★4 | 愛も希望もない。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★5 | 松竹ネオレアリズモ。 (tomcot) | [投票] |
★3 | 川崎市を舞台とする。冒頭の靴磨きシーンは川崎駅前か。望月優子とその隣は谷よしの。谷は、本作では珍しくクレジットあり。鳩を売る少年は望月の息子の正夫。彼から二羽の鳩を買ってくれた女子高生、京子は富永ユキ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | 鳩を、自身を、愛と希望を売り。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★4 | 正夫と京子は、出会わない方がお互い幸せだったと思う。正夫役が美少年な分、京子役のブスさが目立つ。['03.7.25京都文化博物館] (直人) | [投票] |
★5 | 大島にしては骨太。途中まではイタリアのデシーカ風。しかし、社会の不条理、生きながらまさに相容れない階層分離、それは新しい斗いを予見させるものだった。少なくとも大島はデビュー作で宣言したわけだ。才能がほとばしる秀作。 (セント) | [投票(3)] |
★5 | なんだかしみったれたカビくさい作品だなぁと思うのですが、どうにもこうにもこういうのが好きみたい。 [review] (づん) | [投票] |
★4 | 物の善悪さえ狂わす吹き溜まりのような街で、誇りを持って生きる正夫。たとえ間違っていても彼の健気さは美しい。そこらの松竹映画とは一線を画す具象性に立ち返った脚本の力が大きい。 (マッツァ) | [投票(1)] |
★5 | 大島渚は「リアルと観念」をフィルムの上に両立させることのできる稀代の作家である、ということをデビュー作にして証明した。演技者を突き放してとらえるシビアな視線が、観る者の空想や情緒を徹底的に排除する。最後の5分間は身震いが止まらない。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★5 | 貧乏人に手を差し伸べる金持ちが不美人ってのも大島リアリズムの一環なのだろうか。 (町田) | [投票(1)] |
★3 | 確かにこの時代は貧富の差が歴然としていた。だけど今、果たしてどの程度日本は“豊か”になったんだろう? [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 現実はなかなか厳しいということか。伝書鳩を使うというのも、今や時代を感じさせるが、そのメッセージは重いね。 (丹下左膳) | [投票] |
★2 | 鳩も鳴かずば・・・。クー。 (G31) | [投票] |
★5 | 「愛」や「希望」を信じ、嘘によるその喪失を怒ったのはブルジョア娘だけだった。少年にはもともと「愛」も「希望」もなく、嘘だけが身近なファクトだったから、彼は笑えた。あるいはその笑いは、なくても生きてゆけるものを失って怒る娘への嘲笑だったかもしれない。 (水那岐) | [投票(3)] |