)スプラッターを笑いにすり替える瞬発力に欠け、都会セレブVS田舎ボンクラの構図をなし崩しにする悪の出自は作劇として微妙と思うも、人を癒して承認されたい姫と見てくれの悪い王子のロマンスは丁寧。真心が大事という核心だけは確かと思う。[投票(1)]
★3イヴの時間 劇場版(2009/日)若い人たちがカフェぐらいにしか楽園を思い描けない時世も他人事とは思えない。お小遣い少ないおじさんがたまの午後半休に焼き鳥日高屋にしけこむようなもんだろう?(違う)応援したい一方で思うのは、作家志望の傍らでプロの職人さんたちは『しろくまカフェ』を制作する、粛々と…原作者ともめながら。[投票]
★4あやしい彼女(2016/日)多部ちゃんが歩く。多部ちゃんが笑う。多部ちゃんが魚を食べる。肉も食べる。 [review][投票(2)]
★3アップグレード(2018/米)個人的にドラえもんが浮かんで延々離れずだったのは主人公がのび太に見えたからだと思うが、生き様が感じられない模様はぜんぶ計算づくのシナリオ映画。シンギュラリティに対するテーゼもラストのカットバックで成就も、なんか愛せない。未来カー、格好悪すぎない?(難癖)[投票(1)]
★413時間 ベンガジの秘密の兵士(2015/米)最後に当事者見せつける系なんぞ、ドル箱監督はできて当然なのか。『アルマゲドン』の頃にベイ先生をコケにして勝った気になっていた私なんぞサルだったとわかる、充実の一本。ホテルの脱出シークエンスなど凄まじい出来栄え。ドライブスルーのシーンは名画かと思った。[投票]
★3ジョン・ウィック:チャプター2(2017/米)鉛筆突き立てながらなおぬるいことが成立するキアヌでなければ見ちゃおれない底抜けドンパチが、 冷酷なようで甘ったれた男どもの中ただ一人覚悟を見せつける姉御(クラウディア・ジェリーニ)の無用に格調高い独演を経てアサシン祭りに突入し、シリーズが垢抜けた…気がする。[投票(1)]
★3勝手にふるえてろ(2017/日)ITブタの糞タワマンから見る都会の夜景は、でも奇麗――と思いきや。透明な殻に閉じこもったままの巻貝少女の天動説視点と、その違和感を螺旋を描いて裏返してみせる手練は、良くも悪くも乗り越えた者のそれ。確かすぎて、同年代的危うさに欠け、以降が回収作業に見えた。 [review][投票(2)]
★3ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009/日)ファザコン談義もほどほどにポカポカして見せるかと思えば、始まりましたSMシナリオ。『今日の日はさようなら』に『翼をください』と…そうだった、こういう商売だった。 [review][投票]
★3ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007/日)テレビ放映時以来で見てしまう。パラノイアな構築と、恥ずかしげもないご都合と、やっぱり恥ずかしいのか言い訳が目まぐるしくループする。思春期を引きずったオッサンの問題なのかと勝手に想像していたが、そんなもんは忘れたに決まっているのになおやらざるをえない…しんどいと思う。[投票]
★3キックオーバー(2012/米)酷すぎてもはや面白いメヒコ監獄街紀行な前半はそれなりだが、後半はメルギブ無双があれよあれよと御伽噺になっていく。交換直前までいくのも悪ふざけがすぎる。『ラスト・ブラッド』を見た後ではなおさらそう思う。[投票]