「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
かいじゅうたちのいるところ(2009/米) |
これも「家」の映画だ。マックス・レコーズの輝きは完璧を超えている。その表情、叫び、囁き、走りが、映画だ。彼が画面に写ってさえいればそれでいいとまで思う。逆光と海の美しさも銘記したい。そして少年やかいじゅうたちの些細で切実な心の行き違い・感情の機微は、共感で息が詰まるほどに私の問題だ。これは、泣く。 (3819695) | [投票(6)] | |
基本は絵本に沿ってますけど、解釈はジョーンズ監督らしさに溢れてます。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] | |
正直、島での物語が少年の魂の救済に寄与する枠組みは見えてこない。が、この愛と孤独にのたうつ者たちのコミューンの崩壊と再生譚は60年代カウンターカルチャーの愛すべき芳香に充ちている。キャロルの真摯とKWの包容力。今こそ思い出すべき大事なもの。 (けにろん) | [投票(6)] |