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「女優の美しさに酔う」(ことは)の映画ファンのコメント

魅せられて(1996/英=米=仏=伊) レオン(1994/仏=米) アデルの恋の物語(1975/仏) 秘密(1999/日) 芙蓉鎮(1987/中国) この森で、天使はバスを降りた(1996/米) 初恋のきた道(2000/中国) つきせぬ想い(1993/香港) シャンヌのパリ、そしてアメリカ(1998/英) エリザ(1995/仏) エンジェル・ベイビー(1995/豪) 裸足のマリー(1993/仏=ベルギー=ポルトガル) 世界の涯てに(1996/香港) アパートメント(1995/仏=伊=スペイン) ふたりのベロニカ(1991/仏=ポーランド) ジェイン・エア(1996/英) オリヴィエ・オリヴィエ(1991/仏) 恋人たちのアパルトマン(1992/仏) センターステージ(2000/米) 夏至(2000/仏=ベトナム) 星願 あなたにもういちど(1999/香港) アルテミシア(1997/仏=伊) ひまわり(2000/日) 贅沢な骨(2001/日) ユメノ銀河(1997/日) バッファロー’66(1998/米) バガー・ヴァンスの伝説(2000/米) 四月物語(1998/日) イルマーレ(2000/韓国) 輝きの海(1997/英) 姉のいた夏、いない夏。(2001/米) 春の日は過ぎゆく(2001/韓国=日=香港) リメンバー・ミー(2000/韓国) イヴォンヌの香り(1994/仏) レベッカ(1940/米) 水の中の八月(1995/日)が好きな人ファンを表示する

ことはのコメント************

★5魅せられて(1996/英=米=仏=伊)光に包まれたトスカーナの映像が、実にゆったりと雄大に、そして美しく安定感をもって綴られていく。またリブ・タイラーのいくつもの美しい表情の瞬間瞬間が、きらきらした輝きを見せてくれる。これらすべてを手のひらで大切に包み込んでいたくなる愛すべき小品だ。[投票]
★5レオン(1994/仏=米)冒頭の殺戮場面で見るのをやめようと思ったが、やめないでよかった。ナタリー・ポートマンの魅力が最大限発揮されているのは、この映画しかないと思う。ジャン・レノの静から動へと移り変わるダイナミックな演技も抜群。とにかくかっこいい映画だ。[投票(14)]
★5アデルの恋の物語(1975/仏)イザベル・アジャーニの美しさに降参。何気ない表情やしぐさをいつまでも記憶にとどめておきたい。物語の筋はどうでもいいと思えるくらい、彼女の一瞬一瞬の表情に惹きつけられた。[投票(5)]
★5秘密(1999/日)原作を読んで見ただけに思い入れの強い作品。邦画では見た中でベスト3に入る傑作だ。広末涼子小林薫の息がぴったりで、ぐいぐいと引き込まれていく。最後の場面での広末の微妙な表情がこの作品の成否を握っており、それに見事に応えた演技は、彼女の演技力のすばらしさを表すとともに、深い余韻を残す。ミステリファンとしては、この結末は大いに受け入れたい。[投票(3)]
★5芙蓉鎮(1987/中国)どこにでもいそうな清楚な女性を演じたリュウ・シャオチンの魅力に酔い、 彼女の行く末から目を離すことが出来なかった。途中、見ていてつらくなってくるが、それがあるからこそ、ラストの感動もひとしおであった。[投票]
★5この森で、天使はバスを降りた(1996/米)雄大な自然の風景がすばらしく、アリソン・エリオットの何かを秘めた表情から目が離せなかった。彼女の静かな微笑みに心を洗われるような気がした。原題と全く違う美しい邦題に拍手。[投票(10)]
★5初恋のきた道(2000/中国)「一目惚れの恋」をここまで純粋に美しく描いた映画にただ涙。[投票(5)]
★5つきせぬ想い(1993/香港)甘いと言われようが、こういう純愛ものには弱い。アニタ・ユンが最高に輝いている。彼女なくしては成り立たない映画だ。相手役のラウ・チンワンも不器用な青年役を好演。はじめは何でこんな不細工な男が彼女の相手なんだ?と思ったが、ハンサムじゃないのがかえっていいのだろう。2枚目ではこの役はミスマッチだ。だんだんラウ・チンワンに共感して応援したくなった。[投票(3)]
★4シャンヌのパリ、そしてアメリカ(1998/英)登場人物の心理にもっと踏み込んでほしかった。それぞれの人物像が中途半端なため、軸となる人物がいなくて、感情移入し切れなかった。コクのないコーヒーを飲まされた気分。ただ、さわやかな美しさが広がるリーリー・ソビエスキーが魅力的だったので許します。青春特有の恋とも友情ともどっちつかずの不安定な関係は、淡くはかなく、それでいて胸が締め付けられた。[投票]
★5エリザ(1995/仏)現時点で個人的にバネッサ・バラディの最高傑作。彼女のオーラが全編通して強烈に解き放たれている。前半のコンビを組むクロチルド・クローもかなり美しい女優だ。後半は自己の存在価値を求めて、さらに深遠なる旅に出る。その壮絶な姿は、彼女自身の女優生命を賭けた姿と重なっているかのようだ。[投票]
★4エンジェル・ベイビー(1995/豪)ジャクリーン・マッケンジーの存在感がすばらしい。狂気と正気が些細なことで簡単にひっくり返る。彼女の純粋でひたむきな生き方が画像から突き刺さるようだ。『スライディング・ドア』とはうってかわってシリアスな役どころを演じたジョン・リンチもなかなか。[投票]
★4裸足のマリー(1993/仏=ベルギー=ポルトガル)見る前は恋愛映画だとばかり思っていたので、いい意味で期待を裏切られた。マリー・ジランもなかなか魅力的。彼女と少年の交情が、雄大な風景をバックにさわやかに綴られる佳作。[投票(1)]
★4世界の涯てに(1996/香港)ケリー・チャンは、はじめは変わった顔だと感じたが、見るうちにかわいらしく見えてきた。[投票(2)]
★5アパートメント(1995/仏=伊=スペイン)練りに練った緻密な脚本、後半の息もつかせぬ展開、魅力的な女優陣、すべてが結末に向かって有機的に絡み合う構成に脱帽。茫然自失とはこのこと。[投票(3)]
★4ふたりのベロニカ(1991/仏=ポーランド)セリフも説明もほとんどなくストーリーは進み、最後も何でそこで終わってしまうの?と思わず叫びそうになったが、脳裏には美しい映像と繰り返される楽曲、そしてイレーヌ・ジャコブの神々しいまでの美しさが強く印象に残る。[投票(1)]
★5ジェイン・エア(1996/英)シャルロット・ゲンズブールの抑えぎみの演技がいい。それだけに後半の一場面で感情を露わにする場面に感動できる。印象に残る場面が多い。また、美しい映像に融けこんだ伸びやかな音楽も素敵だ。[投票(2)]
★4オリヴィエ・オリヴィエ(1991/仏)静かな展開ながら、登場人物たちの葛藤、ひたひたと胸に迫ってくる心理的恐怖が最後で頂点に達する展開は見事だ。地味な映像に溶け込むようでいて、それでいて滲み出てくるような艶やかさをもったナディーヌ役のマリナ・ゴロビーヌに魅せられた。[投票]
★5恋人たちのアパルトマン(1992/仏)この映画を見て、ソフィー・マルソーの魅力にはまりました。無駄な描写が全くなく最後まで目が離せない恋愛映画の傑作。男優の気持に感情移入できないと見ていていらいらするだけかもしれない。[投票(1)]
★5センターステージ(2000/米)最初から最後までノリノリのすっきり爽快系映画のベスト作品。音楽もマッチして彼女たちのダンスに込める情熱がビンビン伝わってきた。アマンダ・シェルの表情が本当にきらめいていた。そしてなんとも言えない柔らかくて優しい表情を見せてくれる。脇役のダンサーたちも、女優も男優もみな魅力的ですばらしい。安心して物語に身を委ねていればそれでいいということ。[投票(1)]
★4夏至(2000/仏=ベトナム)瑞々しい映像に脱帽。主演のトラン・ヌー・イエン・ケーの艶やかな美しさに茫然。兄妹の朝の穏やかなひと時がとてつもなくいとおしく感じた。この映画空間は癒しの泉。[投票(8)]
★4星願 あなたにもういちど(1999/香港)典型的な純愛物語。少しチープなSF的設定が受け入れられるか、受け入れられないかで評価も変わると思うが、セシリア・チャンのけなげなかわいらしさに、すべてがふっとび、すべて許してもいいと思った。[投票(1)]
★5アルテミシア(1997/仏=伊)アルテミシアを演じたバレンティナ・チェルビの、画家として、女としての表情が渾然一体となり、神々しいまでの雰囲気が画面から醸し出されていた。もはや演技を超えた超自然体の演技であり、アルテミシアの一途な生き様がくっきりと浮かび上がってくる。また、海辺での光踊るような美しい映像の数々は印象に残る。[投票(1)]
★5ひまわり(2000/日)誰の胸にも記憶がある、「初恋」の懐かしくも切ない、そして暖かい記憶を、瑞々しく美しい映像で浮かび上がらせた、(個人的に)思いもかけない傑作(になりそこねた作品?)。 [review][投票(4)]
★5贅沢な骨(2001/日)全編を覆う虚無的なけだるさが、何故か心地いい。記憶に留めておきたい数々の映像が、それに輪をかけるように物語をゆったりと導いていく。ただし、予定調和ではなく、少しずつ「歪み」と「あいまいさ」を伴いながら…。 [review][投票(6)]
★5ユメノ銀河(1997/日)モノクロの映像が斬新。研ぎ澄まされた美しい画面がスローモーションのように繰り広げられて、緊密度を保ったまま、一時たりとも目を離せない。この映像に小嶺麗奈浅野忠信のふたりが見事なまでに溶け込んだ。夢野久作の原作の雰囲気を120%くらい遺憾なく再現。ため息が出るほど美しい夢幻の映像に酔え。[投票(2)]
★5バッファロー’66(1998/米)ビンセント・ギャロ演じるビリーのキャラクターがこの映画の核。強がっているけれども、壊れやすくて傷つきやすい内面。真剣になればなるほど、滲み出てくる滑稽さと限りない哀愁。全面的に感情移入してしまったので、5点しかないでしょう。クリスティーナ・リッチの抜けるような白い顔は、体とのアンバランスに目をつぶれば、信じられないほどの美しさだ。[投票(10)]
★4バガー・ヴァンスの伝説(2000/米)バガー・ヴァンスとは、てっきり主人公のマット・デイモンのことだと思ってたので、このキャディさんが主人公?、と少々困惑。物語はアメリカ映画お得意の(?)回想もので、ゆったりした流れの中で安心して見ていられる。ただ、マッド・デイモンのスイングは、どうひいき目に見ても、ずぶの素人のスイングにしか見えなかった。唯一物語に花を添えるシャリーズ・セロンの存在は際立った美しさを見せてくれる。[投票(3)]
★5四月物語(1998/日)これほど暖かくてピュアな気持ちに浸れる映画はないだろう。一人暮らしや大学生活の何気ない日常が実にさりげなく、身につまされるほどリアルに描かれている。松たか子という存在なくしてはこの映画は成り立たないほど、彼女の魅力が最大限生かされている。見るだけで心がほわっ…としたぬくもりに包まれる、大切に、大切に、手のひらで包み込んでいたい素敵な小品。[投票(6)]
★5イルマーレ(2000/韓国)予告編からかなり期待していた映画。冒頭のメインテーマが流れ、幻想的で美しい海辺の家が映し出された時から、好きな映画になると感じた。時空を越えて交わされる手紙が、ふたりを繋ぐ唯一の手段。手紙に託したふたりの想いは、だんだん近づいていく。言葉を直接交わせない分、せつなさは増して、想いは募る。神秘的で美しい作品。 [投票(10)]
★4輝きの海(1997/英)レイチェル・ワイズのあの何ともいえない奥深い瞳に引き込まれてしまった。彼女の純粋無垢な魂が、理解し合うことが出来ない人々の「越えられない海」でさえも繋げてくれるような、そんな希望を抱かせてくれる。ふたりの絆は波間にきらめく光のように、途切れることなく輝き続けるだろう。[投票(2)]
★5姉のいた夏、いない夏。(2001/米)ポルトガルの雄大で美しい映像、全編を覆う絹のような滑らかな肌触り、緩やかに成長を遂げる妹の軌跡、解きほぐされていく姉の死、二度と戻らぬ郷愁に包まれた夏、この作品には、胸に迫るたくさんのきらめきが詰まっている。 [review][投票(1)]
★4春の日は過ぎゆく(2001/韓国=日=香港)ふたりの息づかいや何気なく過ぎていく日常の静謐な空気が、けだるくも細やかに大切に紡がれていく。取り戻せない「時」と流れゆく「気持ち」のせつなさ。ユ・ジテの静謐な演技が透徹な哀しさを生み出して、苦しくなってくる。初見のイ・ヨンエはさわやかで好感が持てたが、正直なところ曖昧な心情に共感できなかった。女心は永遠の謎。[投票(3)]
★5リメンバー・ミー(2000/韓国)過去と現在の時空が繋がるSF的設定が流行(?)の韓国映画だが、『イルマーレ』に続き、心にじわっ…と染みこむ作品に、また出逢えた。清純な印象のキム・ハヌルや、強がる姿がかわいらしいハ・ジウォンの二人の女優が好演。相手を意識する、ちょっとした仕種がかわいい。過去と現在の繋がりが明らかになる場面は、衝撃だった。切なく感傷的な気持ちになるけれども、心がじわじわと暖かくなってくる余韻が心地いい。[投票(2)]
★4イヴォンヌの香り(1994/仏)のっけからパトリス・ルコント節全快。特に触覚的、視覚的な感覚で美しくゆったりと映像を紡ぎだしていく手法に、のめり込んだ。もろに男性的感性の映画なので、女性から見たら、確かに受け入れられないかな、と心配もした。が、これがパトリスル・コントだから、しょうがないし、嫌う人は嫌ってくれてもいい、と開き直った鋭さが、この映画にはある。[投票(1)]
★5レベッカ(1940/米)とてもこの年代に撮られた映画とは思えないほどのすばらしさ。まったくといっていいほど色褪せていない。ジョーン・フォンテーンの美貌はモノクロでも、いや、モノクロだからこそか、心に深く染みこんでくる。なんて柔らかい表情なんだ。そして、じわじわと膨らんでくる、死んだはずのレベッカの存在感。終盤のもつれるような、変化球の連続。いやはや、ヒッチコックはすごいと、いまさらながら驚きです。[投票(5)]
★5水の中の八月(1995/日)高飛び込みの瞬間の美。青春のひとコマ。水の潤いと大地の乾き。石の病と満月のしきたり。幻覚か幻視か果ては神の導きか。小嶺麗奈の美しさは、月光が揺らめく水面のように、つかみどころのない、不可思議な魅力に満ちている。間違いなく初期の彼女のベスト作品だ。惜しむらくは、ラスト付近に、彼女の姿をもう少し観ていたかった。この作品を評価しようとしても捕らえられない魅力を感じる。魂に訴えかける作品だ。[投票]