森下能幸の映画ファンのコメント
彼らが本気で編むときは、(2017/日) |
女に生まれた者たちは女で“ある”ことでジェンダーの煩わしさにさらされ、女の姿を得られなかった者は過剰に女“らしく”ふるまうことで社会的な違和にさらされる。この“らしく−ある”ことの人間的生理と社会的意味との精神衛生上のバランスに正解はあるのだろうか。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] | |
荻上の異次元感覚が好きだったが、今回はリアリティあふれるマイノリティがテーマだ。が、問題作というのではない。優しく、丁寧に撮られた為、暖かい作品に仕上がっている。さて、 [review] (KEI) | [投票(1)] | |
結局の育てより産みの親展開が形骸的とは思えぬのはそこに至るまでに充分なドラマ上の軋轢が展開されたし示唆に富んだ細部が豊穣だから。ジェンダー絡みの主題の背後に横たわる輪廻のような母・娘・孫の女3代の性が複層的。掉尾柿原りんかの驚愕的発見。 (けにろん) | [投票(3)] |