「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
北京の55日(1963/米) |
史実から映画世界への大胆不敵な架橋。満州人の主要な役割をイギリス人が演じるという超現実的キャスティングはこの映画のくらくらする魅惑となった。美術制作とスペクタクルの演出には彫琢の限りが尽くされるが、ゆるさの伴う演技の演出が残念である。 (ジェリー) | [投票] | |
いわゆる義和団の乱を平定する帝国主義列強の友情を描き、被害者面する加害者の詭弁という気分が蔓延する過去の遺物。この年代までこんなもの撮られていたんだねという点でベトナム戦争による価値転覆の大きさを裏側から証明しており、時代のサンプルとして価値高かろう。 [review] (寒山拾得) | [投票] |