「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
にっぽん’69 セックス猟奇地帯(1969/日) |
『新宿泥棒日記』と同じ時代のアナーキーな状況を切り取ったドキュメンタリーであるが、音楽がいつもの東映調なのがおかしい。また、見せなくていいところを延々見せつけるえげつなさにも東映イズムを感じる。 [review] (太陽と戦慄) | [投票] | |
新宿フーテンのシンナー遊びから始めて、片やエゲツない整形手術や入墨彫りなど高度成長裏口の中継、片や日大闘争や新宿騒乱が記録され、唐十郎は花園神社のテント畳んで沖縄の米兵二世に会う。このごった煮感こそが当時の「性と政治」なのだろう。馬になりたいんですよと語るマゾのオジさんがすさまじい。 (寒山拾得) | [投票] |