★5 | 急に突拍子もないものが出現したり、いかにも不安定な現代を描き続けている黒沢清が、妙に落ち着いて揺れ動く現代社会を、揺れないでぶれないでしっかり描写した家族ドラマだ。 [review] (セント) | [投票(12)] |
★5 | 黒沢清は嫌いだ! [review] (chokobo) | [投票(2)] |
★3 | 魅力は…あるにはあるんだけど、なんだか全員の脳みその中身がぜんぜんわかんない。?マークのまま進んで、?マークのまま終わってしまった。 (あちこ) | [投票] |
★3 | ずいぶん呑気な母親だなぁ。 [review] (青山実花) | [投票(4)] |
★2 | 公園の炊き出しや職安の長蛇の列や米軍への公募従軍はリアルに目を背け映画内制度に依拠した戯言。又、家庭が真にリストラクトされるには全てが生半可。小泉は裸体を晒して犯されまくれ!香川は殺され殺せ!その果てにこそ子は未来を穿つべきだ。 (けにろん) | [投票(8)] |
★4 | 役所広司が突然登場、コミカルタッチに。この役所が絡んだ奥さんのエピソードが突拍子もなくて、またいつもの黒沢脚本かと、そして別のストーリーが考え付かなかったのかと残念。ただ息子2人との対話シーンは我が家で昔あった情景と同じでハッとする程リアルでいい脚本でした。 (KEI) | [投票] |
★4 | 人は起きてる時にボーっと夢を見てて、それは痛い目に遭わないとなかなか覚めない夢らしい。生きるって状態が、いかに不安定なことか。 (Ryu-Zen) | [投票] |
★5 | 奇しくも小泉今日子にとっては『空中庭園』に次ぐ家族崩壊劇だが、その描写は戯画化されたファンタスティックで一種恣意的なものであり、それゆえにどこかもの悲しさを持つ。寓意的な再生は、むしろ家族であるというだけの危なげなスタイルの元に初めて成就を許される。これは東京という一種の迷宮の中で、敢えて存在し得る大人の幻想譚であるとともに、歪んだ鏡に映し出された真正のリアルだ。 (水那岐) | [投票(2)] |
★4 | まずは、持ち前の不穏さを半透明のオブラートに包み込み、ことあるごとにちらつかせつつ、静かに揺さぶり続ける黒沢演出の繊細さに魅了された。線路ぎわの家から街へと彷徨う父や次男の不規則かつ自然な「導線」が、どうしてこんなに面白いのだろうと関心する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(8)] |
★4 | ひどく屈折した描き方するもんだなぁ。しかしそれがあるからこそラストの涙に意味が出る。音楽は相変わらず個性的で◎。86/100 (たろ) | [投票] |
★4 | 丹念に物語を紡いだ前半は却って黒沢清が映画史上でもトップクラスの瞬発力の持ち主であることを改めて示している。不穏に充実した細部。ケータイ捌きをはじめとした津田寛治の抜群の面白さ。彼が画面外から侵入してきた失業者の列に連なるショットはこの映画の中でも最強のショットのひとつだ。 [review] (3819695) | [投票(8)] |
★5 | 「間宮」も「吉岡」も居ない世界。 [review] (夢ギドラ) | [投票] |
★4 | 奇妙なバランスで持ちこたえていた家族という名の共同体がそのバランスを崩して瓦解し、関係を再構築して「更正」するまでの物語。息子の信任を得ている母親の強さとそうでない父親の軽さの対比が印象的である。 (Master) | [投票(1)] |
★4 | ひどい話なんだけど、日本人なら全否定はできず、懐かしさも感じる。救いがなさそうで、ある。そのバランスを楽しめる映画。
(irodori) | [投票] |
★3 | 例の場面に『他人の顔』の一場面を連想。アンジャッシュの児嶋が意外とハマっている。ドビュッシーはフランス受けを狙っている気がしないでもない。他がいいだけに意味不明な役所広司のパートが腹立つ。
[review] (TOMIMORI) | [投票] |