★3 | 今日の映画。「何観てきたの?」「ドラ、ドラ、」「ドラえもん?」 [review] (G31) | [投票] |
★4 | 物語としては陳腐だが、ばちっと決めまくった構図に、無口で控え目な主役が映える。いちいちカッコつけまくったカメラワークといい、ひねりのない話といい、70年代の雰囲気がそこら中に漂いまくるが、いかにも映画らしくて心地よい。 (シーチキン) | [投票(1)] |
★3 | これは本格的にダサい。特に昇降機のキスシーンが悲惨。取り沙汰するべきは技術以上に、技術の用法を方向づける演出家の美意識だ。キャリー・マリガンの打擲にあのような軽い音を当てながら平然と居直ってしまえる鈍感神経は積極的に滅ぼしたい。突発的な暴力の演出も二回目以降は見切れてしまって倦む。 (3819695) | [投票(3)] |
★5 | 性急に解を求めるでもなくたゆたうように交わされる視線の濡れた情感。香港ノワール由来の情に流され浸りきる風情が良い。それが、「やる時はやる」の徹底したサディズムに急転するとき物語の帰結は自ずと確定される。その揺ぎ無き節度と信念に心打たれる。 (けにろん) | [投票(2)] |
★2 | オレが高倉健気取りの寡黙でストイック風な映画を嫌いなのは、映画そのものが「どうですこんな俺! カッコいいでしょう泣けるでしょう」とヨダレ垂らして尻尾振ってるからだ。その恥知らずな自己愛に、心底ウンザリしてんだよな。 (ペンクロフ) | [投票(4)] |
★4 | 待ち続ける5分の倦怠、ハンドルに巻きつけられた時計、多用されるスロー、時系列を前後させて組み合わせる(北野武映画のような感触)・・・どうも本作は時間操作自体が影の主題ではないだろうか。随所に出てくるシュールなイメージにも驚かされる。 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] |
★3 | 冷静で緻密な頭脳プレイが冴える「沈着」。想定が覆され計画が破綻した「動揺」。屈辱と悲しみが炸裂する「激怒」。寡黙なドライバー(ライアン・ゴスリング)の運転に男の心が映る。はにかみ笑いと暴力の間の空疎をドライブでしか埋められない孤独が切ない。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |