jollyjokerさんのコメント: 点数順
インサイド・ヘッド(2015/米) | 心や脳内をあのような映像にしちゃうディズニー/ピクサーに脱帽!大人にも子どもにもしんみり伝わる「思い」は、消えてしまったようで決してなくならない。見方を変えれば形が変わっただけだよというメッセージ。 | [投票(1)] | |
裁かれるは善人のみ(2014/露) | 暗いトーンと寒々とした北の自然に圧倒される救いのなさ。権力に押つぶされるコーリャの家族に少しの光もなく後味は悪い。しかもカメラが見据える現実、特にラストシーンは胸に迫る。 | [投票(1)] | |
アメリカン・ビューティー(1999/米) | 「変!」って思われてる人が実は一番自信を持って生きていて、そのまっすぐさは生きにくさでもある。みんながみんな悲しい人で、だからとても悲しい映画だ。 | [投票(1)] | |
ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015/米) | ターミネーターは1、2、おまけで5ってことの証明。制作側もファンの心理をよくわかっているので随所にニヤリとするシーンがあり思い出に浸りながら見られた。ターミイネーターは大人のおとぎ話ですからね。 [review] | [投票(1)] | |
ディア・ハンター(1978/米) | A deer has to be taken with one shot. ワンショット、これに尽きる。 [review] | [投票(1)] | |
おみおくりの作法(2013/英=伊) | ジョン・メイエディ・マーサンは静かに誠実に生きた。でもふっきれていつもと違うことしちゃったからね。 [review] | [投票(1)] | |
オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜(2013/米) | 美しい水中とは対照的に、ボートの上は恐ろしく孤独だ。淡々と生をつなぐ、正々堂々の皺フェイスのロバート・レッドフォード。孤高の人生にこそ深い意味があるとでもいうようなメッセージを感じた。 [review] | [投票(1)] | |
あなたを抱きしめる日まで(2013/仏=英) | 実は重いテーマをイギリス独特のユーモアでうまく緩和している。ジャーナリストならではのカトリック批判もスカッと気持ちよく、鑑賞後はさわやかささえ感じる。 [review] | [投票(1)] | |
マイ・マザー(2009/カナダ) | 今日僕が死んだらどうする?私も明日死ぬわ。だと?本人に言えよ。外国人は「愛してる」とか連発するくせに、肝心なことを結構言わないんだよね。2時間を感じさせない脚本は見事。アンダーでのシーンは雰囲気があって好きだ。 [review] | [投票(1)] | |
別離(2011/イラン) | リアリティのある設定、セリフが重い。とっさの判断で言わなかったこと、言ってしまったことで状況が変化していく様が素晴らしく面白い。いっそボケて話せなくなってしまった方が罪がないのか。愛の為という名目で、子供や弱い立場の者が傷つく現実がここにある。 | [投票(1)] | |
ゼロ・グラビティ(2013/米) | 登場人物ほとんど二人の映画で、声だけ出演のエド・ハリス、贅沢この上ない。 映像はキレイ、息遣いゼイゼイで臨場感あり、宇宙ってすげぇな、そんだけ。レディースデー1000円なら許すレベルでした。 | [投票(1)] | |
イカとクジラ(2005/米) | NYのインテリ=問題山積。いつも被害者は子どもで、その子ども本人たちは「どーせ俺ら被害者だもんね!」って根に持つカンジが気持ち悪くてうまい。 [review] | [投票(1)] | |
12日の殺人(2022/仏=ベルギー) | 殺人事件の捜査の中で刑事たちが抱く疑惑、推理、確信、被害者への思いと共に、私生活とのはざまで揺れる心情を並行して描きく社会派ドラマ。 [review] | [投票] | |
かづゑ的(2023/日) | ドキュメンタリーには事実を紐解いていくものと人物を深く掘り下げるものがあるが、本作の被写体はあまりにも強烈なので、それを受け止めて両側面から進行していく監督の手腕が見事だ。 [review] | [投票] | |
落下の解剖学(2023/仏) | Anatomyとは構造を理解して外部のみならず内部を調べることだ。タイトル通り、脚本がよく練られていて、そのセリフや行動からじっくりと解き明かしている手法に唸らされる。 [review] | [投票] | |
瞳をとじて(2023/スペイン) | 「記憶」というキーワードと、「人探し」という劇中劇との同一性は、アイデンティティの探求と過去との決別を意味するのだろう。 [review] | [投票] | |
ポップスが最高に輝いた夜(2024/米) | あなたは覚えていますか?著名なミュージシャンが大勢集まって歌う姿にときめいた頃を。 [review] | [投票] | |
鏡の中の女(1976/スウェーデン) | 幼少期のトラウマにとらわれ、孤独、不安、死に取りつかれている人のための一つの方向なのだろうか。 [review] | [投票] | |
怒りの日(1943/デンマーク) | 静謐さの中にあるエロス。宗教は結局すべての欲に対する戒めなのだ。 [review] | [投票] | |
イン・ザ・スープ(1992/米) | シーモア・カッセルの圧倒的な存在感!なんじゃいこりゃ〜〜!!ドアののぞき穴からの風景や部屋のしつらえ、おかしな面々、裸の告白、ブシェーミのギョロ目、それだけで十分楽しめた。 | [投票] |