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jollyjokerさんのコメント: 投票数順

★3ブルックリン(2015/アイルランド=英=カナダ)シアーシャ・ローナンの目に惹きつけられる。田舎の女の子がニューヨークっ子に変貌していく様子も素敵。グリーンの着こなしは時とともに変化してくが、アイルランド人の誇りであるキーカラーを最後までアクセントにしているところもオシャレ。 [review][投票(5)]
★4万引き家族(2018/日)是枝裕和は自分の考えを言わない人だと思っていた。しかし本作で、彼は「言わない」のでなく「言えない」のだと確信した。正しい・正しくないではなく、疑問を作品に投影する人なのだ、ずっと考える人なのだ。 [review][投票(4)]
★3三度目の殺人(2017/日)是枝裕和の取り上げる題材も見せ方も非常に興味をそそる。たが、彼はいつも自分の意見を言わない。正解はないとしても、自分の考えはもっと述べてもいいんじゃないかと、毎度思う。 [review][投票(4)]
★3悪人(2010/日)孤独(な人)プラス孤独(な人)が幸せにならないのが人間なのである。 しばし孤独でなくなったと錯覚しても、渇望する一体感は、なくなることはないのだ。 [review][投票(4)]
★4わたしは、ダニエル・ブレイク(2016/英=仏=ベルギー)「弱者に手を差し伸べる」なんていう上から目線はダメだということはローチ先生わかってらっしゃる。「それ、おかしいだろ!」という、単に「救おう」というのではないもっと大きな視点が大好きです。 [review][投票(4)]
★4ムーンライト(2016/米)誰もが誰かに大切にされたい。自分を大切にするには、耐えて信じて求めて進むしかない。なんて切ない映画。一つ一つのシーンが切なすぎる。 [review][投票(4)]
★4百円の恋(2014/日)イライラやあきらめを抱えた観客が、どうってことないきっかけで「勝つ」ことに挑戦する一子に共感するのだ。「勝つ」ことよりも「勝ちたい」気持ちを持つことがいいのだ。 [review][投票(4)]
★4レスラー(2008/米=仏)自分の居場所を確信している男と女。カラダを張って自信に満ちた二人は羨ましい反面とても悲しい。この二人のまっすぐさと80年代のロックが、プロレス技のごとくジワジワ効いてくる。[投票(4)]
★4キャロル(2015/英=米=仏)女優二人の目の演技が素晴らしい。『キャロル』というより、年上の既婚者との恋愛で自分を見つけた「テレーズ」の物語。 [review][投票(4)]
★3タンポポ(1985/日)たんぽぽは五郎によって開花させられた、おいしいラーメンを作る=「いいセックスをする」なのだ。 [review][投票(4)]
★4フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017/米)作品でことさら社会批判するのではなく、現実を現実として映し取るショーン・ベイカーの目は、キャストそれぞれの隠された一面を捉える。そのやり場のない悲しみを、パステルカラーの背景に添えて。 [review][投票(3)]
★3シェイプ・オブ・ウォーター(2017/米)水のように型にはまらず柔軟な心が愛を育てる、てな作品でしょうか。抑えたグリーンの色彩や冷戦時代の雰囲気などのプロダクションデザインが良いし、サリー・ホーキンスマイケル・シャノンの目が強烈。ストーリーは残念ながら普通のロマンス。 [review][投票(3)]
★4FAKE(2016/日)アメリカ人ジャーナリストとのやりとりのシーンが秀逸。ここまでは、正義が大切、ある意味全員が被害者、全員がいい人的な流れだったのが、このシーン以降一気に「全員が偽善者」と一変する。これこそがこの映画の成功点だろう。そして唯一ネコだけが日々をデレデレ過ごし、ヤツだけがすべてを知っている。 [review][投票(3)]
★4オーバー・フェンス(2016/日)訓練校の森をはじめ、みな飼いならされたワシのようなもの。オリの扉が開いていても、なかなかそこから出ていかないのだ。本当の寂しさと充実感は、外の世界を知った時に実感するのだ。[投票(3)]
★4きみはいい子(2015/日)オトナ(といわれる年齢のヒト)が実は子どもにどれだけ助けられているか、オトナはもっと自覚しなければいけない。まっすぐな子どもを捻じ曲げてしまうのは、オトナなのである。 [review][投票(3)]
★5ニーチェの馬(2011/ハンガリー=仏=スイス=独)生きることが、希望や野心でなく、ただ、生命を維持するだけのことである寂しさ。素手でほおばる食事は、馬の飼い葉と同じである。取り残された馬と父娘はもはや同じ運命なのである。風の音と執拗に繰り返されるBGMが狂気を駆り立てる。 [review][投票(3)]
★3雪の轍(2014/トルコ=仏=独)雪が解けたら閉ざされた心も緩むのだろうか。生き生きとした会話劇はヒリヒリと傷口を広げるように効いてくる。だが・・・。 [review][投票(3)]
★4独裁者と小さな孫(2014/グルジア=仏=英=独)孫のストレートな質問に対する大統領の応え(信念)が徐々に揺らいでゆく演出が圧巻。登場人物の視線や風景、音など被写体すべてから、監督の訴えが伝わってくる。胸がつぶれます。 [review][投票(3)]
★4トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015/米)今(2016年)だからこそ日本人にも見てほしい。気に入らない対象は徹底的に排除することがタダシイような風潮に疑問を投げかける作品だからだ。家族を思い、仲間を思い、「思想」ではなく「生き方」を貫いたトランボは、映画の裏方として輝くべき存在だ。そして、善き生き方を貫く人の作品は、素晴らしいのだ。 [review][投票(3)]
★4ヘイル、シーザー!(2016/米)ハリウッドの内幕暴露と、宗教の嘘くささを揶揄しながら、コーエンお得意の「わかる人にはわかる」笑いを随所にちりばめてくれた。「誘拐事件」云々というより、兄弟の、映画への偏愛といくつもの作品のオマージュにあふれたお楽しみ作品。 [review][投票(3)]