★3 | 若干の手持ち照明と手持ちキャメラだけで撮ったようなシンプルな画面が続くが、旅の焦燥感と旅のヒーリング効果いずれもリアルに表わされている。アリスの存在は、あのパッとしない主役の男にとってまさに旅そのものだったろう。 (ジェリー) | [投票] |
★5 | やはり映画において複数の人物が同一の所作を演じることは美しく、また胸を締めつける。リュディガー・フォグラーとイエラ・ロットレンダーがともに証明写真機の前で笑顔を作ること。車を降りて体操をすること。海に浸かって罵りあうこと。列車の窓から外を見やること。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | アリスで思いつくのは不思議。でも、このアリスは超現実的に面喰らってしまった。強烈な台詞は今でも頭に残る。見失いがちの心を再確認する意味ではこの映画はかなり優れていると思う。シンプルながら心情綴った侮れない監督の魂作に感謝。 (かっきー) | [投票] |
★3 | 音楽CANかよ。なんかヴェンダースの作品は、どれも序盤と終盤が面白くて中盤がだるい印象。ロビー・ミュラーの撮影は素晴らしい。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 旅する男と少女。フィルムの回る音。回る輪。なんて愛おしいアリスの表情。私にとってのヴェンダースはコレと『さすらい』。ただただ(そのどうしようもなく美しい瞬間を)撮りたかったという気持ちが、ひしひしと伝わってくる。 (tredair) | [投票(1)] |
★5 | [ネタバレ?(Y1:N1)] って結局オカン帰ってたんかい!! (ヤマカン) | [投票] |
★4 | 物語に依存しない純粋映画と言いたいが、イエラ=アリスに依存してることからは逃れられない。青臭いフォルムへの傾斜は贖罪されたかに見えてもヴェンダースが其処から真に解放されたいわけでもなさそう。その迷える混沌こそが水晶のように美しい。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 冒頭の高い位置から映しだされる、空、橋、川そして薄汚い男、無機質な映像が淡々と......
[review] (よちゃく) | [投票(1)] |