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ゑぎさんのコメント: 更新順

★3無頼より 大幹部(1968/日)本作のタイトルバックは、渡哲也の子ども時代のモノクロ場面。体を売る母と、妹の死。そして少年院からの脱走。 [review][投票]
★4ホールド・バック・ザ・ドーン(1941/米)パラマウントスタジオの玄関。シャルル・ボワイエが入って行く。見学者に紛れて中へ。スタジオ内には、ブライアン・ドンレヴィがおり、ベロニカ・レイクが撮影中だ。 [review][投票]
★4あのこは貴族(2020/日)かなり、かっちり作られていて良いですね。冒頭のホテルの会食シーン。流麗なカット割りと、引き気味の画角が気持いい。写真店での門脇麦の撮影カットでタイトルイン。これも絶妙のタイミングだ。 [review][投票(4)]
★3あの頃。(2021/日)くすぐられるシーンが多数ある。その面白さは、ほゞセリフに頼っているのだが、カット割りもキメ細かく好感が持てる。「白鯨」でのイベントでも、会話だけでなく、唐突なダンスや歌唱、人物の出入り、パンツ一丁のルックスなど画面の力も大きい。 [review][投票]
★3カポネ(2020/米)冒頭、感謝祭のシーケンスで、子供を追いかける場面から、なんとも思わせぶりな演出だ。全編、こんな調子で思わせぶりなのだが、一種、ジョークのような裏を狙ったものなのかも知れない。 [review][投票]
★3暗い鏡(1946/米)部屋に置いたカメラから撮った窓外の向こうの摩天楼。これは書き割りか。右にパンして屋内を見せながら、奥の部屋のドアの向こうへ移動し、倒れているスタンドや割れた鏡を見せ、最後には倒れている男を映す。 [review][投票]
★3青銅の基督(1955/日)いやあ、これは大真面目に作られているのだろうが、だからこそ、変態的部分が面白い。何と云っても、ポルトガル人神父を演じる滝沢修だ。登場から実に演劇的大芝居だ。捕らえられ、拷問にかけられるが、役人が三井弘次で、悪役だがカッコいい役。 [review][投票(1)]
★3さんかく窓の外側は夜(2021/日)多くの方が指摘するところだと思いますが、志尊淳岡田将生の紛うことなき恋愛映画ですね。バックハグのシーンが何度も。志尊と平手友梨奈が、貯金箱へ一緒に入っていく場面で、この二人の恋愛映画にギアシフトするのかと期待したのだが、やっぱり、平手は蚊帳の外になる。 [review][投票(1)]
★3人間魚雷回天(1955/日)山口県大津島の訓練所。運動場で沼田曜一が訓練生を集めて教えている。彼は中尉だが、学生あがりの予備士官。本作の主役は、同じく予備士官で、回天での出撃命令を待機している少尉たち、岡田英次木村功宇津井健の3人と云っていいだろう。 [review][投票]
★4追想(1956/米)このアナトール・リトヴァク、全くハリウッドの粋、と云いたくなる豪華かつ周到な造型だ。ちょっと嫌らしいぐらい作り込まれているのだが、古い映画が好きな私は、とても感動した。 [review][投票(1)]
★3蛇の穴(1948/米)題材が題材だけに臭い芝居も多いのだが、流石にアナトール・リトヴァクだけあって縦横無尽によく見せる。 [review][投票]
★3すばらしき世界(2021/日)窓の鉄格子に雪が積もる。冒頭の旭川刑務所のシーケンスは、もっと簡易にすれば良いのに、と思いながら見たのだが、出所者に、被害者(死者)への罪の意識は殆んどない、ということ示した部分は重要だろう。最後まで、この部分に回帰しないのは落ち着きが悪い。 [review][投票(5)]
★3死んでもいい経験(1988/韓国)もう少し裸の頻度と露出を上げれば、ロマンポルノとして立派な作品になったかも知れないが、だとしても、犯罪映画の範疇で見ると、作りが雑過ぎる。 [review][投票]
★3下女(1960/韓国)アバンタイトルは窓寄りの導入部。カットを変えて、カメラは部屋の中へ入る。新聞を読む妻。下女と不倫をしたという新聞記事の話。子供2人があやとりをするワンカットの長回しで、クレジットが入る。いい出だしだ。 [review][投票]
★3劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020/日)本作も原作未読、過去のアニメ化作品も全て未見の状態で見ました。なので、この映画一本に対する映画ファンとしての私の感想を書きます。実は、どういうジャンルのお話なのかも知らなかったため、こんな大メロドラマである、ということに一番驚きました。 [review][投票]
★3羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来(2019/中国)例によって、何の予備知識もなく見たので、冒頭から、これ何なの?どうしてこうなるの?といった疑問符の連続で、そういう意味でも楽しかった。主人公の黒猫、小黒−シャオヘイ。その尻尾から出る小さな黒い球体は何なのだ?とかです。 [review][投票]
★3ちょっとフランス風(1949/米)映画製作の映画。開巻はミュージカルシーンの撮影場面だ。ヒロインのドロシー・ラムーアは、劇中6〜7回歌唱場面がある、ほとんどミュージカル映画と云ってよいと思う。 [review][投票]
★3花束みたいな恋をした(2020/日)出会いの日の意気投合も、別れ話のタイミングの一致も、普通ありえないファンタジーだが、映画においては普通じゃないことを非難しても意味がないと思っているし、普通じゃないから映画だと思う。 [review][投票(1)]
★3考える葉(1962/日)戦時中の軍部も絡んだ隠匿物資をめぐるミステリー。本作も、服部時計店のカットから始まる映画。銀座の舗道を歩く髭面の鶴田浩二。いきなり、ショーウィンドウをぶっ壊す。なかなかインパクトのある始まりだ。劇伴は黒澤映画の佐藤勝みたい。 [review][投票]
★3ガール・オン・ザ・トレイン(2016/米)ヒロインはエミリー・ブラントヘイリー・ベネットレベッカ・ファーガソンと3人いて豪華版だが、ブラントもベネットも、汚れ役と云っていいぐらいの役なので、ファーガソンが普通に綺麗で得している。或いは逆に面白みがないとも云える。 [review][投票]