「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ボローニャの夕暮れ(2008/伊) |
父-娘-母の三角関係に緊張を見出す視線に通り一遍でない面白さがある。物語の大部分は父を行動主体に位置づけるが(幕開けのナレーションが明らかにするように)これが娘の回顧譚であることは心に留めておいてよいだろう。幕切れの言葉がハッピー・エンディングへの唐突で強引な意志の顕れとして感動的だ。 (3819695) | [投票] | |
ちょっと不思議な映画なんですね。まずベースはイタリアの戦争末期の解放期。レジスタンスとムッソリーニ体制側との闘争。そしてレジスタンスによる体制側への処刑。日本では想像できないぐらい激動期でもあった。 [review] (セント) | [投票] |