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勝手にふるえてろ (2017/)

[Romance/Comedy/Drama]
製作総指揮津嶋敬介 / 服部保彦
製作楠千恵子
監督大九明子
脚本大九明子
原作綿矢りさ
撮影中村夏葉
美術秋元博
音楽高野正樹
衣装宮本茉莉
出演松岡茉優 / 渡辺大知 / 石橋杏奈 / 北村匠海 / 趣里 / 前野朋哉 / 古舘寛治 / 片桐はいり / 池田鉄洋 / 稲川実代子 / 柳俊太郎 / 山野海 / 梶原ひかり / 後藤ユウミ / 松島庄汰
あらすじ引っ込み思案なOL良香(松岡茉優)の心には、支えとしてふたつの愛があった。そのひとつは中学時代よりの憧れ、「天然王子」ことイチ(北村匠海)との関係だ。イチは周囲からつねにいじられる人気者で、良香も彼の前では素直に口を開けない。彼女のイチとの関係は、妄想でしかなかったのだ。そんな良香の身を案じる同僚の来留美(石橋杏奈)は、ニ(渡辺大知)という同期の営業部員を彼女に紹介する。宴会でニは早々に良香に気持ちを打ち明け、良香を舞い上がらせはするのだが、実際のところニは理想の相手とは決して呼べない男だった。そんな日々のなか、イチへの思いを断ち切れず同窓会をぶち上げた良香は、イチと思いがけず語り合う機会をもつ。〔117分〕 (水那岐)[投票]
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全16 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5内省的文学語りな自己表現の危うさをイタさの全肯定と恋愛への迷い無さを伴った演出の強度がぶっとばす。ギミックも冴え特に歓喜を表す他者語りが反転し社会関係の隔絶に転じるあたり鮮やかだ。恋愛は綺麗ごとじゃない。終盤の愁嘆場はそういう意味で完璧。 (けにろん)[投票(7)]
★5ゴーストワールド』で『アメリ』な文学でロックでアンモナイトな映画らしい熱量のある映画。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★5松岡茉優に騙されるな! [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
★5素材と見せ方。痛み分けか。 [review] (ぱーこ)[投票(2)]
★5恋の進展具合(妄想含む)によってオーラを自由に出したり引っ込めたりできる松岡茉優の女優としてのポテンシャルの高さを見せつけられた作品。自分が霧島の立場だったら......彼のように頑張れないかもしんないな。綿矢りさってまだ書いてたんだ? 知らなんだ。レビューはズバッと! [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★5「笑うときは世界と一緒。泣くときはお前独り。」 (Soul Driver)[投票(1)]
★4松岡茉優渡辺大知(二)との初めてのデート、クラブからホテル街のシーンでの彼女は、黒のストッキング。パンプスを履くカットから、タワーマンションのシーン、北村匠海(イチ)との最も重要なシーンは、白というか、明るいグレーのストッキング。中学時代、イチが残されている放課後のシーンは、紺色のハイソックス。 [review] (ゑぎ)[投票(6)]
★4もっと怖い作品にも出来そうだけど、全編通して優しい目線で描かれているし演じてもいる。痛いというよりもむずかゆいトーンで、うまくコントロールされている印象だ。 [review] (HAL9000)[投票(4)]
★3物語構造の重層化が飽きさせない効果を醸し出す本編だが、いかんせんヒロインの腐りっぷりには気分が悪くなる。もちろん愛情はナルシシズムと合わせ鏡に過ぎず、内面の醜い臓物をぶちまけてなお、それを許容する者たちこそに宿るモノなのだろうが、松岡茉優には正直嫌悪感ばかりを覚えていた。それでもラストシークェンスで立派に目を奪うのは大九明子の力なのだろうか、それとも松岡の隠し力か。 (水那岐)[投票(3)]
★3結論として松岡茉優は演じるべき妄想女を全く演じられてないし、割込み男(渡辺大知)も全然応援したくないので、話としてはどうしようもないのだが、☆3.6点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★3ITブタの糞タワマンから見る都会の夜景は、でも奇麗――と思いきや。透明な殻に閉じこもったままの巻貝少女の天動説視点と、その違和感を螺旋を描いて裏返してみせる手練は、良くも悪くも乗り越えた者のそれ。確かすぎて、同年代的危うさに欠け、以降が回収作業に見えた。 [review] (kiona)[投票(2)]
★3終始止まない過剰な台詞を停滞させない画面構築、繊細に計算された自然音と効果音の使い分けや衣装など、脳内イメージの具現化が巧妙なのだが、その仕掛けが“くどさ”に転じる一面も。そんな監督の要求を体育会的頑張りで体現する松岡茉優の開花ぶりは見事。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3人に対する解釈が好ましく変わるのは、ヒロインが状況を征服していないという無力の反映である。この気持ちの悪さは上司(仲田育史)の造形によく出ていて、渡辺大知と同様にこの人からも後半に好ましい一面が発見されるのだが、 [review] (disjunctive)[投票(1)]
★3日本映画では意外に無かったこじらせ女子の一代記。『レディ・バード』日本版という感じを受けたが、ファンタジックな表現やマニア趣味は『アメリ』っぽくもある。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★3松岡茉優は主役では輝けないのか? [review] (K-Flex)[投票(1)]
★3松岡のハマリ役だろう。彼女の可愛さ(こんなにキレイだったんだ―失礼!)、率直さ、素直さがよく出ていた。現実と夢のバランスがとれており、心地よい展開だった。原作通りというか、それ以上というか。3.5点 (KEI)[投票]
Ratings
5点8人********
4点5人*****
3点15人***************
2点0人
1点1人*
29人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

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