「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
世界の涯てに(1996/香港) |
意外と印象に残る作品。遠い、荒い波間の高いところで、それぞれ人生の終末を迎えることを夢想するような、そんな静謐な気持ちにさせられる。こういう映画は貴重だ。 (セント) | [投票(2)] | |
失ったもの、見つけたもの。ノルマンをルーツとし中国人を母に持つスコットランドの海の男と、モンゴルの高原に生まれ育ち香港へと流れて来た男。境界というしがらみを失い、人生そのものを流浪する男たちだからこそ、女は二人の生に希望を見つけたのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |