★5 | すべての男は寂しがり屋である。「最後はひとり」という宿命に気づいた男たちの哀愁が立ち込める。昭和の前半を生き抜き晩節を迎えんとする男の焦燥と愛惜を描いて、黒澤の『生きる』と双璧をなす傑作。そして、静かなる怪優笠智衆の快心作。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 駆逐艦「朝風」:昭和19年8月23日、米潜ハッドゥーの雷撃を受けリンガエン湾西方水域にて沈没。 [review] (sawa:38) | [投票(12)] |
★4 | カラーになっても小津色は生きている。感心。でも外国人が見たら小津映画は区別がつかないのではないか。俳優、娘の見合い、素材は同じ。これが遺作か、、。 (セント) | [投票(1)] |
★3 | 最後の作品は笠智衆で終わらせたか。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | なんどもだまされ、それが快感だった。 (tredair) | [投票(1)] |
★3 | 確かに「老いと孤独」はこの映画の中心命題だろう。しかし当時監督が意図したものが、現代の観客からは古本を見るような事になってしまっている二重構造に尚のこと感慨深くなる。☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 小津晩年の本流ホームドラマは『秋日和』で事実上終焉したのだろう。演出技法は一貫しているが腰の据わったテーマを扱ったものとも思えない。滋味があるとも言えるが拡散し徹し切れていない感じが残る。居酒屋の軍艦マーチの逸脱が統一感を削ぐのも一興。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 岸田今日子になってみたい (ボイス母) | [投票(2)] |
★5 | 今までの小津映画とはちょっと感じが違ったように思えましたが(配役のせい?!)、やっぱり良い映画です。 (コマネチ) | [投票] |
★4 | 軍艦マーチにあわせて敬礼しながら体をくねらせてリズムとる風呂上がりの岸田今日子、楽しげなその姿が脳裏から離れない。 [review] (緑雨) | [投票(5)] |
★5 | 映画史上最高の遺作。もう完璧だ。演出力とは時間を描く力だ。我々はこの豊かな時間を本当に取り戻すことができないのだろうか。佐田啓二がタバコの煙で輪を作るカットなんて神業。もう本当に最高。 (ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | 計算され尽くした緻密な画面構成、ドラマ構成!数少ない「完璧な」映画。 (茅ヶ崎まゆ子) | [投票] |
★5 | これだって、立派な「おっさんの妄想」ですよね・・・? [review] (ミイ) | [投票(6)] |
★4 | こんな撮り方、絶対におかしい。真正面から捉えられた人物の視線は話をしている相手ではなく、相手の身体の先のもっと遠くでかつ広いどこかに突き抜けている。 (グラント・リー・バッファロー) | [投票(5)] |
★4 | 杉村春子の登場と、その直後の怖ろしい表情。加東大介の敬礼と行進と軍艦マーチ。機械人形じみた岩下志麻。セリフの執拗なリフレイン。滑稽、それ故の残酷、あるいは不可解。これを狙ってやっているのだ(ろう)から、凄まじい。ついでに、最後に映し出されるアレ、これまたなぜそれがそこにあるのかが不可解。ある意味、完璧な(運命的)遺作。 (鷂) | [投票(3)] |
★3 | 人の縁なんてこんなものかとも思うが、どうにもお父さん主導のみで展開される都合のいい娘や女性の話というのが、何とも。古女房に似た女性然り。お父さん、まだまだボケないでくださいね。 (chilidog) | [投票] |