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jollyjokerさんのコメント: 投票数順

★4万引き家族(2018/日)是枝裕和は自分の考えを言わない人だと思っていた。しかし本作で、彼は「言わない」のでなく「言えない」のだと確信した。正しい・正しくないではなく、疑問を作品に投影する人なのだ、ずっと考える人なのだ。 [review][投票(8)]
★4怒りの葡萄(1940/米)三人の影となぎ倒されるボロ家。ひしゃげたトラックにみすぼらしい積荷。搾取されお腹を空かせた人々の希望がことごとくつぶされても、尊厳を保って進む姿に感銘を受ける。それは、フォードの大きな懐と理想の隣人愛が根底にあるから。小さな灯りを多用した撮影も胸を打つ。[投票(5)]
★3運び屋(2018/米)サスペンス度は低く、好き勝手生きてきたスケベじじいの人生讃歌と少しの懺悔作品。脇の仕事がよいので、爺のメッセージが沁みる。本当にもうこれが最後の作品かもしれない感を強く抱いた。本人に悔いはないだろうから見ていて納得。 [review][投票(5)]
★3グリーンブック(2018/米)俳優は光っていた、だが、やはり白人(差別する側)目線の脚本。 [review][投票(5)]
★4マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016/米)殻に閉じこもるだけではやはり前には進めない。否が応でも他人となんらかのかかわりをもつことで見えてくるものがあるのだ。窓から眺める景色は辛い思い出だが、その先の海は広がりを見せ、サメがいようとも、人生の舵を取っていれば進んでいけるのだ。エンジンは新しいのだ。 [review][投票(5)]
★4ファースト・マン(2019/米)狭い宇宙船に閉じ込められている閉そく感を、激しく揺れる画面と音響で最大限表現した映像は、かつてない臨場感で迫ってくる。命をかけるという恐怖をこれほど感じた作品はない。月面着陸という前代未聞の偉業を成し遂げた男の内面を支えたものは何だったのか、強さと切なさを併せ持った男の内面をさぐる。 [review][投票(5)]
★4フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017/米)作品でことさら社会批判するのではなく、現実を現実として映し取るショーン・ベイカーの目は、キャストそれぞれの隠された一面を捉える。そのやり場のない悲しみを、パステルカラーの背景に添えて。 [review][投票(5)]
★3三度目の殺人(2017/日)是枝裕和の取り上げる題材も見せ方も非常に興味をそそる。たが、彼はいつも自分の意見を言わない。正解はないとしても、自分の考えはもっと述べてもいいんじゃないかと、毎度思う。 [review][投票(5)]
★3ブルックリン(2015/アイルランド=英=カナダ)シアーシャ・ローナンの目に惹きつけられる。田舎の女の子がニューヨークっ子に変貌していく様子も素敵。グリーンの着こなしは時とともに変化してくが、アイルランド人の誇りであるキーカラーを最後までアクセントにしているところもオシャレ。 [review][投票(5)]
★4ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984/米)そもそもイタリアンマフィアでなくユダヤ人を主人公に据えた点でこの映画は成功してい る。多民族と交わるのを良しとしない宗教観・民族観を、ファミリーとしての絆、錬金術に長け、お金に執着するユダヤ人としての仁義に据えているからだ。 [review][投票(4)]
★4僕はイエス様が嫌い(2019/日)ヨーロッパ映画を見ているようなココロモチになる落ち着きと内なるモヤモヤ感の均衡が素晴らしい。監督・脚本・撮影すべてを担ったことも、一貫したメッセージが静かに強く伝わってくる。子役のキャスティングも良い。 [review][投票(4)]
★3悪人(2010/日)孤独(な人)プラス孤独(な人)が幸せにならないのが人間なのである。 しばし孤独でなくなったと錯覚しても、渇望する一体感は、なくなることはないのだ。 [review][投票(4)]
★4わたしは、ダニエル・ブレイク(2016/英=仏=ベルギー)「弱者に手を差し伸べる」なんていう上から目線はダメだということはローチ先生わかってらっしゃる。「それ、おかしいだろ!」という、単に「救おう」というのではないもっと大きな視点が大好きです。 [review][投票(4)]
★4ムーンライト(2016/米)誰もが誰かに大切にされたい。自分を大切にするには、耐えて信じて求めて進むしかない。なんて切ない映画。一つ一つのシーンが切なすぎる。 [review][投票(4)]
★4百円の恋(2014/日)イライラやあきらめを抱えた観客が、どうってことないきっかけで「勝つ」ことに挑戦する一子に共感するのだ。「勝つ」ことよりも「勝ちたい」気持ちを持つことがいいのだ。 [review][投票(4)]
★4レスラー(2008/米=仏)自分の居場所を確信している男と女。カラダを張って自信に満ちた二人は羨ましい反面とても悲しい。この二人のまっすぐさと80年代のロックが、プロレス技のごとくジワジワ効いてくる。[投票(4)]
★5海よりもまだ深く(2016/日)昭和チックな暮らしを送る母は何かを諦めてきた。昭和の男と暮らしてきた元妻はその男を諦めざるを得なかった。男は過去にひきずられ、何も諦めきれないできた。三人を軸に、それぞれの哀しみや密かな葛藤を、うまいセリフと「小道具」で魅せる今回の是枝裕和作には「参りました」と言わざるを得ない。 [review][投票(4)]
★4キャロル(2015/英=米=仏)女優二人の目の演技が素晴らしい。『キャロル』というより、年上の既婚者との恋愛で自分を見つけた「テレーズ」の物語。 [review][投票(4)]
★3タンポポ(1985/日)たんぽぽは五郎によって開花させられた、おいしいラーメンを作る=「いいセックスをする」なのだ。 [review][投票(4)]
★5ペイルライダー(1985/米)シビレた!よそ者がひょっこり現れて地元民を救うというストーリーは『荒野のストレンジャー』と比較しないわけにはいかないだろう。なにしろ芦毛(あしげ)の馬が同じなのだ。 [review][投票(3)]