コメンテータ
ランキング
HELP

「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

東京物語(1953/日) 早春(1956/日) 東京暮色(1957/日) 彼岸花(1958/日) 浮草物語(1934/日) 浮草(1959/日) お早よう(1959/日) 秋日和(1960/日) 突貫小僧(1929/日) 小早川家の秋(1961/日) 大学は出たけれど(1929/日) 東京の合唱(1931/日) 大人の見る絵本 生れてはみたけれど(1932/日) 秋刀魚の味(1962/日) 戸田家の兄妹(1941/日) 父ありき(1942/日) 長屋紳士録(1947/日) 晩春(1949/日) 麦秋(1951/日) お茶漬の味(1952/日)が好きな人ファンを表示する

「桐島です」(2025/日)************

★3梶原阿貴高橋伴明はあえて“桐島の物語”を創ろうとしない。彼の思想性や潜伏生活の困難を強調するでもなく、小さな人間関係の些末な日常を淡々と描く。いきおい桐島像は毎熊克哉という役者の立ち居ふるまいに託される。毎熊はその重責をよく全うしていた。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4手配され名を変え土建屋に職を得て寮の1室で爾来50年。シャブ中の同僚やコソ泥の隣室の住人。置かれた環境の遣る瀬無さ弥増す。酒場で聴いた「時代おくれ」の胸打つ佳境。それだけに後半「闘争」の熾火が燻り続けてたって描写は要らぬ伴明の自己弁明。 (けにろん)[投票]