「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳(2010/中国) |
殺人技術としての体技が強調されたオープニング・シーンは、巻頭ゆえのインパクトを差し引いても全篇で最良のアクション設計だったかもしれない。ピアノの腕前も披露するなどドニー・イェンはシーンに即して硬軟をよく演じ分け、武術家らしい鋭さを維持したまま役者としての安定感をますます増している。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
日本人の悪玉憎しのベクトルが今いち明晰ではなく無駄に寄り道するので盛り上がらないこと甚だしい。ドニーは変装ネタにせよ白の武道衣にせよリスペクトバリバリだが、ラストの死闘を含めしなくていい比較感がよぎる。所詮、正気では狂気に勝てないのだ。 (けにろん) | [投票] |